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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数170

全170件 1~20 1/9ページ

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No.170: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ものすごく難解です

「死者の国」も既読なのですが、まずは先に読んだこの本から。
グランジェ氏の本は確か初めてだと思います。
ここまで難しいと分かっていたら、最初から読まなかったかも・・・です。
でも、最後まで読みたい!と思わせるほどの熱狂?囚われたものになったような感覚でした。

こういう作家さんなのだと分かって「死者の国」を読むと、あれほど難解だと思っていたものが、それがグランジェ氏の真髄だと理解できます。
長いし内容も重いし困難な道ですが、未読の方にはお勧めです。


通過者 (BLOOM COLLECTION)
ジャン=クリストフ・グランジェ通過者 についてのレビュー
No.169:
(7pt)

期待以上のものはなかったけれど、今後に。

狙いとしては良かったと思います。
でも、あまりにも「念入り」すぎて、私には現実味が乏しいように思えました。

今後に期待を込めて「7点」です。
こういうミステリーを書く女性作家さんは少ないので二作・三作と続けて読みたいです。


念入りに殺された男 (ハヤカワ・ミステリ)
エルザ・マルポ念入りに殺された男 についてのレビュー
No.168:
(7pt)

こういうミステリーもたまにはいいのかも

ミステリーにしてはちょっとセンチメンタルな感じもしますが
たまにはこういうのも気分が変わっていいのかもしれません。

エスケンス氏の本は初めましてでしたが、思い出した頃また読みたいですね。
大人のミステリーという印象でした。

償いの雪が降る (創元推理文庫)
アレン・エスケンス償いの雪が降る についてのレビュー
No.167:
(7pt)

安心して極上のミステリーが味わえます

やはりスローター氏はこの手のミステリーが上手いですね。
きっと面白くなるはずと確信しながら読むのも乙なものです。

しばらくスローター氏から遠ざかっていましたが、また一から読みたくなりました。
一度読んだ本でも(内容と結末がわかっていたとしても)読んでいる間楽しめそうです。
ブラック&ホワイト (ハーパーBOOKS)
カリン・スローターブラック&ホワイト についてのレビュー
No.166:
(7pt)

こういう展開も面白い!

こういうミステリー好きです。
この人の小説がまた読みたいな〜と思わせてくれる作家さんです。

内容が面白いというよりも発想が興味深くて、次の作品も楽しみです。


エミリーの不在(上) (講談社文庫)
ピーター・ロビンスンエミリーの不在 についてのレビュー
No.165: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ミステリーというよりも人間ドラマ

悲壮感漂う感もありますが、人間ドラマと思って読んでゆくと、主人公に共鳴している自分がいました。
独断と偏見でアメリカという国はもっと姉妹間があっさりしたものと思っていましたが、主人公が妹を思う気持ちに感情移入してしまいました。

ムーア氏にとって初めてのミステリーということで、人間ドラマ的?なものを強く感じるのは間違っていないようです。
この作家さんの小説も併せて読みたいところです。


果てしなき輝きの果てに (ハヤカワ・ミステリ)
リズ・ムーア果てしなき輝きの果てに についてのレビュー
No.164: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

好みがわかれるでしょうが、私は好きです。

「ストーンサークルの殺人」が面白かったので是非とも読みたいと思って。
期待以上のものはありませんでしたが、前作と合わせて読むとそれなりに楽しめると思います。
いきなりこの「ストーンサークルの殺人」から読むとつまらないかもしれません。

こういう作家さんはきっとネタがつきないと思うので、これからもどんどん書いて欲しいですね。
ミステリー界ではちょっと異色ですが、ネタと登場人物で読者を翻弄する・・・そんな期待の作家さんですね。


ブラックサマーの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
M・W・クレイヴンブラックサマーの殺人 についてのレビュー
No.163:
(7pt)

多少の物足りなさはあるものの

これがビュッシ氏の描き方なのかもしれません。
「彼女のいない飛行機」や「黒い水連」に似た感じもありますが(題名から期待して読むと、最後はちょっとガッカリもの?)
結末を追うというよりも内容をジックリと読ませたい作家さんなのかもしれませんね、そういう点では成功していると思います。

三冊ともタイトルがいいですから、やっぱり手に取ってしまいますよね、表紙もなかなかいい味してますし。

さて四冊目はどうでしょう。やっぱり読んじゃうかも!?


時は殺人者 上 (集英社文庫)
ミシェル・ビュッシ時は殺人者 についてのレビュー
No.162: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

タイトルに惹かれて読み始めましたが

ダール氏の小説は以前にも読んだことがあり、読みにくいんだけどそれを超えたところには「ザ・ミステリー」があると。
この小説も私には非常に読みにくくまた翻訳もアレ?と思うところもあって、それでも最後まで読んでみました。
率直な感想は、時間に余裕がある時は楽しめるのでしょうが・・・といったところです。

でも、新作が出ると、必ず読むと思います。


時計仕掛けの歪んだ罠 (小学館文庫)
アルネ・ダール時計仕掛けの歪んだ罠 についてのレビュー
No.161: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

読書家にお勧めの本です

図書室と聞いただけで胸が躍りませんか?
内容はもちろんミステリーなのですが、こういう題名の本を読むってちょっとワクワクします。
「怪」とついているだけあっておどろおどろしいところもありますが、私は十分楽しめました。
二作目を捜しているのですが、見当たらないのが残念です。


図書室の怪 (四編の奇怪な物語) (創元推理文庫)
No.160: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

無理やり書いた感が無きにしも非ず

今までのシリーズからすると、物足りなさもあり。
でも、そこはジョーだから?見せ場はあります、それとネイトも良い味だしてます。

ただ、期待したほどではなく、なんだか同窓会に紛れ込んだような「会う前は楽しみだったけど、再会して良かった人もいたけど
これならわざわざ出席しなくても良かったかな」みたいな。

シリーズ愛好家としてはもちろん外せない本ですが、この本を初めて読む方にはちょっと理解できないことがあるかもです。
次に期待します!

