聖母の日
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
聖母の日の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
湾岸戦争中、死海から謎の文章が発見され・・・というお話。 以下ネタに触れます。 はっきり言えば西欧風の伝奇小説。聖母マリアの遺体が発見されそれをアメリカに移送してから、様々な現象が起こり・・・という展開は人によってはかなりくだらない、他愛無い小説に映る可能性が高いですが、最後まで読めば著者がこの作品で何を言いたかったのかが判るので出来れば最後まで読んで頂きたい小説でした。 ここからは私の勝手な推測ですが、何故著者がこのような小説を書いたか想像するに、当時湾岸戦争が勃発、各地で宗教的対立が表出、その対立に危機感を抱いて、その危機へのステートメントとして書かれたのではないかと思いました。キリストではなくその母親の聖母マリアを中軸に据えたのも人類の親から子へ諌める為ではとも思いましたがどうでしょうか。 何でもブラッディの「エクソシスト」もオカルトの小説ではなく、カトリックの信仰を扱った宗教小説だそうですが、本書もその系譜に連なる宗教小説だと思います。はっきり言って読者を選ぶ小説ですが、読む価値はあると思います。機会があったら是非。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|