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(短編集)
花散る頃の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
花散る頃の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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シリーズ通して、読み応えのある作品だと思いました。 | ||||
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全巻読むつもりです(*'▽`*)❀ | ||||
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相変わらずの音道さんが淡々と生きていく中での葛藤が面白い。一番笑ったのは最後のインタビュー。初めてこんなの読みました^ ^ | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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[凍える牙]での、貴子に比べて、爽快感がかける。 男社会でさらされる中、女性目線を生かし活動してるが、何かいまひとつ生かしきれていない。 | ||||
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ミステリ的な魅力はほとんどなく、音道貴子の日常に焦点を当てた作品で、 良くも悪くも三十台の女性の平凡な悩みを書いたような内容になっている 銃を撃ったりピンチになったりということもないので盛り上がりどころは無く、 主人公に共感を得られなければ、特に見所も無い作品だろう まあそれでも読めなくはないので、暇つぶしにはちょうどいいかもしれない | ||||
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音道貴子シリーズを気にいっていますので、短編集としてとても面白かったです。 | ||||
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凍える牙、鎖とたて続きに読んで、この作品を、読み始めてしまった!とおもっタ、軽すぎテ、感情移入できない、主人公の日常ばかりを描いていて、推理小説にはほど遠い。 | ||||
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この作品を読んだ直後の感想は”ワクワクしませんでした”で、★3つでした。そして、以下の感想を書き込んでいました。 残酷なシーンも、グロテスクな描写も無いので安心して読めました。 しかし、同時に、ワクワク、ドキドキも無く、淡々と日常が過ぎていったという印象です。 こういう作品もあっても良いとは思いますが、私は、次読んだ作品もこうなら乃南さんの作品を 読むのは止めようかな、という感想です。しかし、女刑事音道貴子シリーズの次の作品”鎖”を読んで驚きました。かつ、”花散る頃の殺人”の感想までもが変わりました。”花散る頃の殺人”は、嵐の前の静けさ、です。主人公たちを理解するための基礎練習みたいなものです。”凍える牙””花散る頃の殺人”を読んだ後、”鎖”を読む事を心よりお勧めします。繰り返します。私はぶったまげました。これからも、乃南アサさんの作品を楽しんでいきたいと思います。 | ||||
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直木賞受賞作品で、2回ドラマ化された「凍える牙」を読んで面白かったので、続編にあたる本書を読んでみた。 大規模な事件や、凄いトリックがあるという話でもないのだけれど面白かった。 6篇全部面白かったけれど、「花散る頃の殺人」「長夜」「雛の夜」は気に入っている。 事件の背景や人間関係、動機なども面白いし、考えさせら足りするのだが、それ以上に音道貴子の日常が見どころと言っていいだろう。 餃子を作りすぎてしまったり、生意気な女子高生に腹を立てたりと、思わず笑ってしまうようなところがたくさんあった。 次は「鎖」を読もうとおもう。 レビューでの評価はいいほうなどで期待できる。 | ||||
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うーん・・凍える牙のファンで読みましたが、音道貴子のキャラは相変わらずいいのですが、肝心の事件がよくある話が短編で続くだけで、正直「え、これだけ?これじゃニュースでよくあるなーここから何もないの?」とびっくりしたほどです。なんというか音道を使った理由すらないような・・続編とかスピンオフと考えないほうがいいのかな・・もったいないと思いました。 | ||||
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音道貴子が活躍するシリーズの短編集。 この作品は、犯罪や謎解きよりも、短編の特性をうまく活かして、主人公の日常を描いた作品だと言えるのではないでしょうか。 「凍える牙」のような緊迫感はないのですが、音道ファンには、好感を持って迎えられるでしょう。 また、これからこのシリーズを読もうと思っている方にも、お薦めできます。 特別付録の架空対談も、笑えます! | ||||
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刑事物の短編集といえば、ただただギスギスしそうなものだが、これは「凍える牙」で活躍した音道貴子刑事が主人公だけに、女性らしい優しい手触りを感じられる。 特に大きな事件が展開するわけでもなく、どちらかといえば、淡々と音道の日常をつづっているのがいい。 人情話風だったり、シニカルだったり、中身もバラエティに富んでいます。 一連の音道貴子シリーズのファンならば、必読ですね。 | ||||
