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ももか さんのレビュー一覧
ももかさんのページへレビュー数43件
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情のあるミステリーというのか、読み終わったあとでも余韻が残りました。
ノイハウス氏の本はほとんど読んでいますが、この本が一番好きです。 単なる殺人事件ではなく、心を動かされるような仕上がりになっていると思います。 こういう出会いがあるから、やっぱり読書は止められません。 もう一度最初から読みたいぐらいです。 |
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よく読まれている小説ということは知っていました。
さてさてどんな塩梅かな~と読みだしたら、最後まで止まりませんでした。 読書を続けていると、こういう出会いがたまにあるからホント嬉しい限りです。 二作目も評判がいいので今から楽しみです。 こういう切り口、役者が個性的、想像できないほどの展開・・・まさに私好みでした、未読の方にはお勧めです。 |
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「償いの雪が降る」に続いて二冊目です。
「償いの雪が降る」は、それほど感動しなかったのですが、今回の「たとえ天が堕ちようとも」は正に私の好みにドンピシャで大満足でした。 こういう出会いがあるから、読書は止められないんですよね。 新作が出るのが楽しみな作家さんが一人増えました。 |
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「キングの死」もそうですが、ジョンハート氏の描く兄弟愛はホント群を抜いています。
どうしてここまで書けるのか不思議なくらいです。 スタンドバイミー的な場面もあり、どこか懐かしささえ感じます(アメリカのことは何も知らないのに) こういった郷愁や青春の甘酸っぱさや育った場所への郷愁。 どこを切り取っても満点だと思います。 記憶に残る一冊になりました。 |
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二作目になると、警部・検事・署長・副署長などなど個性的な面々の性格が絞られており読みやすかったです。
シリーズものの良いところですね。 ミステリーとしても群を抜いており「集結」よりも私は好きですね。 イタリアではテレビドラマ化しているようで、日本でも見られたらいいのに〜。 肩ぐるしいところもなく、一作目同様サクサクと読めますので未読の方にはお勧めです、まずは「集結」から。 |
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こういう展開大好きです。
主人公もいい感じだしわき役陣も個性的で好みです。 警部のキャラクターは犯罪心理捜査官セバスチャンに似たところもありますが、犯罪そのものに関してはこちらの方が興味深いものがありました。 もしかして表紙を書いているのは同じイラストレーターの方でしょうか、こちらもよく似ています、あとで確かめてみましょう。 ヴィスティング警部の魅力は最後まで粘って粘って食らいついた獲物を絶対に離さない・・・。 大人の魅力もあり孫思いでもあり、そして上司にしたい投票ならベストワンではないでしょうか。 今年読んだ本の中でベストファイブに入るのは間違いありません。 |
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昔ジャーマンシェパードを飼っていたこともあり、犬好きにはたまらない本でした。
ミステリーというよりも冒険小説に近いような・・・気がしました。 もちろん犯人探しはあるのですが、犯人との絡みよりも犬との絡み・彼らを取り巻く環境と仲間たち。 そして少々人間ドラマも。いい小説ですね。 あと一冊マギーが登場する本があるようなので、それも楽しみです。 |
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内容が重い割にはスラスラと読めます。
こういう作者にはドンドン書いてもらいたいところですが、ちょっと調べてみたらこの一冊しか翻訳されていないようです。 自作自体が一冊だけなのか、それとも日本での翻訳が一冊だけなのか、その点は不明です。 昔々の「大草原の小さな家」風で懐かしさを感じます。 未読の方にはお勧めです。 |
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クルーガー氏の本は既に数冊読んでいますが、この「煉獄の丘」が一番好きです。
毎日何かしらの本を読んでいる中、心躍るものには滅多に出会えません。年間10冊あるかな!? このミステリーは今年のベスト10に入りそうです、嬉しい出会いですね! 面白い本、つまらない本・・・壁本! 色々ありますが、こういうことがあるからやっぱり読書は止められません。 |
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ここまで仕上がりが良いと絶賛というより脱帽ものです。
1ミリの不満もない。 これもハリーボッシュシリーズではあるのですが、連続ものによく見受けられる「マンネリ」や「あ〜、またいつもの展開ね!」といったこともなく淡々とミステリーが続きます。 マイクル・コナリー氏には、更なる飛躍を期待します。彼ならきっとできると信じています。 |
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期待しないで読んでみたのですが・・・
これが掘り出し物で最近読んだ中ではトップでした。 ルメートル氏の本はほとんど読んでいますが、こういう少年目線で書くのも上手いですね。 昔読んだロバートRマキャモン氏の「少年時代」を思い出しました、これも傑作でした。 ルメートル氏は残虐なミステリーが似合うと思っていましたが、この本でその考えを改めなくては・・・と。 まだまだ引き出しがありそうです。 |
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ホロヴィッツ氏二作目です。
「カササギ殺人事件」は全く好みではありませんでしたが、「モリアーティ」は面白く、こんな感じの小説を書く人なら続けて読んでみたい!そう思わせるミステリーでした。 内容としては、純然たるミステリーというか、正統派ミステリーだと思います。 シャーロックホームズは出てきませんが、それでも十分ワクワクさせるものがあります。 未読の方には是非お勧めです。 |
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二年近くボッシュを読んでいませんでした。
が!それだけ間が空いていても読み始めると途端にボッシュの世界に戻れるのがホント不思議です。 ハリーボッシュシリーズの初期の作品で唯一読んでいなかった「ブラックアイス」 見事な筆さばきで惚れ惚れしました。 ミステリーとしても良く出来た内容ですし、登場人物も申し分ありません。 マイクルコナリー氏の凄いところは、広げた風呂敷を最後はちゃんと畳めることではなでしょうか。 シリーズも残り三冊となりました、今度は間を置かずに読みたいものです。 |
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今まで読んだ中で一番の傑作でした。
初期の小説って、ほんと細かいところまで練りに練ってあるのですね。 過去に読んだ中では、これはミステリーというよりも恋愛ものでは?と思う本もあったのですが 今回はミステリーはミステリー恋愛は恋愛と区別した感じがあり、それぞれ楽しめました。 副大統領にまつわる裏話や上院議員の特徴など、知識としても面白かったです。 未読の方には是非お勧めです。 |
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デヴリンの小説を読むと元気になれます!
