■スポンサードリンク
長い腕
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
長い腕の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 21~39 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
余計なことは言わない! 最高だよ!映画化しないかな? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
横溝正史の賞をとるだけあって、ちょっとホラー。 読みながら“ぶるぶる”っと背筋寒くなりました。 読んだ後に「ところで“長い腕”ってどういうこと?」って考えたら、 「ああ、なるほど」と思ったけど、それを思いついてからもう一度“ぶるぶる” いい題付けてます。 この物語ほどじゃないけどわたしの実家も古い体質の田舎なので、 この怖さ!わかります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作品全体として悪くない。 閉鎖的で暗い雰囲気の田舎で起こる事件は確かに横溝正史に通じるものがあるかもしれない・・・。 しかーーーし、序盤がタルい。 ゲーム製作会社に勤める主人公、制作過程から業界用語、映像効果、そこに勤める数々の人が登場。 ここにかなり多くのページが割かれる。長い。 しかも、終わってみればこれらはストーリー本編にはほとんど関係なかったのであった。 イヤ、そりゃ少しは関係あるかもしれんが、この分量を割く必要はない。 単に作者自身がゲーム制作会社に勤めていたからその方面の知識が豊富だったので書きたかっただけかい。 なんじゃい、そりゃ。 あと、主人公として登場する女性が好きになれない。 たぶん共感できる人、少ないんじゃないだろか。 特に中学生の男の子が登場してからのキャラの変貌ぶりがムゴイ。 したり顔で子供にパソコンの知識ひけらかし(恥ずかしい〜)、大人の立場で演説ぶちかまし(ゲェ〜)、あとはぐいぐい押しきってパシリ扱い。 この厚かましさがもの凄い。 これが前半に登場していたキャラだろうか、後半から別の人が書いたんじゃないだろうか。 主人公と敵対している最低人種達とあまり大差ないような気が・・・。 でも、この古い家には誰も気付かない意図が込められていた、ってオチのは新鮮でいい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半部はストーリーそのものというよりも、 ゲーム業界の話を雑学的な感覚で読み進めた。 展開がゆったりなので、 どうやって収束していくんだろうか…。 と心配していたのだが、さすがに最後は勢いよく サスペンスチックにまとまっていき、爽快だった。 情報時代のコミュニティーと 旧来の村落的なコミュニティーの歪み。 トリック云々のミステリーというよりも、 メッセージ性の強い物語だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず、総武線快速って秋葉原にとまらないよね。。。そこで、最初、若干の違和感を覚えて萎えた。(これもゆがみの一部??)でも、その後は先が気になるし、文章も読みやすいし、で一気に読めた。途中、何だこの展開?ってのはあったけど、オチを知った後、全体的に見直して、すごい考えられてるなと思った。『あ〜そういうことか』っていう感覚は味わえる。読んで良かったと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
横溝正史ミステリ大賞受賞作ということで、全く知らない作家でしたが購入してみました。中盤まではスラスラと読めましたが、バラバラになりすぎた数々の要素がありすぎて、それをまとめに入った終盤は若干強引すぎるような印象が残りました。ただ、最後の両親を思い出すシーンは感動的で、読後感は良かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
せっかく面白い内容だったのに、途中で間延びするシーンがいくつかありました。 3分の2ぐらいのボリュームがちょうど良かったのではないでしょうか。 最後の映像化を意識したような展開はちょっと興醒め。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白い! 中盤からのテンポの良さは壮快。 ところで、なぜ『長い腕』というタイトルを付けたか。 ある意味比喩的な表現ではあるけれど、この辺を読み終えて解釈すると、読破したものだけに味わえるおもしろさを見つけられると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
京都への日帰り出張の戻りの新幹線の中で読もうと、暇つぶし用に買った一冊。お弁当を買うのに時間をかけすぎて(日本の駅弁はすばらしい。目移りしました。)本屋に飛び込んで、帯をみて適当に買ったのですが、 「おもしろい」 というか、お得な感じがしました。というのも、散々迷いに迷って買った一冊が駄作、ってのが最近よくある。 内容は、主人公の身の周りで起きた殺人事件を調べていくうちに、自分の過去、自分の故郷の遠い過去と深くつながり、復習劇ともなんともいえないような結末を迎えます。ストーリの展開に無駄がなく、過去と現在の橋渡しをしながら読者の興味を引き込むスタイルは、横溝正史を彷彿させます。(この本自体、横溝正史賞をとっているのは大納得) 読み進めるにつれて、個々の出来事のつながりがある程度予測できるようになるのですが、ネタがわかったときに、 「ぞくぞくっ」 と鳥肌がたちました。