遙か南へ



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初公開日(参考)1995年07月
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長編小説

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遙か南へ (文春文庫)

1999年12月31日 遙か南へ (文春文庫)

はずみで人を殺してしまったヴェトナム帰りのダンは、余命いくばくもない身ながら逃避行に出た。道連れは顔半分に痣のある美少女に、ダンを追う三本腕の賞金稼ぎとプレスリーのそっくりさん。アウトサイダーにされてしまった者たちは、癒しを求めてひたすら南へ向かう。温もりと恐怖が混ざり合う不思議なロード・ノヴェル。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

遙か南への総合評価:7.43/10点レビュー 7件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

マキャモン氏は何処を目指したのか!

悪くはないです、ただユーモアとして読んだ方が良いのか、あくまでもミステリーとして読んだ方が良いのか。そのあたりが曖昧に感じてちょっとガッカリでした。
主人公がまず魅力的ではない、登場人物はまあまあだけど、それに付随するものに魅力がない。
もう少し膨らませて、盛り上げて盛り上げて進んでほしかったところです。

ももか
3UKDKR1P
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未読の方はご注意ください

No.6:
(2pt)

全然です

見世物小屋から抜け出た奇怪な人物と妙な相棒のロードムービー的小説。読んでも読んでも面白くならない。結局、何が言いたかったのか、読んだあといくら考えても分からない。
遙か南へAmazon書評・レビュー:遙か南へより
4163157700
No.5:
(4pt)

「生きる場所」を探して、南へ、南へとさすらう “アウトサイダー”

’95年、「このミステリーがすごい!」海外編第15位にランクインした、“脱ホラー作家宣言”したマキャモンの三冊目の長編。ひとつ前の作品『少年時代』も、この年同第2位にダブルランクインしている。

1991年8月、ヴェトナム帰還兵のダンは42才。枯葉剤の後遺症で白血病、脳腫瘍を患い、余命いくばくもない。そんな彼は、はずみで銀行員を撃ち殺し逃亡することになる。彼はもちろん警察にも追われるが、銀行が懸けた賞金目当ての二人組−ひとりは三本腕のプロの賞金稼ぎでもうひとりは、胴元から押し付けられたプレスリーのそっくりさん−にもつけまわされる。
そして逃亡行の途中で、顔半分に痣のある若い娘アーデンを拾い、気は進まぬながらも彼女の目的に付き合う羽目になる。
この4人の“アウトサイダー”が「生きる場所」を探して、南へ、南へとさすらう物語が本書である。

「彼から見れば、わけのわからないのが人生だった。なんの考えもなく造られた迷路のようなもので、彼やアーデンや賞金稼ぎのあの二人組といった、似たような人間たちが、目隠し状態で、行く手を阻む壁にぶつかりながら通路をうろついているのだ。」

本書は、ヴェトナム以降の病んだアメリカを象徴するかのようなフリークス趣味が顔を出し、最後はファンタジーの世界へと突き抜けてしまうロード・ノヴェルの傑作である。
遙か南へAmazon書評・レビュー:遙か南へより
4163157700
No.4:
(5pt)

弱い者へのまなざし

半分ファンタジーのロード・ノベル風作品。それぞれに(たとえ自分自身が原因だったとしても)問題を抱え、苛まれている登場人物が、救いの地を求めて旅をする。
マキャモンの作品はどれもそうだが、弱い立場にある人間に対して、優しい視線を注いでいる。(元?)ホラー作家の作品だけあって、雰囲気はホラー風のところもあるが、基本的には人間ドラマであり、下世話なところはない。アメリカ南部を舞台にした古典へのオマージュとしても受け取ることができるだろう。
遙か南へAmazon書評・レビュー:遙か南へより
4163157700
No.3:
(4pt)

スワン・ソングが★5つなんで、こっちは★4つ

「もうホラーは書きまっしぇん!」
と、言った後にマキャモンさんが書いた作品です。
恐怖って人それぞれの捕らえ方がある訳なんで、本作品の一癖も二癖も
ある登場人物は、何となくホラーティストに溢れているような・・・。
と、書いてしまうと、恐怖作品かと思われてしまっては困るんで、
やっぱホラーでは無いと言っておきましょう。もちろん、「スワン・ソング」を読んだ方は、マキャモンさんが、
恐怖だけを描くような事は無いと、判っているでしょう。
その通りで、本作品も最初から最後までノン・ストップで次々に
エピソードが起こり、最後にはマキャモンさんって人間が好き
なんだなぁ~と、しみじみとした、後味を味あえます。ノンストップと言っても、丁度良い加減のスピード感で、マキャモン
さんらしく、丁寧に描写しています。原書で読みたいねぇ・・・。
遙か南へAmazon書評・レビュー:遙か南へより
4163157700
No.2:
(4pt)

不安を抱き、淡々と進む冒険小説

ひところモダンホラーの旗手といわれたマキャモンだが、本書や佳作「少年時代」のような脱ホラー後の作品のほうが質が高い気がするし、私は好きである。SFでないのなら、果たしてこの人物はどうなってしまうのだろう、という不安を常に読み手に抱かせながらも比較的淡々と進み、かつ納得のいく(賛否あろうが私は納得できた)締めくくり方を示す展開も巧み。でもアメリカの南部には行きたくありませんね。
遙か南へAmazon書評・レビュー:遙か南へより
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