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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数527

全527件 421~440 22/27ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.107:
(6pt)

ダルジール警視ファンにはお薦めです

初めてのダルジールものなら、この本の前に最低三冊は読んでおいて欲しい。
なぜなら、ダルジール警視の性格、まわりの刑事の性格
職場環境等々を把握していないと、さっぱり?分からない状況になるからです。

ダルジールファンの私としては、題名がイマイチでした。



午前零時のフーガ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
レジナルド・ヒル午前零時のフーガ についてのレビュー
No.106:
(4pt)

ミステリーというよりも、ホラーかな?

読んでいて気持ちのいいものではありませんでした。

「ささやかな」という題名とはかなり違う展開になります。
グロテスクなものに耐性にない方にはお薦めできません。

ささやかな手記
サンドリーヌ・コレットささやかな手記 についてのレビュー
No.105:
(5pt)

アクションものがお好みなら

読んでみる価値はあると思います。
でも、ヨハンテオリンみたいな「余韻」「情」を感じたい方にはお薦めしません。
女性向け男性向けはミステリーに関しては関係ないと思うのですが
この作品はレイモンドチャンドラーファンの方にはお薦め度高いかもしれません。
ちなみに、私は「長いお別れ」の良さが全く分かりませんでした。どうしてあんなに高評価なんだろう??
アメリカン・ブラッド (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
ベン・サンダースアメリカン・ブラッド についてのレビュー
No.104:
(5pt)

正統派?ミステリー

英国に正統派ミステリー小説が存在するとしたら
きっとデクスターはその中の一人だと思われます。

お初デクスター作品でした。
ユーモアなのか、アイロニーなのか(笑うとこ?悲しむとこ?)
時々考える場面がありましたが、これがデクスターの「やり方」なのね!
と、読み進め方のコツ?が分かってからは楽しめました。

デクスターの小説を読もうと思った切っ掛けは「新人警部モース」の動画を偶然見付けたことからでした。
いえいえ!人生に偶然は存在しない。きっとこの出会いは必然だったのでしょう。
ちょっとだけデクスターっぽいかな?



キドリントンから消えた娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
No.103:
(5pt)

ちょっとだけ映画っぽく

ミステリー小説というよりも、映画の台本っぽく。
小説というわりには、「風呂敷広げて畳まない」
この本はミステリー小説として読むよりも
映画を見たあとで?或いは映画を見る前に読む方がいいのかもしれない。
表紙にジャンレノの顔がバッチリうつってるので、読み進みながら他の人で想像しようとしても
最初から最後までジャンレノの顔がチラチラ。

といっても、本を読んだあとで
映画を観たい!と思える内容ではなかったので、「なにもしない」に一票です。
クリムゾン・リバー (創元推理文庫)
No.102:
(3pt)

「あ~喪失の作家さん」

「喪失」も好みではありませんでしたが
この「裏切り」も全く好みではありませんでした。
外国の話だから・・・とか
若い人の話だから・・・とか
人それぞれ恋愛観って違うものだから・・・とか
そういう問題ではなく、私の肌に合わないだけの話だと思います。
この作家さんの小説はもういいかな。


裏切り (小学館文庫)
カーリン・アルヴテーゲン裏切り についてのレビュー
No.101:
(5pt)

タイプ的には伊坂幸太郎。

たぶん、作者は「このノリを書ける私って素敵」なのでしょうか。
私は年寄りのせいか?全く面白いとは思えませんでした。
小説とラノベの中間みたいな感じですね。
新作が出たとしても、もう読むのはいいです。
今日から地球人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
マット・ヘイグ今日から地球人 についてのレビュー
No.100:
(6pt)

期待していたほどではなく。

でも、及第点にはいってます。
トマスHクック氏の本は好みでよく読んでいますが
その他の作品と比べるとちょっと落ちますね。
この点は人の趣味趣向の分かれるところではありますが
私は「記憶シリーズ」が一番好きです。
彼は大人の人物を書くよりも、少年少女を書いた方が断然上手いと想います。

サンドリーヌ裁判 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
トマス・H・クックサンドリーヌ裁判 についてのレビュー
No.99:
(4pt)

悪くはないのだけれど

どうして人に薦められないのだろう。
というか、人に薦めるのは無理です。
設定や内容、登場人物などなど、しっかり書かれています。
事件の進み方、駆け引き等も悪くありません。
足りないものは何だろう。
たぶん、それは「現実的ではない」という点ではないでしょうか。


ジャンピング・ジェニイ (創元推理文庫)
No.98:
(6pt)

ダルジール警視ファンにはお薦めです

登場人物の性格や私生活。
ダルジール警視の諸々のクセ。
彼のお得意な返しが冗談だと即座に通じる方にはお薦めです。
はじめて読む方にはちょっと難しいかもしれません。

レジナルドヒル氏は、短編よりも長編の方がいいですね。
短編だと、ページの制限のため、半分以上過ぎると「風呂敷」を畳まないといけません。
事件の行方よりも、当意即妙の会話が好きな私には短編集は物足りませんでした。


ダルジール警視と四つの謎 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
No.97:
(6pt)

