すべては雪に消える
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単純に「女々しい男の独り言」と解釈すれば、いいのかも!? | ||||
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ロシアで繰り広げられる、詐欺の話と、それに巻き込まれる主人公の話です。 日本でも詐欺の話は尽きず、これだけ報道されていても、振り込め詐欺、マルチ商法、会員権等、手を変え品を変え、次々と出現しています。 詐欺にかけられる人というのは、その課程で「これは詐欺かもしれない」と気がつくのですが、それでも、ここまでの課程を正当化したり、自分が詐欺にかかるわけがないと思い直したりして、警笛に耳をふさいでしまいます。この小説でも、幾度となく警笛が降り注ぐのですが、その度に、主人公がなぜその警笛を無視したのか、克明に記しています。 本文中にも、生き延びるために必要なこととして、以下のことがかかれています。 「その一、他人の言うことはぜったいに信じないこと。その二、おそれないこと。その三、決して誰の好意も受けないこと。」 確かに、それを徹底すれば、絶対に詐欺にはかかりませんが、そんな人生が楽しいわけがありません。 小説内で、ロシアの暗部が多々書かれていますが、この辺も他人事ではないと感じました。日本も、暗部ばかりをクローズアップすれば、この小説に勝るとも劣らないほど、モラルの欠けた国と表現することが可能です。 「イギリス人がロシアでだまされた話」なのですが、いろいろ考えさせられました。 | ||||
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