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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数527

全527件 241~260 13/27ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.287:
(8pt)

さすが!ケイトモートン!

この作家さんには毎度驚かされるのですが、今回もまたまたビックリでした。
題名が「秘密」なので、必ず秘密があるとは思って読んでいたのですが
想像以上の?秘密でぶっ飛んでしまいました。

欲を言えば、戦争中の様子をもっと詳しく知りたかったな~っと。
食べ物とか(出てはきますけど、ちょっと物足りない)市井の人々の細々な暮らしをもっと書いてほしかったな~と、その点は不満です。

全体に広がる大らかさ?これは、オーストラリア特有のものかなと、これが良い意味で息抜きになっていて
心地よく?ミステリーを読める要因になっているのではないかと思われます。
彼女の小説では(今まで読んだ中では)「湖畔荘」が好きなのですが
この本も肩を並べるぐらい、上質のミステリーでした。


秘密<上>
ケイト・モートン秘密 についてのレビュー
No.286:
(7pt)

マロリーのファンであるならば、マロリーの軌跡として是非とも読まなければならない。

内容としては、ちょっと物足りないというか、マロリーがいつものマロリーらしく?ないので
消化不良ですが、軌跡と考えるならば、この本は外せません。
うまい具合に、登場人物のオーガスタ(マロリーの遺産管理人)と、警察官のリリスが良い味を出しているので
小説としては、面白く出来上がっています。
ただ、マロリーの活躍という点では、もうひとひねり欲しかったところです。


天使の帰郷 (創元推理文庫)
キャロル・オコンネル天使の帰郷 についてのレビュー
No.285:
(7pt)

シリーズものの良さ。

初めてキャロルオコンネル氏の小説を読む方には難しいかもしれません。
登場人物の説明があまりされていないので、何が何だか?の始まりになるかもです。
これで三作目?四作目?になるので、割とすんなりと頭に入っていきました。
マロリーにはマロニーの良さ?があるし、ライカーも欠かせない存在だし
チャールズにいたっては、あなたの方が刑事に向いてるんじゃない?って、言いたくなるし。
出演者ががっちりガードを固めているので、読者側としてはちょっと置いてきぼりの感もあったかな。

マロリーシリーズは10作品ということですが、残り少なくなるのがなんか寂しいな~。
それにしても、どうして「魔術師の夜」はあんなにもつまんなかったんだろう??不思議。

ルート66〈上〉 (創元推理文庫)
キャロル・オコンネルルート66 についてのレビュー
No.284:
(8pt)

読み応えがあります!

長編ですが、全く疲れることもなく一気に読んでしまいました。
ミステリーとしては、ありそうな?どこかで読んだことがありそうな?ちょっと組み立てとしては弱いと思いましたが
ミステリー以外の描写が素晴らしく(特に上流階級の暮らしぶりがよく伝わってきて、これだけでも憧れちゃいます)
ここまでよく書けるものだと、脱帽でした。

以前読んだ「湖畔荘」も感心することばかりでしたが、これも一級品ですね。
ケイトモートンのファンになってしまいました。
続けてあと二作品読みます!


リヴァトン館
ケイト・モートンリヴァトン館 についてのレビュー
No.283:
(8pt)

このキャシーは最高です!

「魔術師の夜」では魅力サッパリでしたが
ここに出てくるキャシーはとっても魅力的でした。
これなら皆様にお勧めできますね。

ミステリーとしても、キャシーを取り巻く男たち女たちの暮らしぶりの描写が良くて
生き生きとしていました。こういう生活ぶりを読むのも海外作品の魅力ですものね。

マロリーシリーズはムラが?あるのかもしれません、もっと読んでみたいと思えるような小説でした。

死のオブジェ (創元推理文庫)
キャロル・オコンネル死のオブジェ についてのレビュー
No.282:
(5pt)

上流階級のミステリーを読む時に大切なこと。

頭が疲れました。
言葉遣いが丁寧なのは良いとしても、それが皮肉?なのか、ユーモアなのか
一々考えないといけなくて、ミステリーを解き明かすことよりも、そちらに頭を使ってしまいました。

最初の出だしは面白かったのですが。
段々と読むスピードが遅くなってきて、最後は犯人を知りたいというよりも、早く終わらせたかったです。

辛かったなぁ~。



偽証裁判〈上〉 (創元推理文庫)
アン・ペリー偽証裁判 についてのレビュー
No.281:
(5pt)

キャロルオコンネル氏って、こんな感じでした?

たしか一冊どの作品か覚えていないのですが(あとで調べます)
結構面白かった記憶があって、二作目でこの本を選んだのですが。

ものすごく読みづらいし、登場人物が似たりよったりでイマイチ把握できないし
チャールズは理解し難い人物だし。
主役のマロリーにいたっては、時々「この人男?」と思ってみたり。
はっきりいってガッカリ作品でした。
好きな方にはたまらないのでしょうけど、私は好みでなかったなぁ~。
あと一冊読んでキャロルオコンネル氏はお開きにしますか。


魔術師の夜 上 (創元推理文庫)
キャロル・オコンネル魔術師の夜 についてのレビュー
No.280: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

今月は良い本ばかり読んだな~と思ったら、最後にこれでした!

アーロンエルキンズ氏の本は初めてで、それほど期待して読んだわけではなかったのですが
これが予想に反して面白い!
会話が良い!夫婦の距離感が良い!ちょっとユーモラスなところも息抜きができて良い!

