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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数527

全527件 161~180 9/27ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.367:
(6pt)

言いたいことは分かる!でも、つまんない。

ミステリーとしても、登場人物にしても、及第点ではあるのですが
なんだろう・・・一言でいうと魅力的ではない・・・でしょうか。
これは個人の好みの問題でしょうが、綺麗に塗られているからといって、名画とは限らない・・・。
構成の点でいうと、読みにくいところもあって、最初から元警官の独り言?でも良かったのではないでしょうか。


鏡の迷宮 (集英社文庫)
E・O・キロヴィッツ鏡の迷宮 についてのレビュー
No.366:
(9pt)

やっぱりエリザベスジョージは素敵!

エリザベスジョージ三作目です。
今まで読んだ中で、一番ミステリーぽかった?小説でした。
エリザベスものは、人間ドラマの部分が多かったのですが、今回はしっかりミステリーしっかり人間ドラマ
しっかりとしたキャラクターの設定・・・お見事でした。

リンリー警部の人間性はイマイチ好きになれないのですが(反対にセントジェームズは大好きです)
一見冷静に見える人も内部にはいろいろな思いを抱えているのだということが分かりました。

エリザベスジョージ発見が、この季節?救いでもあり、先の楽しみですね。
良かった!
名門校 殺人のルール (新潮文庫)
No.365:
(9pt)

なんと彼女はアメリカ人でした!

作者のエリザベスジョージ氏は、アメリカ人だったのですね!
私は勝手にイギリス人だと思っていて、それで風景描写や建物の描写・歴史等々上手く書けるのだと思っていました。
これだけのものが書けるとは、脱帽です。
ミステリーとしては、ありきたりな?内容ですが、登場人物の魅力でそれも気にならず、引き込まれてしまいます。
重いけど、読後は気分爽快。これぞミステリーの醍醐味ですね!


ふさわしき復讐 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
エリザベス・ジョージふさわしき復讐 についてのレビュー
No.364:
(6pt)

ちょっと平凡すぎるかな~

好みとしては、「見えない傷跡」の方がいいですね。
この「忘れられた少女たち」は、内容がちょっと平凡すぎてお勧めするには無理がありますね。
それと主人公と彼女を取り巻く人々の魅力もイマイチで、ミステリーの内容も大切ですが
まわりの登場人物も重要です。
このあたりに魅力がないと息が詰まってしまいます。


失踪人特捜部 忘れられた少女たち (角川文庫)
No.363:
(7pt)

荒々しいね!

好みとしては、「熊と踊れ」ですが
この「兄弟の血」もなかなかどうして荒ぶる男たちでいっぱいで、血が騒ぎました。
ミステリーというよりも、人間ドラマに近いのでしょうか、「読ませる小説」になっています。
作者の(二人ですが)路線は好きです。
次回はもっともっと荒ぶる男たちのドラマを読みたいですね。
兄弟の血―熊と踊れ2 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
No.362:
(9pt)

面白くない小説を読んだあとには、こういうのが来ます!

初めてのエリザベスジョージ小説でした。
pdジェイムズ風とあったので、お堅い?ミステリーなのかと思いきや!
ジェイムズを超えるとってもとっても面白いミステリーでした。
これがあるから、やっぱり読書は止められない!

とてつもなく長い小説でしたが、長さを感じさせないどんどん引き込まれる展開で、
これぞミステリー!でした。
また続けて読みたいと思いました。未読の方には是非お勧めです。
消された子供〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
エリザベス・ジョージ消された子供 についてのレビュー
No.361:
(6pt)

タイトルに期待した割には・・・

ちょっとガッカリもののミステリーでした。
「闇の中の少女」がまあまあ面白かったので、こちらの小説も期待していたのですが・・・

マンハッタン狩猟クラブ (文春文庫)
ジョン・ソールマンハッタン狩猟クラブ についてのレビュー
No.360:
(6pt)

途中までは面白いのですが

読後なんだかもやもやが残ってしまい、後味の悪いミステリーでした。
こういうのを好きな人もいるのでしょうが、私にはイマイチでした。
これから先、おそらくジャプリゾ氏の本を手に取ることはないでしょう。
シンデレラの罠【新訳版】 (創元推理文庫)
No.359: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

暇つぶしにどうぞ!

軽い小説なので、ちょっとした暇つぶしにはもってこいです。
あまり深刻に考えることもなく?それでも十分に楽しめます。
結構こういうウィットにとんでいるミステリーって、あまりないのかも?!

マットスカダーシリーズはたまに内容が重くて気が滅入るときもありますが、
このケラーシリーズは、そういうこともなく気楽に読めそうです。
あと4冊あるようなので、先の楽しみが増えました。

殺し屋 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
ローレンス・ブロック殺し屋 についてのレビュー
No.358:
(8pt)

どんどん引き込まれます!

読んでいる途中はそれほど感じなかったのですが、読み終えて思ったのは、なんとなくCJボックスの登場人物と似てるな〜というものでした。
もちろん、キャラ的なものは似ていないのですが、女性に対する接し方や人間愛?兄弟みたいな感じがしました。
CJボックスの小説を読むと毎回寒さで震えそうになる点も似ていました。

9点に届かなかったのは、タイトルの貧弱なところと、もう少しこどもたちの描写が欲しかったところです。

凍りつく心臓 (講談社文庫)
ウィリアム・K・クルーガー凍りつく心臓 についてのレビュー
No.357: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

マットスカダーを知るために、絶対外せない一作

この本から読めば、マットスカダーをもっと理解できたのかも?!
最初アトランダムに読んだせいで、初めはあまりマットのことが好きでなかったんです。
なんとなく好きになりだしたのは、二作目?三作目あたりだったでしょうか。
エレインの印象も、この小説を読む前と後とでは、多少違ったのかも?!

