聖母の日



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    初公開日(参考)1999年07月
    分類

    長編小説

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    聖母の日〈上〉 (扶桑社ミステリー)

    1999年07月01日 聖母の日〈上〉 (扶桑社ミステリー)

    1996年、湾岸戦争のさなかにイラクのミサイルがイスラエルの砂漠に落ち、洞窟が現れた。神父ダンとシスター・キャリーは、偶然手に入れた古文書をもとに聖母マリアが眠るという洞窟を探し当て、老女の遺体をNYの教会に移送する。その頃、末期癌に侵されたヴァチカンの司教リッチオは、奇蹟現象を探し求め世界各地を巡り歩いていた。エイズ患者の息子を持つ次期大統領候補クレンショーもまた、あらゆる奇蹟を血眼で探していた―F・P・ウィルスンが女性名義メアリ・E・マーフィーで発表した、壮大な世紀末ホラー。(「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (4pt)

    良くも悪くも著者の宗教観が色濃く出た伝奇小説風宗教小説

    湾岸戦争中、死海から謎の文章が発見され・・・というお話。

    以下ネタに触れます。

    はっきり言えば西欧風の伝奇小説。聖母マリアの遺体が発見されそれをアメリカに移送してから、様々な現象が起こり・・・という展開は人によってはかなりくだらない、他愛無い小説に映る可能性が高いですが、最後まで読めば著者がこの作品で何を言いたかったのかが判るので出来れば最後まで読んで頂きたい小説でした。
    ここからは私の勝手な推測ですが、何故著者がこのような小説を書いたか想像するに、当時湾岸戦争が勃発、各地で宗教的対立が表出、その対立に危機感を抱いて、その危機へのステートメントとして書かれたのではないかと思いました。キリストではなくその母親の聖母マリアを中軸に据えたのも人類の親から子へ諌める為ではとも思いましたがどうでしょうか。
    何でもブラッディの「エクソシスト」もオカルトの小説ではなく、カトリックの信仰を扱った宗教小説だそうですが、本書もその系譜に連なる宗教小説だと思います。はっきり言って読者を選ぶ小説ですが、読む価値はあると思います。機会があったら是非。
    聖母の日〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:聖母の日〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
    4594027377



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