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凍える牙
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凍える牙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全103件 21~40 2/6ページ
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ウルフドッグの造形は見事で、実に魅力的。 だが、本当に犬好きの人は、犬を凶器に仕立てたりはしない。 ここが最大の違和感。 また、犯人の1人の犯行動機があまりにもくだらない。 そんなことでここまでするか? というのが第2の違和感。 すっきりしない結末であった。 | ||||
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別に有りません | ||||
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たまたま「鎖」を先に手にしてからの本作。順番は前後したけれど、逆に印象深く読めた。音道と滝沢の人間関係も本作で漸く謎が解けてスッキリした。長編ミステリーだけれど飽きずに最後まで緊張感を抱いたまま読み進められたのは流石乃南作品。 | ||||
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ポケベル時代、1990年代か80年代の話かと思いますが、1988年生まれの私(男性)にとって、 今女性の社会進出が急速になされる時代において、長い間女性が不遇な目にあってきたという背景、 その一旦がうかがい知れる物語となっています(警察社会は特殊で、現在も色濃いとは思いますが)。 ミステリーとしての内容については、少し長い割に予想外の事が起こらないものの、題材が飛び道具なので、 神秘的というか気持ちのよさがあるという印象でした。 | ||||
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この作品を読んで女刑事 音道貴子のフアンになりました。 シリ―ズは全て何度も読み返し、半ばちぎれそうになっているのもあるくらい。 犬が出てくる作品の10本にも数えられています。 後半は痺れるような文章に引き込まれます❗ | ||||
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刑事という男社会に入った女性をしっかりと描き、その上、ストーリーとしてしっかりとした構成になっている | ||||
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無駄に長い。読んでて集中しにくいし、なかなか展開がこないから読み進めるのが苦痛。 まださいごまで読んでないけど挫折しそう。 他の作品では好きなものもあったし、これならレビューも良いしで手にしたけど.... ハズレや。辛い。時間浪費してもうた感が。。。 | ||||
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人体を発火させる殺人事件が発生。主人公の女性刑事は、捜査を続けるうちに、次々と人を噛み殺すオオカミ犬とのつながりを見出す。 本作品は、白バイを駆る以外に特別な才能があるわけではない等身大な女性を主人公に据えたミステリだ。 警察という男性社会の中で、女性の虐げられ感はステレオタイプ。気難しい中年刑事とのバディものでもあり、事件の解決にともなって、犬猿の仲の二人がどうなるかが見所となっている(想像はつくのだが)。 オオカミ犬の描写は素晴らしいのだが、バイクの追跡シーンは迫力が欲しい。刑事 音道貴子シリーズの開幕。【直木賞】 | ||||
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Audibleにて。ファミレスで突如前進が炎上して焼死した男性、謎の動物によってかみ殺される事件の連発。主人公はともにバツイチのアラサー女刑事と中年おっさん刑事。丁寧な心理描写と、次第に相棒として心を通わせていく2人の関係性の進展は細やかで好印象。後半はなかなかほかの警察小説では見れないような手に汗握るまさかのレースシーンがあったりする。文章量は多いが、文章そのものにクセはなく、読みやすい(聴きやすい)。 | ||||
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深夜のファミリーレストランで突如、男の身体が炎上した! 遺体には獣の咬傷が残されており、警視庁機動捜査隊の音道貴子は相棒の中年デカ・滝沢と捜査にあたる。やがて、同じ獣による咬殺事件が続発。この異常な事件を引き起こしている怨念は何なのか? 野獣との対決の時が次第に近づいていた――。女性刑事の孤独な闘いが読者の圧倒的共感を集めた直木賞受賞の超ベストセラー。 | ||||
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展開に少し無理を感じました。事象が派手なわりに根拠が乏しいと思います。 | ||||
