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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数527

全527件 401~420 21/27ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.127:
(6pt)

エリーが主人公?

ダルジール警視ファンとしては、登場場面が少なくて物足りない小説でした。
あと、オデッセイ?みたいな小説が途中途中に挟まれた形になっていますが
たぶん、これは私の推測ですが、ヒル自身が本来書きたかった戯曲?なのではないでしょうか。
ずっと推理小説を書いてきて、たまには戯曲でも!と思ったに違いありません。
あるいは、若い頃、戯曲を書いた経験があるのかも!

ただ、そのヒル自身が書きたかった戯曲(私の推理ですが)
面白さがイマイチ分からなくて、途中全く読みませんでした。


武器と女たち―ダルジール警視シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
レジナルド・ヒル武器と女たち についてのレビュー
No.126:
(6pt)

ダルジール警視もの

警視ものとしても、単なるミステリーとしても
そこそこ楽しめると思います。
ただ人間関係が複雑で、登場人物の欄を何度も何度も行ったり来たり。
苦労しながら中盤までいくと、段々と全体像が掴めると思います。

ひとつだけ。
題名の「子供の悪戯」これがいただけない。
タイトルって大事ですよね~。

子供の悪戯 (ハヤカワ ポケット ミステリ―ダルジール警視シリーズ)
レジナルド・ヒル子供の悪戯 についてのレビュー
No.125:
(8pt)

「フロスト日和」から始まって

とうとう最後の小説になりました。
最初「フロスト日和」を読んだ時は、こんなに面白い警察小説があったとは!
と、びっくりものでした。
そのあと、作者がもう亡くなっていることを知り
一年に一冊?ずつ大切に読んできました。

どの小説も繰り返し読みたいぐらい!
事件なんてどうでもいいなんてことは言いませんが
フロスト氏の発言・行動。そして思慮深さと温かさ。
人間味あふれるフロスト氏に感謝です。

夜のフロスト (創元推理文庫)
R・D・ウィングフィールド夜のフロスト についてのレビュー
No.124:
(7pt)

クック作品のファンなら

きっと楽しめると思います。(話の内容は兎も角として)
一番好きなのは「記憶シリーズ」ですが
読み終わった今となっては、残りの小説を読むしかありません。

「心の砕ける音」よりも、私はコチラの方が好きかな。


闇をつかむ男 (文春文庫)
トマス・H・クック闇をつかむ男 についてのレビュー
No.123:
(7pt)

はじめてのジェファーソンもの

予想よりも面白くスイスイ読める本格派小説。
女性が主人公の小説はちょっと苦手なのですが
(まあーこの女性主人公も苦手と言えば苦手ですが)
描写が素晴らしく気にならずに?読み終わりました。

といっても、同じ主人公の小説はもういいかな。
ブルー・アワー〈下〉 (講談社文庫)
No.122:
(8pt)

タイトルがイマイチですが

もう少し捻ったタイトルか
あるいは、そのまま英語?の題名でも良かったかも。

「ファイアーウォール」よりも、題材としてはコチラが好みですが
全体としては、「ファイアーウォール」の方が締まっていたかも。
この小説の点が1つ多いのは、ただ単に事件が好みか好みでないかの違いと
難民を扱っている社会派ミステリーになっていたから。

警視ものであり、社会派ミステリーでもあり
そして最後は切なさだけが残る・・・・。



殺人者の顔 (創元推理文庫)
ヘニング・マンケル殺人者の顔 についてのレビュー
No.121:
(7pt)

こういう展開って好き

最終的に警視が犯罪を解決することは分かっているのだけど
(犯罪小説はそういうものだという点で)
話の流れや展開が好みの小説でした。

途中、警視の行動に対して???と思う点はありましたが
まあーそういう風に話が流れるのも有りと思えば有りかも。

上手い小説っていうのは、雑な点?ちょっと待ってよ!というものも
吹き飛ばしてくれるような「芯」があるのでしょう。
やっぱりこの警視ものは好きですね。

ファイアーウォール 上 (創元推理文庫)
ヘニング・マンケルファイアーウォール についてのレビュー
No.120:
(4pt)

最後まで読むと分かるのだけど

わざわざ選んで読むほどでもなかったような・・・。
まず表紙に魅力なし。
会話も面白みに欠けるわけではないけど、新鮮味なし。
主人公も悪いわけじゃないけど、惹きつけるものなし。

そういえば、評価の高い「二流小説家」も私苦手だったんだなあ~。
相性が悪いのか??

ミステリガール (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
デイヴィッド・ゴードンミステリガール についてのレビュー
No.119: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

多少の雑さに目をつむれば

物語の展開、スピード感は楽しめます。
ただ、もう少し丁寧に書いて欲しかったな~という思いがあります。

ミステリー小説でも(犯人もオチも謎も何もかも分かっているのに)、もう一度読んでみたいと思うものがあります。
この小説は、二度目はないですね。
どうなるんだろうという、その点だけが気になって夢中で読める作品には違いないのだけど
細部がちょっと残念です。

ハリー・クバート事件 上
No.118:
(5pt)

描写は好きです

人物描写、風景の描写、部屋の描写等々
緻密に表現できる筆力は圧巻ものですが
あまりにも難しすぎて、ついていくのが精一杯でした。



高慢と偏見、そして殺人〔ハヤカワ・ミステリ1865〕
No.117:
(5pt)

