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飛蝗の農場
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飛蝗の農場の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 1~20 1/2ページ
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飛蝗の農場という題名に覚えがあり前に買ったようなのですが、又読みたいです。 | ||||
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こんなの面白いというんでしょうか? 延々、いつまでも判じ物みたいな物語が続いて、さあそのうち面白くなるぞ、きっとなる、なってくれ、と祈りにも似た思いで読み進めましたが、半分以上読んでやめました。いまさら後半おもしろくなったとしても遅い。もういい! 読書人生で、書物を捨てるというバチあたりな行為をしたことはありませんでしたが、初めて捨てました。私の本棚に並ぶ権利がない、と判断された2冊の本のひとつ(もう1冊はサラ・ウォーターズの「半身」)。どちらもベストに入ると評価された作品ですが、殆ど信じられない。こんなにもったいぶらせて何なのさ!といいたい。 でも、あ、逆にいうと、この作品(バッタ)が好きな人はきっと「半身」も好きなんじゃないかな、おすすめします。いえ、皮肉じゃなく。 | ||||
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禍々しく、興味をひきつけるという点で、題名がまずうまい。 メインの物語と平行して関連不明のいくつもの断章が投げ込まれる前半も、かなり読ませる。 そのつながりがはっきりしてくる後半で、それほど意外性がないために少し失望させられる。 替わって、たたみかけるようなサスペンスが盛り上がってくるが、そのあげくの結末は、 かなりガッカリだ。さらに、最後の1ページに至ってはまったく意味不明で、解説いわくの 「リドルストーリー」だそうだが、どういう解釈を採用するにしても、とってつけたような 蛇足としか思えない。といって、これが無ければ腰砕けは免れないし、要するに誤魔化して 終わらせたような印象を受けるのだ。 初刊時、驚異の新人の登場として大騒ぎされたが、その後、次作が紹介されただけで日本では お目にかかれなくなっている。これが、一般読者の反応を物語っているのではないか。 | ||||
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帯の煽り文に釣られ刊行と同時に購入しました。スリル満点でグイグイ引き込まれ、その日の深夜まで掛かって一気読みしたのを憶えています。 ああ、しかし、ラストのどんでん返しには少々脱力させられました。もしも本作を漫画化するのであれば、リアリティを以て描くことが出来るのは、あだち充先生しかいらっしゃらないとしみじみ思いました。 | ||||
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評判が良かったので読んでみました。何年も海外ミステリーを読んできて理解力はあるつもりですが、正直言ってよくわかりませんでした。 確かによくわからないままですが、惹きつけられて最後まで読みました。 ですが、最後は「?」でした。 どうして、1位になったかわかりませんね。 | ||||
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評判が良かったので読んでみました。何年も海外ミステリーを読んできて理解力はあるつもりですが、正直言ってよくわかりませんでした。 確かによくわからないままですが、惹きつけられて最後まで読みました。 ですが、最後は「?」でした。 どうして、1位になったかわかりませんね。 | ||||
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訳者あとがきや解説、各種ランキングで絶賛されるほど面白いとは思いませんでした。読み終えて、「お疲れさまでした」というのが正直な感想です。 メインストーリーと一見、関連性のない幾つかのサイドストーリーが、やがて一つに結びついて結末へとなだれ込む展開は、ミステリーでは珍しいものではありません。時系列に沿わない構成や一定しない物語の場所設定が必ずしも効果的ではなく、謎を終盤まで持続させるための回り道に感じました。 もっとも気になったのは、タネ明かしまでのひっぱりが引き込まれるような魅力的な展開ではなかったこと。結末はもちろん、過程のワクワク・ドキドキ感がほしかったです。 世間的な評価より、本欄におけるレビューの平均点のほうが的を得ていると思います。 | ||||
