■スポンサードリンク
ももか さんのレビュー一覧
ももかさんのページへレビュー数527件
閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
読後、打ちのめされたような、とても嫌な気持ちになりました。
小説としては、お薦めだけど、でもめったやたらとお薦めしたくないような・・・・ 複雑です。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
物語が終わっても何一つ終わるものがない。
悲しい小説でした。 小説の大半は悲しみであったり喜びであったり、それぞれの終わり方があるのに この話は読んだ後取り残されてしまったような、独り冷たい川の中に残されてしまったような寂しさがあるだけ。 映画も撮られているようなので、一度見てみたいと思いました。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
人物の設定は、評価できるものとして、温度差が気になりました。
犯人の背景と犯人が自白?する温度差。 犯人を追う刑事とその家族の温度差。 一冊を読み終えるころには、刑事の面影・人物像が見えてくるのだけど 今回は、最後まで刑事の顔が浮かばなかった。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
ミレニアム3部作最終章です。
ここには感想書いていませんが、1部2部とも読んでいます。 三部作の中では一番好きかも。 二作品を読んだあとなので、背景も役者の個性も分かっているせいもあると思う。 でも、それ以上に期待を裏切らない展開でミステリーファン以外の人もきっとこの作品なら高評価をつけるのでは??? 突飛した個性的な人物って、回を進む毎に逆に色あせて魅力的でなくなってしまう?個性が没個性的になってしまう場合もあるけど、この主人公達(あえて複数形)は、その魅力が全く失われることなく、益々輝いていく・・・。これが作者の手腕なのだろう。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
思いもよらない展開、そしてスピード感溢れる物語の流れ。
好みの問題だろうけど、好き嫌いがハッキリ分かれる作品かもしれない。 私自身、こういう流れは嫌いじゃ無いし、何度もこういう展開の小説を読んできたけれど でもなんだろう・・・展開の割には小さく纏まりすぎた・・・ような気がする。 この内容でテンポ良く進むとしたら、最後はもっとアッと驚くようなものを書いて欲しかった。 この作者で最初に読んだ本が「前世療法」だったせいか、この作品はイマイチでした。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
こういう人間関係、繋がりは初めて読んだような・・・過去にもあったかもしれないけど、毎日読書をする身としては新鮮でした。
内容が詳しく丁寧に書かれているので、いつもとしたら時間がかかりました。 流れが入り組んでいるので一つ一つをしっかり把握していないと、何が何だか?になったかもしれません。 カーリィの本は初めてでした。 もう少し変わった内容も読みたいので、あと三冊は読んでみようと思っています。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
先に「その女、アレックス」を読んでいるので(なかなかの秀逸だったので)
どんな展開になるのか、ワクワク期待しながら読み進めました。 作者が書いているミステリーというか、恐怖感の設定は分からなくもないですが 「怖い!」とは思えませんでした。 「その女、アレックス」で感動、面白い!と思った方は、そのまま「悲しみのイレーヌ」に進まれた方がいいかも???です。 ルメートル氏の作品だからと思って読みましたが、読まなかった方が良かったかな??? |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
女性なら誰でもハリーに恋心を抱くに違いない・・・とは言い過ぎとしても
半数以上はハリーに恋するに違いない。 (男性だって憧れると思うけど) ジェットコースターのように流れる展開の中、どの場面でもハリーは男の中の男! こういう憧れは全世界?共通なのだろうな~と、うっとりとしてしまう。 三級刑事だから、ハリーが格好良く見えるのか、事件がなくても(平凡な日常の世界でも) ハリー自身が格好良いのか・・・ やっぱり事件が絡むから格好良いのだろう。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
ボッシュシリーズで一番好きな小説は?と聞かれたら
「ラスト・コヨーテ」「夜より暗き闇」「暗く聖なる夜」・・・・迷って迷って、「ラスト・コヨーテ」! 二番目に「ブラック・ハート」か「夜より暗き闇」 (ボッシュシリーズ以外なら、「ザ・ポエット」!これは何も迷うことなく決定なんですけどね。) 今回の作品は、ボッシュシリーズの中では「定番」といわれる流れだったと思います。 ハラハラドキドキしながら、順調に話が進んでゆく。 丁寧なボッシュ?サラリーマンじゃないけど、サラリーマン的なボッシュだったと思います。 最後に、タイトルの「ブラック・ハート」。 何の面白みも魅力もない・・・ 私だったら「ドールメイカー」あるいはタイトルそのものの「コンクリート・ブロンド」 コナリーは背後から襲うこともなく?真正面からぶん殴るタイプ?だと思うので ガツン!と直球でタイトルつけませんか? |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
レオの最後の物語です。
どこまでいっても辛い。 終わりはあるのか・・・幸福という終わり方はあるのだろうか。 どこまでも深い、そして冷たい。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
