体内兇器



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体内兇器 (Hayakawa novels)
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初公開日(参考)1997年09月
分類

長編小説

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体内兇器 (Hayakawa novels)

1997年09月01日 体内兇器 (Hayakawa novels)

大規模な医療改革を目指す委員会に名前をつらねる二人の議員が、連続して不審な死を遂げた。一人は自動車事故で、もう一人は高層ビルから転落して…もし事件がそこで終わっていれば、すべてはたんなる偶然と片づけられていたにちがいない。が、またもや同じ委員会のメンバーが、今度は不可解な発作を起こして重体に陥ってしまった。しかも三人の共通点は、同じ委員会のメンバーであるだけではなかった。かつて天才外科医として名を馳せた医師ラズラムの手で、全員が美容整形手術を受けていたのだ。連続する事件の背後にいるのはラズラムなのか? もしそうなら、彼はどんな手を使って議員たちを死にいたらしめているのか?ラズラムの助手として働く内科医ジーナは、恩師でもある彼の挙動に不審を抱き、友人のFBI捜査官ジェリーとともに事件の謎を追うが。(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(5pt)

医学サスペンスの傑作

「密閉病室」の作者の本です。同じく医学サスペンス物で、読み出したら止まりません。本作でも主人公は使命感に燃える若き美貌の女医さんジーナです。恋人のFBI捜査官ジェリーの手助けを得ながら真実に迫り、クライマックスは不屈の闘志でもって、ピンチを自力で切り抜けます。
 敵役は、彼なりのポリシーを持った優秀な天才外科医ラズラムです。彼のとった行動・犯した犯罪は非難されるべきながら、そこに至るまでのプロセスや根拠となる思想自体には、共感すべき点が非常にある。もし自分が彼の立場だったら、もしかしたら同じことをしたかもしれない・・。そんな気になるほどです。選挙民にアピールするためのスケープゴートにされ、言われなき冤罪に名誉も仕事も失いながら、「正義派我にある。」とばかりに反論一つしない潔癖なラズラム。しかし彼の娘にとっては、犯罪者の娘扱いは耐えられるものではなかった。娘の自殺。当の政治家たちは何の謝罪もなく、すっかり忘れて、のうのうと安逸をむさぼっている。憎しみを秘めた彼が選んだ復讐とは? 敵役の人物造形の確かさが、この作品の隠れた魅力かもしれませんね。
 いかにも現役の医者らしい、最先端の医学情報を巧に使ったストーリー展開には、極めてリアリティーがあります。これは大当たりの小説でした。
体内兇器 (Hayakawa novels)Amazon書評・レビュー:体内兇器 (Hayakawa novels)より
4152081058



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