ミステリーというよりも、やっぱりハードボイルドを感じてしまう。
ジェットコースター的で、読む側にとっては、もう面白くないわけない!当然面白い!
ブロックの小説を読むと、ニューヨークへ行きたくなりますね!
未読の方へ是非お勧めです。



墓場への切符―マット・スカダー・シリーズ (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
ローレンス・ブロック墓場への切符 についてのレビュー
No.356: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

スカダーシリーズでも、トップクラスなのでは?

最後まで目が離せない?
一気に読んでしまいました。
スカダーシリーズは、大体が面白いのですが(私が読んだ範囲では)この小説はその中でも一級ものでした。
こういうミステリーって、大好きです!

ただ、タイトルがちょっといただけない。
もう少しひねってほしかったです。
それにしても、マットの会話力?見習いたいものです、素晴らしい!

倒錯の舞踏 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
ローレンス・ブロック倒錯の舞踏 についてのレビュー
No.355:
(4pt)

結局、何が言いたいの?

マットスカダーシリーズではないものをたまには読んでみようと思ったのですが。
全くもって不可解な物語で、最後まで一応読み通しましたが、「作者は一体何を伝えたかったのか!」
本を読んで「時間を返して!」と思うことは少ないのですが、この本に関しては、ホントに返して欲しい!

どうしちゃったんでしょうね???
どうしても書きたかったの? 聞いてみたいです。



盲目の予言者
ローレンス・ブロック盲目の預言者 についてのレビュー
No.354:
(5pt)

ちょっとガッカリ!

ロバートゴダード氏の小説は、はまるものとそうでないものとにハッキリ分かれるようです。(もちろん私の場合です)
この小説は全く意欲が?湧かなくて何とか最後まで読み切った感じでした。
どこが悪いのかな~。

日輪の果て〈下〉 (文春文庫)
ロバート・ゴダード日輪の果て についてのレビュー
No.353: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

みんな格好いい!

主人公マットが格好いいのは勿論のこと、エレインもtjも作者のローレンスブロックもみんな格好いい!
最初、スカダーシリーズを読んだときは、ちょっと私にはどうかな~と思ったのですが
何冊か読み進むにつれて、もう魅力にはまってしまいました。
次はどの小説を読もうか、楽しみです。
今まで読んだスカダーシリーズの中では断トツで、会話もおしゃれだし、行動?も素敵すぎる!
翻訳も(たぶん)バッチリです!
ほかの方にも是非読んでいただきたいミステリーです。

死者の長い列 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
ローレンス・ブロック死者の長い列 についてのレビュー
No.352:
(6pt)

マキャモン氏は何処を目指したのか!

悪くはないです、ただユーモアとして読んだ方が良いのか、あくまでもミステリーとして読んだ方が良いのか。そのあたりが曖昧に感じてちょっとガッカリでした。
主人公がまず魅力的ではない、登場人物はまあまあだけど、それに付随するものに魅力がない。
もう少し膨らませて、盛り上げて盛り上げて進んでほしかったところです。

遙か南へ (文春文庫)
ロバート・R・マキャモン遙か南へ についてのレビュー
No.351:
(6pt)

ちょっと長すぎ?

もう少しまとまっていたら、読みやすかったかもしれません。先も知りたいし、終わってしまうのも何か淋しいし。この感じは好きです。マキャモン氏は少年を書くのが上手いですね!
あと、サーカス小屋の人たちの描写をもっと知りたかったな〜、結構こういう人達のことに興味があるんです。
非日常で過ごしている人の生活って、謎だと思いませんか?
こっちをもっと盛り上げて、削れるところは削ると、また読みたいな〜と思える小説になったかも?!
題材がいいだけに、その点がちょっと残念でした。
ミステリー・ウォーク〈上〉 (創元推理文庫)
No.350:
(6pt)

読みにくい場面もありますが、なかなか重厚な小説です

どこに視点を置いて読むか、そこにこの小説の面白さがあるのかも。ゆったりとした時間を楽しむには良い作品だと思います。
割といい雰囲気で始まる小説で、私好みかな~と思ったのですが、ちょっと違ったみたいでした。
いつも思うことですが、表紙が魅力的でなくガッカリでした。

リオノーラの肖像 (文春文庫)
ロバート・ゴダードリオノーラの肖像 についてのレビュー
No.349:
(4pt)

人によりけり?

期待した割には時間ばかりかかってしまい、ガッカリしたというのが正直な感想です。ロバートゴダード氏の小説は好みのものが多いはずなんですが。
タイトルもイマイチですし、このタイトルと表紙で「読みたい!」と思って手に取る人が果たしているのか・・・ちょっと疑問です。
せっかくの出版ですから、もう少しひねって題名もつけてほしいところです。
石に刻まれた時間 (創元推理文庫)
ロバート・ゴダード石に刻まれた時間 についてのレビュー
No.348: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

マットスカダーは、やっぱり面白い!

マットスカダーシリーズは、やっぱり面白いですね!
この本は読みやすくて、どんどん進みました。
ミステリーとしては、イマイチな面もありましたが、それよりも登場人物の会話が卓越しているので
会話だけでも楽しめます。
こういうお洒落な会話をしないといけませんね(笑)
シリーズものなので、まだ未読の方には最初から読まれることをお勧めします。
私は前後しちゃっているので、それぞれを楽しもうと思っています。

死者との誓い (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
ローレンス・ブロック死者との誓い についてのレビュー