痛みに耐えられる人はどうぞお読みください。
耐えられそうも無い人は最初から手に取らないでください。 ソビエト、ソ連、クレムリン、KGB。 スターリンの巨像が倒されたのは何年前だったのか。 テレビニュースで見たことは記憶にあるのだが、周りの人々、広場にいた人々の記憶はない。 あの時インターネットが今のように世界に通じていたら、どんな映像が見られたのだろう。 ふと、そんなことを思いかけて、でも、知らない方がいいことも沢山出てきただろう・・・ と、そこで思考をやめた。 グラーグを読み終えた今、もう一度スターリンのことを調べてみようと、映像で見られるのなら、探してみようと、そう思わざるを得ない小説だった。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
ユーモアもあふれ、謎解きも難解で、あれもこれもてんこ盛りでした。
Qシリーズはこれで三作目ですが、相棒とのやり取りは一番良かったかも。 遠いところの話なのに、舞台が身近に感じられるというのは、一流の翻訳ものということでしょう。 事件自体はおぞましい限りですが、読み終わったあとに残るもの。 主人公と相棒たちの人間味に救われたということなのかな。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
前作「檻の中の女」のレビューでは、タイトルと表紙のことを触れましたが
今回の作品は、タイトルも表紙も(たとえどんなタイトルであっても)(特捜部Xや特捜部Aであっても)まったく気にすることなく、どんどん読める面白さ満点でした。 私は「檻の中の女」より、こちらが好きかも・・・。 まだ読んでいない方には是非とも手に取っていただきたい! ユーモアあり、ハラハラあり、絶対に損はないです。 (途中、何度も声を出して笑ってしまいました)・・・(笑 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
この内容なら、「その女アレックス」や「ミレニアム」より売れる・売れたはずなのに。
まずタイトルの昭和感。表紙の魅力のなさ。 内容がいいだけに残念ものでした。 警察物は、やっぱり相棒が大事。 主役のカールはジャンレノのようなイメージ。 相棒は(なぜか浮かんだのは)オバマ大統領でした。 しばらく特捜部Qを読み続けます。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
ジョンハートのように淡々とストーリーが進んで行く。
描写は(話の内容はともかくとして)繊細で美しい。 原文は流れるような文章なのだろう。 上海の場面で上海の匂いがしない、イギリスでもイギリスの匂いは少ししかしない。 「城之崎にて」のように、文学作品としては優良なのだろうが、私は少し濁った水の方が好きだ。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
今テレビで話題の人、羽田さんの小説を読んでみました。
長崎弁が良い具合に混じっていて、長崎在住の私には凄く読みやすかったです。 ああいうおじいちゃんって、いいなぁ~。根っこが深そう。 もっぱら海外小説ばかり読んでいる私ですが、羽田さんがこんなにも軽快に書いてくれるって、 やっぱり嬉しかったです。 日本の小説もたまにはいいなぁ~。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
捜査のことは別として、たぶん笑う場面なのだろうな~と思えるような会話があります。
翻訳のせいなのか、元々?なのか、近未来の話なのに(たぶん、2050年とか書いてあるので)会話自体が古くさくて、途中飛ばしながら読んでしまいました。 作者自体が、殺人事件だけども途上人物の会話は楽しくウィットに富んでて「お洒落」でしょ?とアピールしたいのか、それともこういう風合いが読者の心を捉えて離さない!と思っているのか・・・ 小説の内容よりも、設定の方が気になりました。 これが今ウケル会話なのなら、私は今を生きていないのだろうな・・・(笑 初めての作者の本でしたが、これから先もう読むことはないでしょう。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
今まで6冊?エルロイの小説を読んできて、初めて彼の心が分かったような気がした。
謎の小説家、彼って普通の人?それとも・・・。 心も残虐なの?それともホントは純真な人? 彼の小説を読む毎に謎が深まっていく。 求めているのは、愛。 それも単純に人が人を愛する・・・人と人の間に愛がある。 それを求めて、信じて、そのために生きている人なのだと。 小説は彼の心の手段。 模索しながら、その奥へたどり着ければ、彼の純粋さが分かると思う。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
読書が趣味でよく本を読んでいます、ベストセラーものは全部チェックする方です・・・なんて人にはエルロイを勧めてはならない・・・のかも。
極めて危険、でも魅力的。 普段の生活に刺激が欲しい人。 今まで読んだことのないような展開を求めている人。 そんな人にはお勧めです。 読んだあと、きっと砂漠を感じるでしょう。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
警察小説、犯罪小説を主に読んでいるものにすると、最後が意外でした。
これ以上はネタバレになるのでやめますが、作者自体、最後がこれで良いと思ったんだろうか・・・ 私だったら、別のラストをもってくるだろうな・・・と思いました。 良かった点は、スコットランドに興味をもったこと、地図を見ながら、地名を確認したり、大体の距離感を自分で確認したりしながら、楽しめました。 |
||||
|
||||
|