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女刑事音道貴子シリーズの第一作です。 警察という超男社会の中に身を置く女性が主人公ですが、 変に意固地になったりせず自然に熱いです。 あとこのシリーズは発刊順に読んだ方がいいと思います。 これ以上は未読の人には何を書いても余計な事を言って しまいそうなので何も書きません。 しかし良い本だという事は伝えたい。 私は男性ですが、多くの女性に読んで欲しいと思いました。 くだらない事で悩んでいるのが、まさにくだらなくなるんじゃないかと... 少しだけ強くなれるんじゃないかと思います。 人生幸せだったかどうかなんて死ぬ前に分かる事。 ならば今を精一杯生きようと。 私は生まれ変わったら...セキセイインコになってリビングを飛び回りたい^^ | ||||
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今の男性社会の中で女性が働く事の大変さだけが判る一冊だった。 それだけ。 それ以外のものは殆どない。 殺される人の悪っぷりも犯人の動機もフィクションとしては、もうひとつ…。 これが直木賞を受賞してたとは…何か直木賞にもガッカリです。 | ||||
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人を襲うんだけど犬の心情が哀れで 最後は凛と身をしょし とても犬とは思えぬ立派さだと思いました 女性刑事の大変さが伝わりました | ||||
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酷い、サスペンスとはこの程度のものか? ここまで言葉の誤用が多いと、とても作家とは認められない。 ビルに延焼した際に「大災害になりかねない」という言葉を使っているが、この大災害という言葉は主に自然災害に対して使われる言葉で人災に対してはほとんど使われない言葉である。 また犯人の冷酷さや知的レベルの高さをあらわすものとして「教養があり」という言葉が使われているが、これも誤用である。教養という言葉は、「心の豊かさ」という意味を内在しているので、まったく適さない。挙げればまだまだあるが、もう結構である。行を埋めるだけの無駄話のような戯れ言が溢れていてとても文学とは言い難い。 | ||||
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ながら族の私は本を聞きながら色々するのが好きで、またそうでないとなかなか本も読めないという困った人間です。オーディブルは最高です!歩きながら読書ができます。米国でオーディブルが始まった頃から英語版を利用していましたが、なぜ日本ではないのだろうと長らく不満でした。Amazonさんで始まった時は本当に嬉しかったです。さて、「乃南アサ氏」の小説もオーディブルで初めて読むことになり、夢中になりました。中でもこの「凍える牙」は秀逸だと思います。意外な展開にわくわくしました。頭の中では配役をして映像が浮かびます。私は自分が女性のせいかどうかわかりませんが、気がつくと女性の作家のものばかりを好んで読んでいました。「乃南アサ氏」も私のお気に入りに入りました。ミステリー感がたまりません!オーディブルへの希望としては、「乃南アサ氏」の他の本も早くオーディブルで出版していただきたいのと、「湊かなえ氏」の本もお願いします。実用書も必要でしょうが、文学をどんどんオーディオ化してくださるようお願いします。 | ||||
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最近ハマっているオーディブルで、これまたドップリとハマっている乃南アサ先生の、これこれまたズボーンとハマっている音道貴子シリーズ、凍える牙を楽しみました。 著者の筆力に惹きこまれながら、人間性むき出しでぶつかり合う登場人物に感情移入しつつ、複雑に絡み合う事件に思いを馳せながら、あっという間に聴き終えることができました。 無論、長編ですから、短編のように、心の綾に直接張り付くようなことはなく、とりとめもなく続く捜査の徒労感の中に、人間の業がぶつかり合う、激しい作品に仕上がっていますので、一気に読み切ることは辛いのですが、大森 ゆきさんの優しい朗読が、声質が、グイグイと続く物語の進行を落ち着かせ、気がついてみると、一気に聴き終えていました。 素晴らしい作品、素晴らしい朗読、ありがとうございます。 | ||||
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そんじょそこらの本格ミステリーではないのだから、自明の犯人とか凡庸な動機などという論評は笑止である。 この小説家がいかにたぐいまれな筆力を有しているかが如実にわかる作品。 端的な例が、知性だけでなく惻隠の情念や自死をも厭わぬ矜恃さえも具えた獣の描写であり、いかにもむかつく貴子の母親のせりふである。 ここまで書ききることができてはじめて小説と呼べるのだ、ということをあらためて認識。 | ||||
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面白かったです。 変に飾ってなくて生々しい感じがリアルでした。 ほとんどの登場人物に一度はイラッとします(笑)でも、そこが逆に親近感持てたかな。 あ、ごめんなさい、母親だけは嫌いです(笑) | ||||
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作品中登場するウルフドッグの心の中の動きを覗き見るがごとく、 ストーリーは展開し、そこに引き込まれていきます。 好きな作品です。 乃南作品はこれ以外に読んだことはありません。 | ||||
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