秘密資産



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    初公開日(参考)2014年07月
    分類

    長編小説

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    秘密資産 (ハヤカワ文庫NV)

    2014年07月24日 秘密資産 (ハヤカワ文庫NV)

    巨額の投資詐欺容疑で逮捕された著名な銀行家ウィリアム・フォン・ベッカーが拘置所で死んだ。元花形トレーダーのジェイスンは、知り合いを介し、遺族から亡き父の隠し資産を探し出してほしいと依頼される。好条件の報酬を得るため、いまだに定職のないジェイスンは引き受ける。だがやがてウィリアムが麻薬カルテルと関わりのあることが判明、そして彼の家族に危機が迫る! 親子の感動的な絆を絡めて描く金融サスペンス。 巨額の投資詐欺容疑で逮捕された銀行家ウィリアム・フォン・ベッカーが拘置所で死んだ。元花形トレーダーのジェイスンは知り合いを介し、遺族から亡き父の隠し資産を探し出してほしいと依頼される。好条件の報酬を得るため、いまだに定職のないジェイスンは引き受ける。だがやがてウィリアムが麻薬カルテルと関わりのあることが判明、そしてジェイスンの家族に危機が迫る!親子の感動的な絆を絡めて描く金融サスペンス。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

    秘密資産の総合評価:8.00/10点レビュー 3件。Bランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (8pt)

    金融事件だが読みやすい

    2012年のデビュー作「ブラック・フライデー」でシェイマス賞最優秀新人賞を受賞した実力派新人マイクル・シアーズの第2作。デビュー作と同じく、ウォールストリートで華々しく活躍していながら金融不正の罪で2年間服役して出所した元花形トレーダー・ジェイスンを主人公とする作品である。
    一代で大手投資銀行を築き、大富豪として知られた銀行家が巨額の投資詐欺で逮捕され、拘置所で自殺した。遺族は、父親には30億ドルという巨額の隠し資産があるのではないかと疑い、ジェイスンに調査を依頼する。スイスに500万ドルの年金を隠してはいるものの当面の仕事にも金のやり繰りにも苦労していたジェイスンは、高額の報酬に惹かれて調査を引き受けた。自殺した銀行家の関係者への聞き取りからスタートしたジェイスンは、銀行家が麻薬組織のマネーロンダリングに加担していた疑いを深めていく。それと同時に、ジェイスン本人と家族にあからさまな脅迫が加えられるようになってきた。
    投資詐欺やスイスのプライベートバンクを利用した資産隠しという金融犯罪を扱った作品だが、高度な金融知識がなくてもストーリーが理解でき、ミステリーとしてのストーリー展開もよく出来ているので、最後まで退屈することなく読みこなせる。さらに、ジェイスンと発達障害を持つ息子・キッドとの親子関係、あるいは離婚した妻、バーテンダーである父親などとの家族関係などが物語の背景として上手く描かれており、父と息子の心の交流を描いたハードボイルドとしても楽しめる。
    このシリーズは好評を得ているようで、すでに3作目を執筆中だという。シリーズ作品なので第1作から読むのがベストだが、本作品から読み始めても問題なく楽しめること、請け合いだ。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.2:
    (4pt)

    多少の使用感

    多少使用感があったが、満足レベル。著者の第一作を読んで、続けて読みたくなりました。
    秘密資産 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:秘密資産 (ハヤカワ文庫NV)より
    4150413096
    No.1:
    (4pt)

    面倒くさい部分も多いのだが、結局ラストは一気読み

    出だし、スイスで老弁護士が殺害される。
    そして<それ>とは全く関係の無いNYで、父親が投資詐欺自殺した訳あり銀行家一族から前科者の主人公ジェイスンは
    <隠し資産>解明の依頼を日給50万円+達成ボーナスという好条件で受ける(!)
    すこぶる快調な展開と思いきや、ここから先のスイスに話が行き着くまで、前作からの続きの元妻との痴話ばなし、
    先天的病の息子との交流話やらが、やたら挿入されて、金融サスペンス話の先を急ぎたい当方は、ほとんど読み飛ばし。
    じつは前半で、何度か読み止めを考えたほど。(このシリーズは、この親子の闘病話が売りのひとつなのは分かるが、
    個人的にはあまり興味を持っては読めなかった。)
    ところが、話が資金洗浄から、スイスに繋がってくる辺りから、ガゼン盛り上がりをみせて、派手な銃撃戦も用意されており
    (これが、意外な結末というか、今のアメリカのTVシリース的展開を見せる!)、病の息子の命まで狙われ、本当に目を離せなくなり
    一気読みで終了。読み止めしなくて良かった、との結論に達した次第。
    ところで、主人公は前作、本作で結構な”金持ち”になっており、頭痛の種だった<あの人>の問題もカタが付いたわけで、
    第三作はいったい、何をモチベーションに頑張るつもりなのか...気になるので、次も読まざるを得ないでしょう。
    秘密資産 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:秘密資産 (ハヤカワ文庫NV)より
    4150413096



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