はじめてのアルテものでした

個人の好みとしては、ジョンディクスンカーの方が読みやすいかな?
あと一冊読んでアルテファンとなるか、或いはこれっきり?となるか・・・。
感じとしては全然悪くないのですが、頭に入りにくい小説でした。
死が招く (ハヤカワ・ミステリ文庫 HMア 19-2)
ポール・アルテ死が招く についてのレビュー
No.116:
(4pt)

短編集でした

すみません、短編集をこちらの手違いで長編で登録してしまいました。

評判が良かったので読んでみたのですが
私の好みとは違っていたようで、どの作品も楽しめませんでした。
たぶん、お若い方向けなのかもしれません。

夜更けのエントロピー (奇想コレクション)
ダン・シモンズ夜更けのエントロピー についてのレビュー
No.115:
(6pt)

一つ一つの会話は面白いのですが

ダルジール警視ものとしては、あまり好きな小説ではありませんでした。
登場する人物の個性も活かされ、ヒル得意の人物描写も優れているのですが
どうしてダメなんだろう???

たぶん、ダルジールとパスコーとその他の刑事さんたちの絡みが少なかったせいかな?
ああいう「ファリミー」が活きてこそ、レジナルドヒル!だと思います。

四月の屍衣 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
レジナルド・ヒル四月の屍衣 についてのレビュー
No.114:
(7pt)

はじめてのジョーシックススミス!

ダルジール警視ものと勘違いして読み始めて・・・。
あれれ?アンドルーが全然出て来ない!と・・・。

はじめてのジョーシックススミスものでしたが
これがなかなか面白くて、大ファンになってしまいました。

ダルジール警視ものばかりを連続で読むと(それはそれで楽しめるのですが)
ちょっとマンネリになりそうな展開もあったりしますが
間にジョーシックススミスものを挟むと、これまた良い感じになりそうです。

幸運を招く男―私立探偵ジョー・シックススミス (ハヤカワ ポケット ミステリ)
レジナルド・ヒル幸運を招く男 についてのレビュー
No.113:
(6pt)

普通に?面白く楽しめる!

ダルジール警視ファンの方には普通にお薦めできます。
はじめてのダルジール警視ものでしたら、古いものを一度読んでからの方がいいかもしれません。
登場する刑事さんたちは、個性派揃いなので
各人の特徴を?踏まえてからの方が読みやすいかもしれません。


死にぎわの台詞 (ハヤカワ ポケット ミステリ―ダルジール警視シリーズ)
レジナルド・ヒル死にぎわの台詞 についてのレビュー
No.112:
(8pt)

久々に心躍る小説でした

かなりの長編ですが、先を読みたい一心で2日間での読破でした。
タイプとしては、スティーヴンキングの「ニードフルシングズ」
少年が主人公だから、甘っちょろい青春小説と思って読み出したのですが
ここまで揺さぶられるとは!

登場人物のキャラクターもしっかり描かれてるし、出てくる人たちの何とも個性的なこと!
この時代のアメリカのことは何も知らないのに、故郷の小説を読んでいるような郷愁を感じるのは何故なのでしょう。
出だしからまた読んでみたいような。
でも、しばらくは読後の余韻に酔っていたいような。


少年時代〈上〉 (文春文庫)
ロバート・R・マキャモン少年時代 についてのレビュー
No.111:
(6pt)

ジャンレノみたいな?ブルースウィリスみたいな?

あるいは、ジャックリーチャーみたいな。

ミステリーというよりも、アクションものといった方が近いかもしれません。
主人公の顔はなかなか想像できませんでしたが
若い頃のブラッドピットみたいな感じでしょうか。
刑事役は、冗談を言わないブルースウィリスかな?
ジャンレノだと、ちょっと知的すぎる?かもしれません。

ジョーネスボ作品は、初めて読んだ「スノーマン」が意表をついてて良かったので
二作目にこの小説を選びましたが、もういいかな~。

ザ・サン 上 罪の息子 (集英社文庫)
ジョー・ネスボザ・サン 罪の息子 についてのレビュー
No.110: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

PDジェイムズ三作目

三作目となると、段々作者の持ち味?カラーといった、その人ならではの特徴がわかってきます。
二作目の「策謀と欲望」よりは、「原罪」の方が入りやすかったですね。
(入りやすいと把握しやすいとは、ちょっと違うものですが)
読み進めながら何度も何度も登場人物リストを確認しました。
なじみが無い名前という点もあるのでしょうが、ここを省略しないのが
PDジェイムズを好きになるコツ?だと思います。

原罪 (上) (ハヤカワ ポケット ミステリ 1629)
P・D・ジェイムズ原罪 についてのレビュー
No.109: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

根性が必要です!

登場人物の把握
その土地の風景
などなど、読み進めるためには、根気が必要な作品でした。

読み終えると、あと数冊読んでみたいな~と思わせる内容でした。
(お初PDジェイムズは、「女には向かない職業」でした)

策謀と欲望〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
P・D・ジェイムズ策謀と欲望 についてのレビュー
No.108:
(4pt)

日本人好みの?タイトル

「霜」とか「~の前に」とか
日本人好みのタイトルだと思いました。
と言う私も何となくタイトルに惹かれて読み始めましたが・・・・

親子間で話を進めるミステリーって、やっぱり難しいのかもしれません。
個性の強い(それもかなり強い)親子の話、それもミステリーって、ハードルが高いのかも。


霜の降りる前に〈上〉 (創元推理文庫)
ヘニング・マンケル霜の降りる前に についてのレビュー