ホログラム街の女



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初公開日(参考)1998年07月
分類

長編小説

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ホログラム街の女 (ハヤカワ文庫SF)

1998年07月01日 ホログラム街の女 (ハヤカワ文庫SF)

やっかいなことになった。よりによってダイディータウンのクローン娼婦から、失踪した恋人さがしを依頼されるとは!どんな快楽にも応じる美男美女のクローンが集う街―それがダイディータウンだ。いくら美女でも真民がクローンと恋におちるわけがない。とはいえ、女がさしだしたのは本物の金貨だ。で、おれは引き受けた、地球を揺るがすほどの大事件に巻きこまれるとも知らずに…鬼才が放つ傑作SFハードボイルド。(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(5pt)

とても感情移入できる主人公

本書は3部構成で、それぞれの部は独立したテーマになっており、全体で話がつながっていきます。
主人公は、バリバリの名探偵というわけではなく、「射撃も格闘もあまり得意じゃない」少しくたびれた感じのあるシグです。

とにかく、各章が短くまとめられているだけに、話の展開に無駄がありません。
翻訳が素晴らしいせいもあると思いますが、特筆すべきは、心理描写です。SFの世界観を演出するための小道具や、個性的な会話が効いていて、主人公の内面がくっきりと浮かび上がってきます。そしてすぐに、「シグ」を応援しながら読みすすめている自分に気付きます。

危機を脱し形勢逆転したときに、悪役に対し「ざまーみろ」と、思わず考えてしまうほど爽快感を味わうことができました。本書は読後感の良い作品です。
訳された日本語がとても読みやすく、ブラックジョーク的な皮肉も効いており、万人におすすめできる傑作です。

第一部「嘘」は、色々な人が嘘をついていて、言葉の掛け合いからオチまで、全てが秀逸、完璧です。
第二部「ワイヤ」は、主人公がとんでもない目に遭ったところからはじまり、導入から心をつかまれます。
第三部「子供たち」は、平たく言えば「まとめ」ですが、家族を大事にするアメリカ人らしい、心温まる話です。
ホログラム街の女 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:ホログラム街の女 (ハヤカワ文庫SF)より
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