心ひき裂かれて
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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ラストに向けての緊張感が良かったです。真相にいたる三者の会話に引き込まれました。 | ||||
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こういう展開なのですね・・・というのが率直な感想です。 | ||||
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「最後の一撃」を楽しむ本です。若いミステリファンが今この本を読めば、最近こんなミステリを読んだことがあるぞと思うでしょう。そういったところはしょうがありません、古典なんですから。いま巷に | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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最後の一文で読者に衝撃を与えるサイコ・スリラー。どろっとした人間関係、どんでん返しなど、ニーリィ節が炸裂する代表作である。 主人公は、精神を病んだ妻を持つ作家。ある日、妻が自宅で何者かに性的暴行を受けてしまう。どうやら主人公がバーで知り合った女性を暴漢から救ったため、その男から恨みを買ったようだ。おりしも連続暴行魔が街を騒がせている最中。警察は、犯人逮捕を約束してくれるのだが…。 主人公の学生時代の両親との関係、その時の悪行、元恋人との別れなど、振り返りながら話しは進む。冗長さを感じないのは、随所に衝撃的なシーンが見られるからだろう。一見、関係がなさそうでも、これは後から効いてくる。 十年以上の歳月を経て、元恋人と再会し、情事に耽る主人公。犯人の再三に渡る侵入の痕跡、遅々として進まない捜査、第二、第三の事件発生…。そして夫の不倫に気づいた妻は…、と続く。 辿り着いた真相の後味の悪さはピカイチだ。端的に言うと狂気の沙汰。好き嫌いが分かれそう。 | ||||
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ニーリィの作品はバリンジャーと違って物語に吸い込まれる様な作風でなく野良利下りダラダラと疲れて来た頃にマグネチュード7クラスの展開に成るまぁこれがニーリィの味だ!タダ悲しい事に一度読むと時間を置いて再読と言う事は100パーセント無い!真夏の夜空に舞う花火の様なモノだ保証してもいい…。 | ||||
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翻訳作品だが、くだけた言回し、乾いた語り口の独特の文章。訳語や言回しに非常に気を使っていることが伺え、翻訳者の個性、表現力が強く作品に滲み出ている。 精神疾患を患う妻、その妻の退院直後のレイプ事件、過去の恋人との経緯と再会、連続レイプ犯との出逢いと確執、レイプ事件の原稿の執筆。精神的にバランスを欠く主人公の一人称の語りで綴られる物語。それと翻訳文が良くマッチしている。 妻やレイプ犯など、精神のバランスを欠く人物が多数登場し、その精神分析が行われているが、主眼は主人公の精神分析である。 最後の第三部になると、主人公と警部補との心理戦が展開され、文庫本の418ページで予想外の指摘がなされ、驚かされる。さらに、439ページでも驚きの指摘がなされ、さらに最後で事件の核心となる<罪意識>に関する真相が明かされる。 まさに、「予想の斜め上」を行く真相である。 | ||||
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精神病院から退院した妻を引き取った夫の身辺でレイプ事件が多発し・・・というお話。 実を言うと、20年くらい前に絶版状態だった本書のハードカバーを図書館から借りて読んでいるので今回が二度目の読書になりました。で、一回目に読んだ際はその幕切れに不快感や嫌悪感を強く感じて後味の悪い作品だなぁとか思いました。今回ネタをしって読んだら、作者が伏線にした文章や会話が兎に角気味の悪い、気持ち悪い部分が多かったので、今でいうイヤミスの元祖かもとか思いました。 前述した様に二度読むと、著者が細心の注意を払って巧妙に緻密に本書を書いているのが判り、その才気に脱帽でした。MWA賞に候補になったのも納得の出来だと思いました。 二度読むと、不快さや巧緻さに瞠目する大傑作。是非ご一読を。 | ||||
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なんで漢字変換しないのっていう語が多過ぎるのと改行も少なく読み辛い。自分で訳した後に文章を読んで、そう思わないのかなといつも疑問に思う。 | ||||
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