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「このミステリーがすごい!」の’02年海外編で第1位、「週刊文春ミステリー・ベスト10」では’02年海外部門で第3位にランクインした話題作。 なにしろ巻末の「訳者あとがき」でも「解説」でも、冒頭の言葉が「----なんだ、これは?」なのである。 私も最後の最後まですっかりこの作品の持つ独特の世界に翻弄されてしまった。 イギリスはヨークシャーの荒れ野の農場主・キャロルのところに自称・記憶喪失の謎めいた男が転がり込む。ふたりの不安定で奇妙な共同生活が始まる。一方で本編と並行するように、一見何の関係もないような数々のショートストーリーが挿入される。 たとえていえば、複数の脈絡のない物語が同時進行する、伊坂幸太郎の『ラッシュライフ』を思わせるような構成に読者は幻惑される。 やがて終盤の、残り150ページ位から、それらショートストーリーが一連の流れとなって収束し、過去の連続異常殺人事件と関係していることが明らかになり、本編と結びつくのである。ここにいたってようやく物語の全体像が明らかになり、さらにエンディングでもひとひねりが用意されている。 本書の「解説」や「このミス」にはサイコロジカル・スリラーのジャンルにカテゴライズされる作品とあるが、私は、本書はいままでのジャンルには押し込みきれない、不思議な世界観と魅力を持つ、いわば“ドロンフィールド・ワールド”といったミステリーのニューカマーではないかと思う。 | ||||
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何年か前の「このミス」海外部門第1位ジャンルとしては「サイコホラー」にあたるのでしょうか。構成が複雑ではじめの3/5くらいまでは少しつらいかも。後半一気に加速しておもしろくなるが、始めのほうのいろいろなエピソード群はこんなに長々と詳細に描写する必要があるのか。後半のホラーとしての面白さは、作者は意図していないかもしれないけど13日の金曜日のノリ。 | ||||
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何年か前の「このミス」海外部門第1位 ジャンルとしては「サイコホラー」にあたるのでしょうか。 構成が複雑ではじめの3/5くらいまでは少しつらいかも。 後半一気に加速しておもしろくなるが、始めのほうのいろいろなエピソード群はこんなに長々と詳細に描写する必要があるのか。 後半のホラーとしての面白さは、作者は意図していないかもしれないけど13日の金曜日のノリ。 | ||||
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人里離れた荒地の農場に一人住む女性キャロル。ある雨の夜、農場を訪れた男スティーブ。事故から傷を負った男は農場に留まり、二人の共同生活が始まる。だがこの男は記憶を失っていた・・謎めいたプロローグ・・。男は何者なのか?キャロルはなぜ一人で住んでいるのか?メインストーリーの合間に、異なる名前の男が登場する挿話がはさまれる。ロンドン下町の床屋、フランスの田舎で二人の芸術家と同棲する女性、中古自動車のバイヤー、アダルトビデオの男優・・・。だがこれらの挿話の中から、何者かに追われている男のストーリーがだんだんと浮かび上がってくる・・逃亡者と追跡者。逃亡者は何から逃げているのか?追跡者は実在するのか?それとも現実の認識をうまく出来ない男の幻想なのか?最初はざわざわと遠くで鳴っていた不協和音がだんだんと大きくなっていくような展開。頑ななキャロルが男に心を開いたとき・・・事態が急展開し始める・・。複数のストーリーが1本に収斂していく展開は見事、後半は予想を超えた怒涛の展開で、事態は二転三転していく。奇妙な後味を残すラストは、読後も不協和音を残していくかのよう・・。いわゆるサイコスリラーの1作に挙げられている本編だが、事件はなかなか姿を現さない。ヒロインであるキャロルの過去の謎に記憶喪失の男、挿話で語られる複数の男たちのストーリーと最後までひきつける・・。ラストは個人的には好みではないが、読み終わった後も、なんとも言えない後味が残る。 | ||||
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人里離れた荒地の農場に一人住む女性キャロル。ある雨の夜、農場を訪れた男スティーブ。事故から傷を負った男は農場に留まり、二人の共同生活が始まる。だがこの男は記憶を失っていた・・謎めいたプロローグ・・。男は何者なのか?キャロルはなぜ一人で住んでいるのか? メインストーリーの合間に、異なる名前の男が登場する挿話がはさまれる。ロンドン下町の床屋、フランスの田舎で二人の芸術家と同棲する女性、中古自動車のバイヤー、アダルトビデオの男優・・・。 だがこれらの挿話の中から、何者かに追われている男のストーリーがだんだんと浮かび上がってくる・・逃亡者と追跡者。逃亡者は何から逃げているのか?追跡者は実在するのか?それとも現実の認識をうまく出来ない男の幻想なのか? 最初はざわざわと遠くで鳴っていた不協和音がだんだんと大きくなっていくような展開。頑ななキャロルが男に心を開いたとき・・・事態が急展開し始める・・。 複数のストーリーが1本に収斂していく展開は見事、後半は予想を超えた怒涛の展開で、事態は二転三転していく。奇妙な後味を残すラストは、読後も不協和音を残していくかのよう・・。 いわゆるサイコスリラーの1作に挙げられている本編だが、事件はなかなか姿を現さない。ヒロインであるキャロルの過去の謎に記憶喪失の男、挿話で語られる複数の男たちのストーリーと最後までひきつける・・。 ラストは個人的には好みではないが、読み終わった後も、なんとも言えない後味が残る。 | ||||
