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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数527

全527件 301~320 16/27ページ

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No.227:
(7pt)

私の好きな方程式!

女性が主人公だと、なんか途中で崩れちゃうってことありますよね。
この小説は最後まで主人公が頑張って引っ張って遂に!という、私の好きな方程式がそこにありました。

女優さんでいうと、誰になるのだろう???

これは連続物なので、まず第一作目から読んだ方がいいと思います。
そうでないと、アレレ?のところがありますから。
私は(いつも失敗するのですが)この本を最初に読んでしまったので、一作目を読んで二作目を読んで、そしてまた「殺しの仮面」を続けて読みたいと思っています。


殺しの仮面(上) (集英社文庫)
ヴァル・マクダーミド殺しの仮面 についてのレビュー
No.226:
(9pt)

久々に大物を釣り上げた!

全体のバランス、ノンストップスリラー、全てにおいて上出来でした!
久々に胸がワクワクする小説を読んだなぁ~。
これだけの長編を飽きさせず、ずっとそのままのテンションで読ませるって、ホント凄いことです!

昔のことや、現在のことや、各々の視点で書かれているので、まずだらけない。
読めば読むほど面白くなる小説って、滅多にお目にかかれません。
今日の釣果はビッグクラスで、読んだ後の爽快感・達成感(まあーちょっと切ないところもありますが)
読書が趣味で良かった!

生か、死か (ハヤカワ・ミステリ文庫)
マイケル・ロボサム生か、死か についてのレビュー
No.225:
(7pt)

荒々しいキャシン刑事!ファンになりました!

最初会話のテンポについていけず、読みにくかったのですが。
(キャシン刑事は冗談を交えながら会話をするので、それがただの冗談なのか、辛辣な意見なのか、戸惑うこともありました)
(発言自体も素っ気ないしね)
半分を過ぎると此方も段々分かってきて、物語そのものを楽しめるようになりました。
(途中で思考にブレーキがかかると、想像しにくくなりますよね)

この作者にはもっと書いて欲しいなあ~。
きっと大の犬好きだと思うし、何匹も飼っているのかも!?
二匹のワンちゃん達が良い味だしてます。
この子達が登場しなかったら、きっと後味の悪いものになっていたでしょうね。
私の中ではキャシン刑事はメルギブソン!
シリーズ化して欲しいなあ~。

壊れた海辺 (ランダムハウス講談社文庫 テ 3-1)
ピーター・テンプル壊れた海辺 についてのレビュー
No.224:
(6pt)

うーん、ちょっと弱いかな~

単純に「女々しい男の独り言」と解釈すれば、いいのかも!?
先日、強いオーストラリアの刑事物を読んだせいか、次がこの小説だと、あまりにも女々しく感じられて。
まあー、読んでなかったとしても、ミステリーとしてはネタが弱いし
登場人物もそれほど個性的でもないし、魅力に欠ける内容でした。



▼以下、ネタバレ感想
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すべては雪に消える (ハヤカワ文庫 NV ミ 3-1)
A・D・ミラーすべては雪に消える についてのレビュー
No.223:
(7pt)

確かに読み応えがありました!

アングリーヴス氏の「大鴉の啼く冬」とタイトルを争っただけあって、確かに読み応えはありました。
ただ、話の作りに弱いところがあるというか、現実味が感じられない。
その点、「大鴉の啼く冬」は、最後まで飽きさせないというか、かなりの出来でした。
(この本を機に残り三冊<シリーズもの>を読みました)
私が委員?でも、アングリーヴス氏に〇をつけると思います。

主人公のお父さんがもう少し話に関わって欲しかったし、隣人の甥・チャーリーの私生活をもっと知りたかったな~。
一人一人にもっと深みが加わると(これが私が思う現実味なのですが)話が面白くなったと思います。





千の嘘 (創元推理文庫)
ローラ・ウィルソン千の嘘 についてのレビュー
No.222:
(8pt)

アクションあり!ジェットコースター的!

謎解きやどんでん返し、アリバイ崩しなどなど、本来のミステリー小説とは違って
映画的?視覚的ミステリーアクションものでした。
ジャンルとしては、リーチャイルド氏が近いかも!

ハラハラドキドキで始まって読み終わったあとは、「やっと終わって良かった!」
アクションものがお好きな方には是非お薦めです。

弁護士の血
スティーヴ・キャヴァナー弁護士の血 についてのレビュー
No.221:
(7pt)

長い!長すぎる!