デヴリンの活躍は相も変わらず見事ですが、今回は相棒のトニーが魅力的でアクション以外でも楽しめました。 主役を引き立たせるもの・・・それは脇をかためる準主役やシリーズものだと毎回登場する脇役たちだと思うのです。 今回はシャナハンが全く出てこないためか、シャナハンを超えるくらいトニーが活躍します。 ミステリーとしては、今度も意表をつくもので十分読みごたえがあります。 デヴリンものは、退屈とは程遠いのでスラスラとページも進みますね。一気に読んでしまいました。 未読の方には是非お勧めです。 |
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「目撃」も良かったですが、この「宿敵」もなかなかどうして。
デブリン捜査官のキャラが最高に面白い!そして彼を取り巻くわき役陣も強者ばかりで非常に魅力的です。 なかでも私のお気に入りがシャナハン捜査官。 彼の独特のユーモアで緊張した雰囲気がガラリと変わりますし、読んでいる方も癒される?気がします。 ボールリンゼイ氏の本は「目撃」や「宿敵」や漢字二文字で統一されているようですが、原題の「CODE NAME : GENTKILL」を活かして もっと過激な?タイトルの方が良かったような。 久々にワクワクしながら読書を楽しめました、ホント感謝です。 |
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過去に「覇者」と「鉄槌」を読みましたが、この「目撃」ほど面白くはなかったような。
主人公も彼を取り巻くわき役陣も魅力的で個性的で関係性がよく表現されていたと思います。 この本の主人公なら、ハリーボッシュにも負けてないかも!? 最初の小説が抜群に面白くて、その後段々と尻すぼみになる作家さん。 最初の小説も今の小説も力が衰えることなく努力している作家さん。 最初の小説はそれほどでもなくても、段々と力をつけてゆく作家さん。 ポールリンゼイ氏がどの作家さんなのか、あるいはどこにも当てはまらないのか、続けて読みたいと思っています。 |
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リンリー警部の相棒、バーバラが良い味だしています。
リンリー警部シリーズを何冊か読んで思うことは、リンリー警部だけじゃつまらない・・・ということです。 毎回毎回小説の相棒となる人物が味わいのある登場をするのですが、私はバーバラが相棒となるものが一番好きです。 彼女は自分と似ているところが多々あるので、友情?を感じているのかもしれません。 物語としては、いつものエリザエス・ジョージらしくミステリーというよりも人間ドラマとなっています。 このドラマが殺人事件とどう結びつくのか・・・ここが醍醐味でしょう。 リンリー警部シリーズも残り一冊となってしまいました、エリザベス・ジョージファンとしては淋しい限りですが 途方にくれた時はまた再読してみようと思っています。 |
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久しぶりといっても、二作目ですが。
一作目に「凍氷」を選んでしまって、この「極夜」の続きになるのですね。 随分と前に読んだ割には主人公や主人公の妻のことを覚えていて、記憶に残っていました。 「凍氷」よりも読みやすく理解しやすくミステリーとしても楽しめました。 犯人探し・動機・複雑な人間模様と宗教。 フィンランドという国は私が考えている以上に複雑なのですね。 「極夜」を読んでから「凍氷」を読むともっと内容が理解できたのかもしれません。 未読の方にはお勧めします。 |
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帯で、スティーヴンキング氏が大絶賛していた通り、最初から最後まで飽きさせないジェットコースタードタバタ劇?といっては失礼でしょうけど
とにかく最後まで一気に読ませる力強いミステリーでした。 エヴァンとジェシーのミステリーは、ミステリーそのものをどうこういうよりも、めくるめく展開で推理小説を読んでいるのを忘れてしまうくらい。 今回はちょっと込み入った内容もあったので、一層頭の中がグルグルと回りっぱなしでした。 エヴァンシリーズはこれで三冊目?ですが、この小説が一番良かったです。 単独で「死の同窓会」を読むのもいいでしょうけど(それなりに楽しめると思います)登場人物の人間関係が複雑なので やはり一冊目から読んだ方がわかりやすいと思われます。 10点をつけたいところですが、原題の「CROSS CUT」がなぜ「死の同窓会」というタイトルになってしまうのか・・・ 確かに同窓会の場面は出てきますが、他の(内容に負けないようなビックリするような格好いい)題名が良かったです。 そこが-1点です。 |
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