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嵐の夜、過去の傷から逃れてひっそりと暮らすキャロルの農場に、突然記憶喪失の男が迷い込んだ。名を変え、身元を変えて逃げ続ける男に、執拗に迫りくる影はいったい何者なのか?。時や場所を越えて断片的に挿入されるエピソードは、明かされない疑問を残しながら、奇妙で不気味な味わいを残し、やがて一本の大河に流れ込むように物語を紡ぎ出す…。 意表をつく斬新で緻密な構成が、某ベストテンで1位をとった所以でしょう。イギリスミステリーならではの、おどろおどろしい深みがあります。予定調和のアメリカンミステリーに読み飽きた読者には、刺激的な一冊かもしれません。ただし、結末にカタルシスを求める人には、不向きだと思います。個人的には、そもそもの発端が「偶然」で片づけられているという点が残念でした。 | ||||
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うーん、何回読んでも難解だっ!最初、読みながら時間を逆に辿るのが、わたしには困難でした。 でも、どうなるんだろうというハラハラ感がたまらなくて、一気に読んでしまいました。 気がつけば肩は凝ってるし、眉間にしわが寄っていて、久しぶりに頭を使った感じです。 人はいろんな顔を持っているといいますが、どんな人物にでもなれる人もいるのですね。 追う者と逃げる者。 逃げ切れるように応援しながら読んでました。 キャロルと闖入者のラブストめいたところも気になり、読まされました。 なのに、面白く読んじゃったのに、いまだにあのラストがわからないのです。 わたしの頭が悪いだけなんでしょうか。 | ||||
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うーん、何回読んでも難解だっ!最初、読みながら時間を逆に辿るのが、わたしには困難でした。 でも、どうなるんだろうというハラハラ感がたまらなくて、一気に読んでしまいました。 気がつけば肩は凝ってるし、眉間にしわが寄っていて、久しぶりに頭を使った感じです。 人はいろんな顔を持っているといいますが、どんな人物にでもなれる人もいるのですね。 追う者と逃げる者。 逃げ切れるように応援しながら読んでました。 キャロルと闖入者のラブストめいたところも気になり、読まされました。 なのに、面白く読んじゃったのに、いまだにあのラストがわからないのです。 わたしの頭が悪いだけなんでしょうか。 | ||||
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まったりとした序盤から、一気に驚愕のクライマックスへと導く手法は、洋の内外を問わず、ここ数年の傾向であるようにみられるが、中でも本書はその王道を行くものである。途中やや読みづらく感じた点はあるが、一気に読んでしまい、気が付けば朝だったと言うドライブ感たっぷりの作品。ただ、本書が『このミス』で1位というのには納得がいかない。ポール・アルテの『第四の扉』を上回っているとは到底思えないからだ。しかしながら1位を獲得したということは除外しても、読む価値は絶対ありの一品である。 | ||||
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まったりとした序盤から、一気に驚愕のクライマックスへと導く手法は、洋の内外を問わず、ここ数年の傾向であるようにみられるが、中でも本書はその王道を行くものである。途中やや読みづらく感じた点はあるが、一気に読んでしまい、気が付けば朝だったと言うドライブ感たっぷりの作品。ただ、本書が『このミス』で1位というのには納得がいかない。ポール・アルテの『第四の扉』を上回っているとは到底思えないからだ。しかしながら1位を獲得したということは除外しても、読む価値は絶対ありの一品である。 | ||||
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『2003版このミス』海外1位 の作品であるが....。個人的にサイコスリラー的なものはあまり多くを経験してないものでひょっとしたらその経験不足から消化不良的な読後感が残っているのでしょうか?読む人が読めば最高傑作なのでしょうか?? 中盤の様々なプロットも結末部分の一捻りも何かすべてが中途半端という感じです。でもプロが褒めるから傑作なのでしょう....きっと...。 | ||||
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『2003版このミス』海外1位 の作品であるが....。個人的にサイコスリラー的なものはあまり多くを経験してないものでひょっとしたらその経験不足から消化不良的な読後感が残っているのでしょうか? 読む人が読めば最高傑作なのでしょうか?? 中盤の様々なプロットも結末部分の一捻りも何かすべてが中途半端という感じです。でもプロが褒めるから傑作なのでしょう....きっと...。 | ||||
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途中で、おかしな双子みたいなのが出てくるのだけれども、その話が本編とどうつながるのかわからなかった。また、追跡者の痕跡が、「えっ、そんなとこに?」というところに現れるのだけども、「えっ、何もそんなとこにまで?」と思ってしまう。でも全体的には、パっーと読めてしまうので、多少のことに目をつぶって、はい星4つ! | ||||
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