サンセット・ヒート
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愉快爽快痛快全開な作品です。治安官であるDV夫の頭を38口径でぶっ飛ばした赤毛のサンセットが、次の治安官に任命されてという無茶苦茶なスタートから、とにかく読み始めたら止まらない展開です。 ここのところ、ランズデール漬けですが、全作品絶版ですので、今のうちに買っておくことをお勧めします。 犬までキャラが立っています。これは本当に面白い。 娯楽作ですが、再読に耐えるので手放しません。 | ||||
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大恐慌時代のテキサス。治安官に任命されたサンセットは、前任者の夫ピーターが扱った、乳幼児の遺棄事件を調べはじめる。ほどなくして、油まみれになり腹を裂かれた女性の遺体が発見され、因縁のあるサンセットが疑われることに。 ・・・ ものがたりは、大竜巻が荒れ狂う最中、サンセットが、暴力夫ピーターの頭を撃ち抜く場面から始まる。町の有力者で、ピーターの母親マリリンは、サンセットへの憎しみと愛情が交差する中、サンセットを治安官に推すのだが、このあたりの展開が実にうまくできている。夫を殺害し、治安官となったものの、夫の愛人殺害の疑いをかけられ、娘のカレンはサンセットが好意をよせる男の子を妊娠し ・・・ と問題山積みなのだが、まったくジメっとしていない。むしろ、火のような赤毛に拳銃一丁をぶらさげ闊歩する姿は、バイタリティーさえ感じる。それだけに、ときおり見せる女性らしさにホロっとくるのだが。 登場人物は、皆、個性的に描かれていて面白い。特に敵役のマクブライドと、ツーは、ランズデールらしいホラーばりの不気味さ。いくつか痛快な場面があるし(リーとヒルビリーの対決シーンがお気に入り)、気のきいたセリフも多いので、なかだるみすることなく読了できる。映画化して欲しい作品。ただ、ラストは、ウェスタン調の決闘シーンなのだが、ちょっと、拍子抜けかも。 原題『Sunset and Sawdust』より、日本語タイトル『サンセット・ヒート』の方が、だんぜん良いね。 | ||||
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大恐慌時代のテキサス。治安官に任命されたサンセットは、前任者の夫ピーターが扱った、乳幼児の遺棄事件を調べはじめる。ほどなくして、油まみれになり腹を裂かれた女性の遺体が発見され、因縁のあるサンセットが疑われることに。 ・・・ ものがたりは、大竜巻が荒れ狂う最中、サンセットが、暴力夫ピーターの頭を撃ち抜く場面から始まる。町の有力者で、ピーターの母親マリリンは、サンセットへの憎しみと愛情が交差する中、サンセットを治安官に推すのだが、このあたりの展開が実にうまくできている。夫を殺害し、治安官となったものの、夫の愛人殺害の疑いをかけられ、娘のカレンはサンセットが好意をよせる男の子を妊娠し ・・・ と問題山積みなのだが、まったくジメっとしていない。むしろ、火のような赤毛に拳銃一丁をぶらさげ闊歩する姿は、バイタリティーさえ感じる。それだけに、ときおり見せる女性らしさにホロっとくるのだが。 登場人物は、皆、個性的に描かれていて面白い。特に敵役のマクブライドと、ツーは、ランズデールらしいホラーばりの不気味さ。いくつか痛快な場面があるし(リーとヒルビリーの対決シーンがお気に入り)、気のきいたセリフも多いので、なかだるみすることなく読了できる。映画化して欲しい作品。ただ、ラストは、ウェスタン調の決闘シーンなのだが、ちょっと、拍子抜けかも。 原題『Sunset and Sawdust』より、日本語タイトル『サンセット・ヒート』の方が、だんぜん良いね。 | ||||
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