ちょっと物足りないかもしれませんが

記憶シリーズを読破された方には物足りないかもしれません。
今回はミステリーというよりも、親子関係を中心に書かれているので
ドキドキハラハラをお望みの方にはお薦めできません。
クックの小説が好きなので続けて読んでいますが。

題名と表紙についてのお願いです。出版社の方はもう少し力を入れてください。
せっかくのクック氏の作品が泣いてます。

蜘蛛の巣のなかへ (文春文庫)
トマス・H・クック蜘蛛の巣のなかへ についてのレビュー
No.96:
(8pt)

記憶シリーズ三作目

「夜の記憶」
「死の記憶」
そして「緋色の記憶」
他の二つと比べると、今回はちょっと刺激が足りないような。
最後の展開をやめて、淡々と終わる方が小説の余韻はあったかもしれない。


緋色の記憶 (文春文庫)
トマス・H・クック緋色の記憶 についてのレビュー
No.95:
(4pt)

はじめての「フリードマン」作品

ミステリーは、
アクションがあってもなくても
恋愛関係があってもなくても
時代がいつであれ、国がどこであれ
主人公がやっぱり中心になりますよね。

主人公に全く思い入れができない残念な小説でした。
二作目はもう要らないかな。

もう過去はいらない (創元推理文庫)
No.94:
(5pt)

うーん、二作目は要らないかな

こういう展開なのですね・・・というのが率直な感想です。
古い本でも時代を感じさせないものもあれば、この本のように妙に時代めいてて
古くさくて、とても人様にお薦め出来ないものも。
「殺人症候群」も読んでみたいと思っていたのですが、やめておきます。

心ひき裂かれて (角川文庫)
リチャード・ニーリィ心ひき裂かれて についてのレビュー
No.93:
(6pt)

今までに無いミステリー内容でした

年間100冊近くミステリーを読みますが
今まで読んだことのない展開で、どんどん読み進められました。

ただ、細かく言うと、「あれ?」と思うところもありで・・・。(子供の様子について)
作者が子育てをした人なのか否なのか、それは不明ですが
こんなに簡単にいくかな?と、ちょっと現実離れした点もありました。

ともあれ、秋の夜長に刺激的な(初めての展開という点で)本もいいのではないでしょうか。


スーツケースの中の少年 (講談社文庫)
No.92:
(5pt)

最後まで読ませる!って難しい

ミステリーは(結末がどうであれ)最後まで読ませることが難しい。
(ミステリーファンは最後がどうなるのか、知りたいから読んでいる?)
少なくとも、私はどういう内容の小説であれ、最後まで必ず読む方です。

青チョークの男は、出だしは「この先面白くなりますよーー」
でも、段々尻すぼみ・・・・。

ミステリーって、やっぱり難しい。


青チョークの男 (創元推理文庫)
フレッド・ヴァルガス青チョークの男 についてのレビュー
No.91:
(7pt)

はじめての「ネスボ」作品

はじめて読む作家って、最初、期待半分・後悔半分があります。
今回のネスボ氏は、また続けて他の本も読みたい!と思わせる内容でした。
次は「ザ・サン」の予定。
次も読みたい!となりますように。

スノーマン 上 (集英社文庫)
ジョー・ネスボスノーマン についてのレビュー
No.90:
(5pt)

本格派ミステリーがお好みの方へはお薦めです。

様々なミステリーを読んで思うことは
私は本格派と言われるミステリーよりも、ドロドロとした?推理物が好みなのだと。

内容は定番商品過ぎて、昔はこれで良かったのかも知れない。
でも、今は携帯にコンピューターに電子メディアにインターネットの時代だから
最近のミステリーがお好みの方には少々古くさく感じるかもしれない。

骨と沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
レジナルド・ヒル骨と沈黙 についてのレビュー
No.89:
(6pt)

トムクルーズファンの方にはお薦めです。

半分以上読んでから、表紙の写真がトムクルーズだと気付いて。
主人公の身長は195センチで、体重(たしか)95キロ。
トムと全然違う・・・・。
写真を見ちゃったもんで、小説の主人公がトムの顔になってしまうし
でも、小さいトムがチラチラよぎって邪魔をするし・・・。

作者のイメージは、身体はブルースウィリスをもう少し体格よくして(ブルースは183センチぐらい)
顔はウィリアムハートらしい・・・。
ということは、身体がデッカくて、知性もあるということ?
まあ~映画はヒットしたらしく、二作目も出来たらしいので、トムファンの方にはいいのかもしれない。
私は小説派なので、映画は見ないことにしよう。


アウトロー 上 (講談社文庫)
リー・チャイルドアウトロー についてのレビュー
No.88:
(6pt)

アメリカ深南部

アメリカ深南部という言葉を初めて知りました。
改めて考えてみると、私は小説でも映画でも俳優でも、南部が好きなのだと。

「ねじれた文字、ねじれた路」に惚れて?フランクリン二作目でした。
短編のみなので、腰を落ち着けて読みたい人には少々物足りないかもしれない。
でも、初めての「フランクリンもの」なら、きっと好きになると思います。
彼は外堀を埋めながら、そっち近づき、そして捉えて離さない。

もっともっと彼の小説が読みたい!!
熱望です。

密猟者たち (創元コンテンポラリ)
トム・フランクリン密猟者たち についてのレビュー