ステップフォードの妻たち
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ステップフォードの妻たちの総合評価:
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盛り上がることもなく?終わってしまった・・・。 | ||||
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I collect books that have movies made from them. One I overlooked until recently was "The Stepford Wives." I did not give it a thought until I read the introduction written by the person who wrote the screenplay. It was marvelous to read his thoughts on the differences between the book and the movie. I am going to look for more books in this series. In the mean time, I am leaving pointers on the refrigerator for my wife. I remind her of the leaps in technology since the 70's and that I have to find the local Men's Association. (Fat chance) | ||||
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高級住宅街に引っ越してきた主婦が周囲の大人しめの主婦たちに疑問を抱きやがて・・・というお話。 話のあらすじだけ抜き出すとよくある専業主婦の倦怠を描いた風俗小説風に見えますが、そこは異能作家レヴィン、単なる女性の自立や自己実現の小説にはせず、謎めいた展開で普通の小説にはないような異色のサスペンスに仕上げていて流石に思えます。そのネタを書いてしまうと興を削ぐので兎に角読んでみてください、としかこの小説に関しては言えません。短いのであっという間に読め、ノヴェラくらいの分量ですがあまり物足りなくもならず、読んで良かった気になることは保障します。 それよりも著者が何故このような作品を書いたかを憶測すると、殆ど毎日同じ家事・洗濯・子育てしかしない専業主婦が何でそんな退屈な毎日に甘んじているのか、それが不思議でこの小説の着想を得てサスペンスに仕上げたのでは、と思いましたが、どうでしょうか? 著者のレヴィンは早熟型の作家で、若いころ書いた作品は名作・傑作が多いですが、年を取ってから書いたものは駄作・愚作が多いらしいという毀誉褒貶のある人ですが、個人的にはまだ佳作・秀作を書けるだけのスキルはあると思いたいので応援したくなります。若い頃の英気を取り戻して頑張ってください。 | ||||
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ステップフォードに越してきたウォルターとジョアンナのエバハート夫妻。活動的な女性ジョアンナは、ステップフォードに住む主婦が、家事にしか興味がないことに違和感をおぼえていく。 ・・・ 発表時(1970年代)のウーマンリブ全盛期が背景となっている。この頃の世相がわかってないと作品世界がチンプンカンプンだと思う。前提知識がないと、殊更に女性の権利を主張しすぎること自体が、奇妙にうつる。ウーマンリブへのアンチテーゼという大袈裟なものではないとしても、作者を含めた当時の男性の願望を反映したものと見るべきか。そういう意味では、御伽噺なのだろう。 主婦たちが4ヶ月毎に、ステレオタイプな模範的主婦へ変貌していくというワンアイディアなのだが、”どうやって”というのが弱かったりする。御伽噺とわりきれば、細かいことを抜きにして、楽しむことができるかもしれない。 | ||||
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N.キッドマン主演の映画を先に観た後、原作も読んでみたくなり早速購入、一気に読めました。小説のほうはもっとブラックなかんじで、また、面白かったです。小説が書かれた時期というのは、アメリカの50年代〜60年代までの保守的な男女間の関係から、女性たちが家庭の主婦労働という性別役割からの解放、自由と自立をもとめて全米中に広がった女権拡大運動の盛んな時期に書かれたわけですが、とりあげられているテーマは、今とそんなに違和感を感じない。といっても、今のアメリカではステップフォードという言葉は「中身の無い空っぽな、従順で自分の意見を言わない」という意味と同義語らしい。終わり方に違いがありますが、どちらもそれぞれの面白さがあり、楽しめました。それにしても、自分がジョアンナと同じ立場にいたら、絶対に逃げます(笑)。 | ||||
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映画を先に観ました。それで、アイラ・レヴィンは、ローズマリー やブラジルから来た少年、その他で有名な作家ですので、 「原作も読みたいです」・・ということで、読んでみました。 映画と原作では、いくつか相違する点もありますが、結論と しましては、映画は映画のビジュアルなおもしろさ、小説は 小説で、だんだんと迫ってくるけど、真相は闇の中・・みたいな 、それぞれのおもしろさがあって、どちらが優れている、とか そういう感じではない、ということがわかりました。 原作のほうは、主人公ジョアンナの視点を中心に物語り はすすみ、彼女の妄想なのか、そうでないのか、は、定か ではないですが、そんなところも、怖さを倍増させます。 いわゆる、スリラー小説の正統派としてのラストは、小説の ほうがいいような気もしますが、かなり陰鬱な終幕ですので、 映画のほうのラストも、これはこれで、今風のハリウッド映画 では、たくさんの観客を呼ぶには、こういった終幕も、ある意味 仕方がなかったのかもしれません。 いづれにしても、映画も原作も両方とも楽しめる、独自の視点と 個性をもった、佳作であることは間違いありません。 | ||||
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