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音道貴子32歳。警察官なのだけれど、一人の女性としてもきっちりと描かれている。どの事件も、実際の日常の中で起こり得るものばかりだ。背景にはやりきれないものもある。悩んだり、怒ったり、悲しんだりしながら、彼女は事件解決のために奔走する。彼女の両親や妹たち、そして同僚や近所の人たちとの関係も、読んでいて楽しい。これからもずっと彼女の活躍を見守っていきたいと思っている。 | ||||
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どの作品も,事件にまつわる人びと,その他の脇役たちの人柄や表情を,印象的に描き出していて,とてもていねいな作品たちだ。 作者は,だれのことも,裁かない。人それぞれ,知れば知るほど,理由(わけ)ありなのだ。 理由(わけ)ありな人びとが,それぞれ生きているその生は,そのときどき,いつも存在感がある。存在感があるということは,尊いということだ。 主役脇役みんなの存在感を描き出す著者は,みんなの尊さを描き出している。たとえ描かれた人生が,胸をしめつけるような,さみしさや悲哀を感じさせるものであっても,尊いことにかわりない。 幸せ不幸せというのも,人間が勝手につける一面的なレッテルみたいなものだ。そんな基準を超えて,夜明け前の薄明かりのような愛が,だれのどんな人生にも,そっと臨在しているのが感じられる。 とても善い作品集だと思った。 | ||||
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音道さん、好きです。寝坊したり、実家を心配したり、昇進を気にしたり、女子高生に腹を立てたり・・・この短編集では等身大の音道さんが描かれています。「凍える牙」は長編で読み応えがありましたが、こんな日常を垣間見るのもいいですね。「滝沢刑事と著者の架空対談」のお楽しみ付き♪ | ||||
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順番は前後してしまうのだが、同じ音道貴子シリーズの『凍える牙』『鎖』という2本の長篇を読んでから、こちらを読んだ。上に書いた2本の長篇も確かに、刑事の日常が描かれているのだが、短篇集でるこの作品は更にその部分が強調された印象。『凍える牙』でコンビを組んだ滝沢刑事が主人公の『茶碗酒』などは事件も起きず、まさに「日常」をそのままに描写したものであるし、他の音道貴子が主人公の5篇も事件は起きているのだが、トリックなどというよりも事件を通して犯人や貴子自身の日常へと思いが移っていく。300頁あまりの中に短篇6篇プラスおまけ、ということでかなり1話1話は短いのだが、読み応えは十分。 | ||||
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ちょっと意地っ張りだけれど頑張りやで賢くて女性らしさも死守しようとする音道刑事。男社会の刑事畑で頑張る彼女の仕事ぶりや日常生活が短編で綴られている。「凍える牙」を読まれて、音道ファンになられた方、次はこの一冊です! | ||||
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「凍える牙」は最後の犯人像・動機等の設定の甘さは目立ったが、魅力的な主人公「貴子」のデビユー作としては面白かったので、すぐにこの本を続けて読みました。「凍える牙」を読んだ読者には、いろりろ鮮明になる貴子の人間像に触れるこの作品は、彼女にハマルきかっけを作ってくれる素晴らしい作品です。内容は、全て貴子と滝沢をより深く知ることができるようになるとう点では、満足のいくものであると言えるでしょう。音道刑事ファン必読です! | ||||
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直木賞受賞作の「凍える牙」の刑事、音道貴子の短編集。「鎖」でもう一度貴子にハマって、順番こそ違うのだが本作も読んでみた。 「あなたの匂い」では、貴子がゴミハンターの被害に遭う。貴子ならずとも私生活が除かれる感覚だろうからこんなことはたまったもんじゃない。ラストにはもう一度そう思わせる。 「冬の軋み」では、親と子の話。結局親は何の為に子どもを育てているのだろうか。それが問題提起なのだろう。この話を読むと呆れてしまうが、まず単純にそう言うことを考えてみた。と言っても自分は育てられる側なのだが。親としては注目かな、と。最後の「雛の夜」にしても、安易に危険な行動に踏みいる女子高生達が描かれている。現実とのマッチがリアリティを出し、何とも言えない読後感と言ったところか。呆れるしかない。 表題作「花散る頃の殺人」が個人的に一番好きである。ビジネスホテルで老夫婦の変死体が見つかった。自殺か他殺か。所持していた写真が意味するものとは。暗い過去が浮かび上がり、一人の男にたどり着く。よくある設定ではあるが、言ってしまえばこれも親と子がテーマなのだろうか。最後の男の台詞には何とも言えない後悔の念がある。「長夜」はあまり好きでない。「茶碗酒」は「凍える牙」で貴子のパートナーを務めた滝沢刑事が主人公の殆どシナリオ性もなくすぐ読み終わる短編。しかしながら、滝沢らしい様が伺える上、読後感は何かとしっくりくるものがある。刑事がいかに忙しい仕事であるか。事件に休みがない限り、自分達にも休みはない。 文庫化されていないが、音道貴子のもう一つの短編集、「未練」も早く読んでみたいと思わせた。 | ||||
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