ホラーだと思って読んでいたら・・・・これ、ホラーじゃないんですね!
(途中、チラっとそんな展開がありますが)

欲をいえば、前半だけで構成して、1人の少年の物語で書いてほしかったな~。
後半にも関連はありますが、途中長すぎて飽きちゃいそうでした。

前半だけなら、8点!
ドノヴァンの「アトランティス」が合うんだな~。

アトランティスのこころ (上)
No.220:
(8pt)

支配という言葉

ミステリー好きとしては、事件のあらましを詳しく知りたいし
その後、どういう風に裁判が進んで加害者の心の内に何か変化があったのかどうか。
或いは被害者側の家族のその後。
捕まえた警察官の感想も知りたいし、そのことで町がどう変わったのか。
事件を報道する側の視点も知りたいし。
などなど、私が知りたいという点が満たされないまま、話が進んでしまう。

この小説に「支配」という言葉が出てきます。
そういう意味では、作者に私も支配されてしまったのか?!

「ラバーネッカー」は全く面白く無いと思ったのに、今度は一転久し振りに面白い本を読んだ~!と。
主人公の少年がいいんだなぁ~。ホント魅力的な設定で大成功でした。



ブラックランズ (小学館文庫)
ベリンダ・バウアーブラックランズ についてのレビュー
No.219: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

全く力が衰えない!というか、更にレベルアップしている!

見事!としか言いようのない展開でした。
コナリー氏の本はほぼ読んでいますが、年々レベルが増している?
筆力が全く衰えることなく、益々力強いものになっているのが、もう堪りません!
(ナインドラゴンズあたりは、ちょっと落ちたかな~と、思ったりもしたのですが
あの本はあの本で役割があったのだと今は思えます)

満点をつけたことは今までなかったのですが、今までのボッシュに感謝をこめて(こんなにワクワクさせる刑事は他にいません!)
そして、コナリー氏の益々のご活躍を祈って、今日は満点!です。

転落の街(上) (講談社文庫)
マイクル・コナリー転落の街 についてのレビュー
No.218:
(4pt)

いや~力が落ちたなあ~ がっかり!

グリシャム氏の小説なら、まず期待して読みますよね?
もちろん私もそうでした。
いつ面白くなるのだろう???ここから広がって始まるの?みたいな・・・。
結局面白くもなく、可笑しくもなく、ミステリーといえるほどのネタもなく、そのまま終わってしまいました。がっかり!

本によっては面白そうなのがありそうなので、これからも機会があれば読むつもりですが
昔ワクワクしながら読んでいた頃が懐かしく?思いました。

謀略法廷〈上〉 (新潮文庫)
ジョン・グリシャム謀略法廷 についてのレビュー
No.217:
(7pt)

たくさんの人に読んで欲しい!

イェルハルドセン氏の第二作目になります。
順番を間違えてしまって、この本を最後に読んでしまい、ちょっと後悔も。
何せ結末を先に知りながら読むというのもアレですね。(第三作目を既に読んでしまっているので)

といいつつも、内容はテンポ良く進んでいくので、楽しませてもらいました。
最後はちょっとやっつけ感もありますが、登場人物の「ハンナちゃん」に癒やされました。
バルブロおばちゃんも良い味だしてます。

イェルハルドセン氏の本は難しいところもなく、地域の違いもそれほど感じずに読めるので
もっともっと沢山の人に読んで欲しい!


パパ、ママ、あたし (創元推理文庫)
No.216:
(7pt)

さてさてまたまたどうしたものか

と、思うところもあるのですが、
まずまず読ませるミステリーとなっています。
まあーこういうのも含めてミステリーではあるのですが、読後感?があまりよろしくない。

7点をつけたのは、読ませる力はかなりのものだと思ったからで
次作を読んで、ピカード氏の真のファンになれるのか?!
期待してます!


凍てついた墓碑銘(ハヤカワ・ミステリ文庫)
ナンシー・ピカード凍てついた墓碑銘 についてのレビュー
No.215:
(7pt)

ミステリーの定番のような仕上がり

こういう感じ好きです。
定番のような流れと、そしてちょっとしたハプニング。
ラノベというほどの軽々しさがなく、重厚というほど重くもなく。
さらりと読めます。

リップマン氏の他の小説を読んでみたい!と、思わせた作品でした。


女たちの真実 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ローラ・リップマン女たちの真実 についてのレビュー
No.214:
(6pt)

ちょっとガッカリだなあ~

期待して読んだ割にはガッカリものでした。
構想はいいのかもしれない、登場人物の設定もいいのかもしれない、でも面白く無い!