しばらく「オリヴァー教授シリーズ」楽しもうと思っています。
久々の好みの作家さん発掘でした!


騙す骨 (ハヤカワ・ミステリ文庫 エ 3-11)
アーロン・エルキンズ騙す骨 についてのレビュー
No.279:
(9pt)

このシリーズはこのまま終わってしまうのか?!

普通なら、8点を付けるところですが
シリーズがこのまま終わらないように祈りをこめて「9点」です!

これから「ブラックランズ」「ダークサイド」と、復習の?意味もあって
読み返したいですね。
丹念に丹念に書かれた小説を一回読んだきりで終わらせたくないな~。
この切なさがベリンダバウアー氏の魅力ですね!


ハンティング (小学館文庫)
ベリンダ・バウアーハンティング についてのレビュー
No.278:
(9pt)

シリーズならではの面白さ!さすが!

セバスチャンの性格?に段々と慣れてくると、今度は事件そのものに集中できるので
読む側にとっては、大変面白い?ミステリーで、十分楽しめました。
これだけのものを書けるミカエルヨートって、どんな人物なのでしょうね。
小説に満足すると、今度は作者のことが気になります。

未読の方には第一作目からをお勧めします。


少女〈上〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫)
No.277:
(6pt)

これはちょっと物足りない!

以前に読んだ「聖なる罪人」が面白かったので
もう一冊と思って読んでみたのですが、これはイマイチでした。
小説として面白くなる題材なのに活かしきれていないような?
もったいない!


白い首の誘惑 (文春文庫)
テス・ジェリッツェン白い首の誘惑 についてのレビュー
No.276:
(8pt)

こういうのが読みたかった!

以前に読んだ「親族たちの嘘」がイマイチだったので
あまり期待しないで読んでみたのですが、これがはまった!
ミステリーとしても題材としても目を惹く小説でした。
続けて読みます!


骨 上  講談社文庫 は 69-1
ジャン・バーク についてのレビュー
No.275:
(7pt)

読みごたえはあります

以前の小説と比べるとミステリー度がちょっと低いかな~とも思いますが
土台がしっかりしているので読みごたえはあります。
ただ、主人公にイマイチ感情移入できなくて、その点は残念でした。

穢れた風 (創元推理文庫)
ネレ・ノイハウス穢れた風 についてのレビュー
No.274:
(6pt)

レジナルドって、ときどきこういうのを書きますね

題材が難しいというよりも、中に詰めてあるものが難しいので
ちょっと読みにくかったですね。
持ち味のダルジール警視のユーモアも、この作品ではイマイチだったかな~。
でも、シリーズものとしては、この小説もその後の展開に不可欠なので
是非お勧めします。

ベウラの頂―ダルジール警視シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
レジナルド・ヒルベウラの頂 についてのレビュー
No.273: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

安心して読めるミステリーって?!

どういう展開になるのか、ハラハラドキドキ感はたっぷりありますが
ずっと安心して読めるミステリーというのも面白いものですね。

表紙良し!題名良し!
ライムとサックスの関係もなかなかいい感じです。
新たに加わった女性も強者っぽくて(実際強者ですが)個性的な役者揃いで、ホントこのシリーズは楽しみです。

スティール・キス 上 (文春文庫)
No.272:
(6pt)

期待度は高くなかったけど、やっぱり高くしなくて正解?

時間のある人にはお勧めですが、それほど面白くはありません。
やっぱりちょっと時代が合わない感じがするから?
原因は一つではないのでしょうが、冗談が滑ってしまっている気がしました。


親族たちの嘘 (扶桑社ミステリー)
ジャン・バーク親族たちの嘘 についてのレビュー
No.271: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

久々の満足感です!

何一つ?ケチのつけようのないミステリーでした。
久々に「大物」を読んだ!という満足感でいっぱいです。

「彼女のいない飛行機」よりも、断然こちらが完成度が高く、これなら人さまにもお勧めできますね!

次作が楽しみな作家さんが一人増えました!


黒い睡蓮 (集英社文庫)
ミシェル・ビュッシ黒い睡蓮 についてのレビュー
No.270:
(8pt)

まさに私好み!

人の心の闇・背徳・残酷さ。
まさに私好みの小説でした!
今までジェリッツェン氏の小説を読んでなかったことが信じられないくらいです。
これからボチボチと読んでゆきます。


聖なる罪びと (文春文庫)
テス・ジェリッツェン聖なる罪びと についてのレビュー
No.269:
(5pt)

はじめは面白いのですが

盛り上がることもなく?終わってしまった・・・。
昔の小説なので、その時代に読めばそれなりに?面白いのでしょうが
たーくさんの小説を読んでいる身としてはやはり物足りなさだけが残ってしまいました。

ステップフォードの妻たち (ハヤカワ文庫NV)
No.268:
(6pt)

怖そうで怖くない、残酷そうで残酷でない

もっと残酷な殺人事件と思って読みだしたのですが・・・・。
ちょっというと、ハードボイルド風?殺人事件そのものよりも、二人の活躍ぶりが前面に出ていて
その点はがっかりでした。
ただ、話としては面白いです。

ハードボイルドがお好みの方にはお勧めです。
ミステリーとしては、ちょっと物足りない?かも!


黒のクイーン (創元推理文庫)
アンドレアス・グルーバー黒のクイーン についてのレビュー