殺しの仮面



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初公開日(参考)2006年04月
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長編小説

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殺しの仮面(上) (集英社文庫)

2006年04月20日 殺しの仮面(上) (集英社文庫)

ドイツでの任務でレイプされた女性警部キャロル。傷心のままイギリスに戻り、重犯罪専門の特捜班のチーフに命じられる。心理分析官トニーは彼女が住む街の病院に移り、家を買い、彼女に地下に住むことを提案した。特捜班は児童誘拐事件を調べ直すが、残酷な娼婦殺人が起きる。果たして、キャロルの指揮の結果は?CWA最優秀長編賞受賞の人気シリーズ第4弾。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

殺しの仮面の総合評価:7.80/10点レビュー 5件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

私の好きな方程式!

女性が主人公だと、なんか途中で崩れちゃうってことありますよね。
この小説は最後まで主人公が頑張って引っ張って遂に!という、私の好きな方程式がそこにありました。

女優さんでいうと、誰になるのだろう???

これは連続物なので、まず第一作目から読んだ方がいいと思います。
そうでないと、アレレ?のところがありますから。
私は(いつも失敗するのですが)この本を最初に読んでしまったので、一作目を読んで二作目を読んで、そしてまた「殺しの仮面」を続けて読みたいと思っています。


ももか
3UKDKR1P
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4:
(4pt)

シリーズ中では異質な作品…?

大好きなシリーズ。キャロルとトニーがまた近付いたことが嬉しかった。
が、前作から徐々に感じ始めていたキャラの中の「エゴ」が、今作でハッキリと目に付くようになった。
馴染み深いシリーズかつキャラであり、嫌いになることはありえないとはいえ、
キャロルの中の微かなフェミ臭と強烈な傲慢さが鼻につき始めたのも事実。
今後どうなっていくか静観といったところかな。
殺しの仮面(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:殺しの仮面(上) (集英社文庫)より
4087605019
No.3:
(4pt)

2つの重大犯罪のはざ間で揺れる警部キャロル

女性警部キャロル&心理分析官トニー・シリーズの第4弾。第1弾『殺しの儀式』は英国におけるミステリーの頂点、「CWA(英国推理作家協会)ゴールド・ダガー賞(最優秀長編賞)」を受賞しており、本書も’04年度のゴールド・ダガー賞の候補作になった。

本書をキャロルとトニーの恋愛シリーズのように読む人もいるが、私はあくまでスリリングなサイコ・スリラーの逸品として堪能した。今後もロマンス路線に走ることなく、じっくりとサスペンス・ミステリーを味わわせて欲しいと思う。

前作で心の大きな傷を負ったキャロルはブランドン本部長に誘われる形でシリーズ第1作の舞台、『殺しの儀式』の、あのブラッドフィールド市警に復帰した。新しい職務は、新設された重大犯罪専門のチームだ。ここで中間管理職としてキャロルが部下掌握や上司の命令に四苦八苦する様は見ていて気の毒になるほどだ。どこでも同じである。

さて彼女のチームが担当するのは、児童誘拐事件と娼婦殺人事件である。しかも児童誘拐事件の方は日にちがかなり経っているので生存の可能性は低い。娼婦事件の方は、過去に同様の手口で事件が連続して発生しており、その犯人はすでに捕まっていた。いやそれにしても何から何まで似通っている。模倣犯の仕業か。
キャロルの上司は、おとり捜査の命令を下すが、それこそキャロルがドイツで心と身体に深い傷を負った原因だった。気が進まないままにおとり捜査は始まるが、思いがけない罠が待っており、おとりの女性巡査は拉致されてしまう。こういうときに頼りとなるのはトニーのプロファイリングである。

4部構成のボリュームのある物語ながら、文体とフォントを変えた真犯人の独白をはじめとして、映画のカットバックのように三人称多視点で描かれた文章には無駄がなく、読者はハラハラ、ドキドキしながら一気読み必至である。
ファンとして惜しむらくは、トニーのプロファイリングをもっと文中に取り入れて欲しかった。
殺しの仮面(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:殺しの仮面(上) (集英社文庫)より
4087605019
No.2:
(4pt)

2つの重大犯罪のはざ間で揺れる警部キャロル

女性警部キャロル&心理分析官トニー・シリーズの第4弾。第1弾『殺しの儀式』は英国におけるミステリーの頂点、「CWA(英国推理作家協会)ゴールド・ダガー賞(最優秀長編賞)」を受賞しており、本書も’04年度のゴールド・ダガー賞の候補作になった。

本書をキャロルとトニーの恋愛シリーズのように読む人もいるが、私はあくまでスリリングなサイコ・スリラーの逸品として堪能した。今後もロマンス路線に走ることなく、じっくりとサスペンス・ミステリーを味わわせて欲しいと思う。

前作で心の大きな傷を負ったキャロルはブランドン本部長に誘われる形でシリーズ第1作の舞台、『殺しの儀式』の、あのブラッドフィールド市警に復帰した。新しい職務は、新設された重大犯罪専門のチームだ。ここで中間管理職としてキャロルが部下掌握や上司の命令に四苦八苦する様は見ていて気の毒になるほどだ。どこでも同じである。

さて彼女のチームが担当するのは、児童誘拐事件と娼婦殺人事件である。しかも児童誘拐事件の方は日にちがかなり経っているので生存の可能性は低い。娼婦事件の方は、過去に同様の手口で事件が連続して発生しており、その犯人はすでに捕まっていた。いやそれにしても何から何まで似通っている。模倣犯の仕業か。
キャロルの上司は、おとり捜査の命令を下すが、それこそキャロルがドイツで心と身体に深い傷を負った原因だった。気が進まないままにおとり捜査は始まるが、思いがけない罠が待っており、おとりの女性巡査は拉致されてしまう。こういうときに頼りとなるのはトニーのプロファイリングである。

4部構成のボリュームのある物語ながら、文体とフォントを変えた真犯人の独白をはじめとして、映画のカットバックのように三人称多視点で描かれた文章には無駄がなく、読者はハラハラ、ドキドキしながら一気読み必至である。
ファンとして惜しむらくは、トニーのプロファイリングをもっと文中に取り入れて欲しかった。
殺しの仮面(下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:殺しの仮面(下) (集英社文庫)より
4087605027
No.1:
(4pt)

二人はそれから…

前作で身も心も深い傷を負ってしまったキャロルとトニーのコンビ復活です。しかも懐かしのブラッドフィールドに戻り、なじみの顔ぶれも揃って、と、シリーズ愛好家にはたまらない内容。二つの凶悪事件捜査がほぼ並行する形で展開していくのですが、さまざまな事柄によって二人の心が複雑に影響されながら、いつしか信頼関係と自信を取り戻していく様が、複雑に張り巡らされた伏線によって織り上げられていきます。恐ろしいほどの緊張感に満ちていた初期の作品に比べるとややメロドラマチックな展開だと思われるのは、おなじみとなった登場人物にシンパシーを感じてしまうためでしょうか。さて、次回作では二人の関係はどうなっていくのしょうか。
殺しの仮面(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:殺しの仮面(上) (集英社文庫)より
4087605019



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