論理的に、こわっ、って感じが伝わってきます。 あえて、不満をいうとすれば、もう少し厚みというか、深みがあってもいいんじゃないかなあ。とにかく、贅肉の少ない本で、前半で書かれていたことすべてが、後半の複線になってます。もう少し無駄を増やして、厚い、重々しいスタイルにしてもいいかなと。 いずれにせよ、おすすめです☆ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公は行動力があり魅力的な女性で、文章も読みやすい。前半から中盤にかけて起きる様々な出来事とそれらが結びついていく過程はとてもよく書けていて引き込まれた。しかし後半はこれらの伏線の回収が猛スピードで行われたような印象があり、読者として考える時間が与えられなかったのは残念である。さらになんとなく回収されていない伏線があるように思えるし、謎が残った部分があり、すっきりしない部分もある。ただ全体としてレベルは高いと思うし、ほぼ一気に読みきった本も久しぶりだったので買ってよかったと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「キャラクター」設定のしっかりした登場人物たち。 巧みな「ストーリー」展開。 真相解明のための様々な「アイテム」 ・・「ゲーム」ソフトのような作品です。 それに加えて、過去の因縁うずまく閉鎖された地方の寒村と、 頭脳明晰なヒロインの推理という組み合わせで、 横溝作品のような世界を楽しむことができます。 ミステリーとして、少々の突っ込みどころはありますが、面白い作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ゲーム会社に勤務していただけあって社内の雰囲気がよくでています。 話の流れもスムースで主人公もかっこいいんですけど、後半になってご都合主義的に なった気がしました。 だって忙しいゲーム会社の人間と工務店のおっさんが陰に回って主人公をサポート するのはどうなんでしょう? 古い日本家屋に対する考察は素晴らしかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中盤、ゲーム方面に全く詳しくない方は、少し読み進めるのがつらいかもしれません。 (想像しにくいかも) しかしその、一見本編と関係ないような展開の中にも、物語の真髄と言える部分が隠れているので、あとで読み返してみると、「こういうことだったのか」と納得させられます。 古い日本の伝統的世界と、現代的なコンピュータの世界とが混じり合った「歪み」の話です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半はゲーム会社が舞台になっていて、 そしてそのままネットを駆使した今風の話に突入するのかと思いきや、 後半は意外にも旧弊で因襲に満ちた村社会に舞台を移し、 「横溝テイストに富んだ受賞作」という評もうなずけた。 現代社会特有の「歪み」や、幾世代にも渡って人為的に培われてきた「歪み」など、 思わず背すじがゾクゾクする怖さ。 表紙の絵も、作品のイメージが表されていて良いと思う。 明晰な論理とおどろおどろしい雰囲気が上手に融合されたこの作品、 ぜひおすすめしたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一気に読みました。 さすがゲーム会社に勤務されていただけあり、 専門知識が豊富で、その記述も専門用語の羅列ではない 目の前にその光景が現れるかのような表現をしているので、 素人にも楽しく興味がわきます。 またその知識が多岐にわたって生かされており、 単なる推理小説というにはもったいない作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者の方は元ゲーム制作会社で働いていたこともあり、主人公の勤めるゲーム会社の描写はかなりリアリティがあり楽しめました。途中少しだらだらした感じを受ける部分もあったが、全体通して引き込まれるストーリー展開でした。ネットがらみの犯罪は最近増加の一途であり、そういう題材を扱った小説を書くには相応の知識が必要であり、満足できる作品がなかなかない。この作者にはその知識もあり、ストーリーテラーとしての才能もあるので今後の作品も期待しています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
回想シーンが少なく、時系列を追った展開と、主人公中心の視点から構成される物語である為、単調ではあるが中心軸がしっかりしている感じがする。扱っているテーマも最近重要視されている社会問題であるし、クライマックスの盛りあがりもいい感じです。「黒い家」とイメージがだぶる点がちょっと残念でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人間の歪みがおこした殺人なんだそうだが、いまひとつ盛り上がりに欠けるけど、ラストはなかなか読ませてくれます。新人にしたらよく書けていると方だとおもいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず思ったのは、読みやすいなということでした。推理していく段階で主人公と考えがあうなと思い、いっきに読めるかんじでしたし、人物の書き方がうまいなと思いました。 話の中でゲーム業界の話もあるのですが、その話も面白かったです。ただ、後味が悪いなとも思いちょっと残念でした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!