どこで終わるの?どこで終わるの?と、想いながらずっと読んで・・・・。
これは果たしてミステリーなのか!
私の好みじゃないな~。


隠し絵の囚人(上) (講談社文庫)
ロバート・ゴダード隠し絵の囚人 についてのレビュー
No.213:
(7pt)

シリーズものは、一作目からをお薦めします!

こっちが最初だったのですね・・・。
「お菓子の家」から読み始めると、登場人物像も分かりやすかったのかも?!
(前回、「子守唄」が分かりにくかったと不満を述べた者です)

一作目から読むと、ショーベリ警視の性格?夫婦の関係もよく分かります。
もちろん、家族のことも。
周りの警部たちや刑事たちのことも、はっきりとした視点で書かれているので、まず「お菓子の家」を読んでから
次へ進むと、余裕で?ミステリーが楽しめると思います。

ミステリー自体は小粒?ながらも、まずまず楽しめます。
細かなところがちょっと都合良すぎじゃないの?と印象もありますが、まあいいのではないでしょうか。

警視を取り巻く警部たちや刑事たち。
このチームがほんと魅力的です!
もっともっと多くの作品を生み出して欲しいなあ~。
お菓子の家 (創元推理文庫)
カーリン・イェルハルドセンお菓子の家 についてのレビュー
No.212:
(6pt)

ラノベとまでは言わないけど

ミステリーとしてはちょっと軽すぎて、期待していた分、ガッカリでした。
内容はよく出来ていると思う。
ただ、全体的に重みが感じられないせいか、殺人事件までもが通りすがりの出来事のようで
書いてあることは、「必死」なのだけど、その「必死さ」が私には伝わってこない・・・。

なんか勿体ないなあ~と、感じた一冊でした。
ハティの最期の舞台
ミンディ・メヒアハティの最期の舞台 についてのレビュー
No.211:
(6pt)

先を読みたくて堪らないっという点は評価ですが

結末が安易すぎて、ちょっとガッカリでした。
この作家さんの視点って、いったいどこに向いているのだろうっと、いつもそこを考えながら読んでいるのですが
今回はミステリーと社会派が混在してて(ってか、本格的ミステリーともいえないような)
なにかしら全てが中途半端に感じました。
先に良く出来ている「熊と踊れ」や「三秒間の死角」を読んでいるせいなのか、「ボックス21」には魅力を感じませんでした。

ボックス21 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
アンデシュ・ルースルンドボックス21 についてのレビュー
No.210:
(6pt)

ルースルンドファンは是非読むべき!

デビュー小説なので、完成度は高くありません。
荒削りだし、視点が空回りしているところもあり、主役であるべき警部がただのおじさん?で終わってる点も否めない・・・。ちょっと残念。

でも、今後の期待によせてというか(私の場合は後続の?小説を読んでいるので)大まかな人物設定・スウェーデンという国を知るためには
是非とも読んでいただきたい一冊です。

これがノンフィクションだと言われても十分納得できるくらい現実味があります。
ルースルンド氏の小説って、タイトルと表紙が抜群にいいですね!
これからもどんどん書いて欲しい作家の1人です。



制裁 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
アンデシュ・ルースルンド制裁 についてのレビュー
No.209:
(7pt)

シェットランド島シリーズの追加版?

カルテット(四重奏)で完結と思っていたら、次がありました。
やっぱり、続きがないと面白くないですよね~(特に最終章を読んだものとしては)

ネタ?的にはビックリするような点はありませんでしたが、新しく登場してきたウィロー女史が良い味だしてます。
たぶん、(新作が出ているらしいので)彼女の登場がまたあるかも?!と、期待します。

それにしても、ペレス!ペレス!ペレス!
独特の穏やかさ、静けさ、我慢強さ。派手でもなく、イケメン?でもないのに(たぶん)どうしてこれほどまで魅力的なのでしょう。

水の葬送 (創元推理文庫)
アン・クリーヴス水の葬送 についてのレビュー
No.208:
(7pt)

お薦めできるかというと、あまりお薦めはしたくない

小説としてはよくできていると思います。
ミステリー仕立ても今まで読んだことのない舞台設定で風景描写や人物の表現もレベルが高く一般小説としても十分肯けるものです。

シェットランド島シリーズを楽しみに読んできたものとしては、はてさていかがなものかと思う点もあるのですが
これを読まないと次へ進めないので・・・・。


青雷の光る秋 (創元推理文庫)
アン・クリーヴス青雷の光る秋 についてのレビュー