越境者 (創元推理文庫)
C・J・ボックス越境者 についてのレビュー
No.159:
(7pt)

最終的にはその人の好みだとは思うのだけど

期待したほどのものではなかったというのが率直な感想です。
もう一冊読んでダール氏の評価をつけたいと思います。

ミステリーとしては複雑でここまで内容を掘り下げないといけないのかな?という思いもあります。
でも、簡単なら簡単で物足りないとか言われるのでしょうね。
掘り下げること自体が成功しているかと問われると・・・あとは読む人の好みでしょうね。

狩られる者たち (小学館文庫 タ 1-2)
アルネ・ダール狩られる者たち についてのレビュー
No.158:
(7pt)

フェーア氏の小説な二作目ですが、この雰囲気は何だろう

独特の雰囲気があります。
寒さ知らずのところで育った身としては北欧の厳しさがピンときませんが、それでも「厳しい」ということは十分伝わってきます。
タイトルの「羊の頭」というのが最初分からなかったのですが、これも独特の雰囲気を醸し出している要因ではないでしょうか。
こういう唯一無二の作風ってきらいじゃないです。

ミステリーに主体を置いたというよりも、人間対人間、駆け引きですね。
次の小説も楽しみです。


羊の頭 (小学館文庫 フ 8-2)
アンドレアス・フェーア羊の頭 についてのレビュー
No.157:
(7pt)

ボッシュシリーズとして外せないものの、とても単調でした

もうちょっとジェットコースター的な展開が欲しかったところです。
ボッシュシリーズだから読んでいますが、これが無名の?新人さんの?ミステリーならさてさてどんなものでしょう。

ここまでずっとシリーズを読んでボッシュの大ファンとしてこれからも読み続けるとは思います。ここまできたのだもの。
でも、正直以前のようにどんな本だろう〜とワクワクしながら読むことは少なくなりそうです。

鬼火(下) (講談社文庫)
マイクル・コナリー鬼火 についてのレビュー
No.156:
(7pt)

期待したほどのものではないけれど、リーガルもの好きには堪らない?

リーガルものと思って読み始めたのですが・・・
想像とはちょっと違ったみたいです。

陪審員制度や大陪審の制度。
これらはミステリーから学んだといっても過言ではありません。
ムーア氏が目標としているものと私の好みがずれている?感覚が否めず、ムーア氏の小説はもういいかな~。
評決の代償 (ハヤカワ・ミステリ 1969)
グレアム・ムーア評決の代償 についてのレビュー
No.155:
(7pt)

こういうミステリーもアリだと思います

よく時代考証されたミステリーだと思います。
ただ、難点としては分かりづらくとても難しい・・・。
それに戦争ものをあまり読みたくない人にとっては、辛いものになると。

読み終えて考えるのは、私の場合単発ものではなくシリーズものが好きなのだと。
続きがあるから、新作を読んで昔の記憶をよみがえらせて楽しめる。
「狼たちの城」の続編があるかどうかは分かりませんが、ベール氏の新作はきっと面白いものになりそうです。


狼たちの城 (海外文庫)
アレックス・ベール狼たちの城 についてのレビュー
No.154: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

シェットランド諸島シリーズ七作目、今までと比べると物足りないかな~

及第点はあると思うのです。
ですが、今までシェットランド諸島シリーズを楽しみに読んできたものとしては、やはり物足りなさは否めません。

この点がシリーズ化の残念なところだと思います。
一作一作をその都度ワクワクしながら読んでゆく・・・面白くて当たり前。
つまらないと感じたら、作者の腕が落ちたな〜などと勝手に思ってしまう。
次に期待しています、きっと八作目は面白いものになると信じてます。


地の告発 (創元推理文庫)
アン・クリーヴス地の告発 についてのレビュー
No.153: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

これはミステリーというよりもハードボイルド?

主人公の活躍ぶりを見ていると、男性陣が好みそうなハードボイルド系で
私の好みではないとしても、そこそこ読ませてくれます。

ミステリーとしても、まずまずでこういう小説を読んだのは初めてではないでしょうか。
読んでいるあいだは、内容に引き込まれて夢中でしたが
モズリイ氏の本をまた読みたいか?と聞かれたら、「もうお腹いっぱいです」と答えるかも。
好みが分かれるところではないでしょうか。

流れは、いつか海へと (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
No.152:
(7pt)

少し物足りなさはあるものの

「そしてミランダを殺す」が突出していたので、「ケイトが恐れるすべて」が物足りなく感じます。
波乱万丈な展開が欲しいのではなく、もう少しこちら側に(読者側に)納得するものが欲しかったところです。

ただスワンソン氏の着眼点は他のミステリー作家にはないものがあるので、このまま本を出し続けてほしい。
今までに読んだことのないスワンソン氏らしいミステリーに期待しています。




ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)
No.151: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

これぞ正統派ミステリー!

久しぶりに正統派ミステリーを読みました。
たまにはこういうのもアクセントになっていいですね!
(毎回だとちょっと退屈するかもしれませんが(笑)

代診医というのが日本でもあるのかどうかは分かりませんが、独特のやり方でこれはこれでアリなのでしょう。
未読の方にはお勧めです。

代診医の死
ジョン・ロード代診医の死 についてのレビュー