サルバドールの復活

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種別
長編
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あらすじ

2005年09月30日 サルバドールの復活〈上〉 (創元推理文庫)

大学時代、ひとつ屋根の下で暮らした四人の女性。そのうちのひとり、リディアの葬儀が、卒業後離ればなれになった彼女たちを再会させる。若く才能あふれるギタリストだった、今は亡きサルバドールと大恋愛の末に結ばれたリディア。その身に何が起きたのか?威厳に満ちたサルバドールの母に招かれ、壮麗な居城へ足を踏み入れたかつての友人たちが遭遇する、いくつもの怪異と謎。(「BOOK」データベースより)

評判

サルバドールの復活の評価:

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サルバドールの復活の総合評価:

5.50/10点 レビュー 4件。

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No.4
(3pt)

過去と現在の交錯

摩訶不思議な世界である。物語が過去と現在を行ったり来たりするだけでなく、現在進行しているはずの出来事が過去よりも重く暗い雰囲気を漂わせている。つまり、現在が結びついているのは少し前の過去ではなく、歴史に近いはるか昔なのである。唐突に語られるいくつかの物語が次第に絡んでいく技法はおもしろいし、家柄や血統を重んじる人たちの考えそうなことは東西共通の点もあるから理解できるけれど、どうにも納得できない(というか、唐突すぎる)展開もあるのでこの評価にしました。
サルバドールの復活〈上〉 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: サルバドールの復活〈上〉 (創元推理文庫)より
4488235077
No.3
(3pt)

過去と現在の交錯

摩訶不思議な世界である。
物語が過去と現在を行ったり来たりするだけでなく、現在進行しているはずの出来事が過去よりも重く暗い雰囲気を漂わせている。
つまり、現在が結びついているのは少し前の過去ではなく、歴史に近いはるか昔なのである。
唐突に語られるいくつかの物語が次第に絡んでいく技法はおもしろいし、家柄や血統を重んじる人たちの考えそうなことは東西共通の点もあるから理解できるけれど、どうにも納得できない(というか、唐突すぎる)展開もあるのでこの評価にしました。
サルバドールの復活〈上〉 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: サルバドールの復活〈上〉 (創元推理文庫)より
4488235077
No.2
(1pt)

相性の悪い小説でした。

巷間、大変評判の高かった小説だが、残念なことにまったくノレなかった。上巻を読んだときにやめようかと思ったが、それまでの時間がもったいなかったし、今によくなるだろう、と読み続けた。結局(ぼくにとっては)時間の無駄だった。
世間との評価の乖離には慣れっこになっているつもりだが、どうやらぼくの側に大きな問題があるらしい。
読み終えたのは昨年であり、沈黙しているつもりだったが、これもひとつの記録として残しておくことにした。
サルバドールの復活〈下〉 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: サルバドールの復活〈下〉 (創元推理文庫)より
4488235085
No.1
(3pt)

ドロンフィールドの壮大にして奇抜な小説世界

本書は、ミステリチャンネルの「闘うベストテン2005」海外編第1位、「週刊文春ミステリー・ベスト10」’05年海外部門第4位にランクインされた、文庫にして上・下巻合わせて784ページにも及ぶ大作。しかも会話文が少なくて、地の文ぎっしり、ボリューム満点の小説である。
若く才能あふれるギタリスト、サルバドールとその妻、リディアが相次いで不思議な死をとげた。リディアの大学時代の女友達3人が葬儀で7年ぶりに再会し、そのうち2人が、夫婦の母親である女主人に招待され、古城風の建物を訪れてつぎつぎと奇怪な事件に巻き込まれていくというゴシック・ホラー風の物語。
雪と自家用車の故障で館に足止めされ、館そのものとリディアの亡霊と女主人に翻弄される2人の<現在>と、4人の学生時代のエピソード、サルバドールとリディアの恋愛物語、さらにサルバドールの少年時代---伝統と血統を重んじる母親と新しいものに興味を抱く彼との葛藤---が描かれる<過去>。これらがたくみに錯綜しながらストーリーが進行してゆく。
さらにそのうえ、手記や日記、何の関連もないような作中小説やおとぎ話風のショートストーリー、ふざけているとしか思えない内容の大学卒業試験問題文までもが挿入される構成は’02年「このミス」第1位のデビュー長編・前作『飛蝗の農場』以上に複雑で凝りに凝っている。・・・そしてその結末・・・女主人が2人を足止めした真相が明かされる時、「---なんだ、これは?」というしかない。まさに全編にわたって“ドロンフィールドの奇抜な小説世界”が展開するのである。
本書は、一歩間違えればコミック・ノヴェル(バカミス)になりかねない、あえて言えばゴシック・ロマンスと青春回顧小説の壮大なパロディーである。
サルバドールの復活〈下〉 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: サルバドールの復活〈下〉 (創元推理文庫)より
4488235085
No.0
(3pt)

ドロンフィールドの壮大にして奇抜な小説世界

本書は、ミステリチャンネルの「闘うベストテン2005」海外編第1位、「週刊文春ミステリー・ベスト10」’05年海外部門第4位にランクインされた、文庫にして上・下巻合わせて784ページにも及ぶ大作。しかも会話文が少なくて、地の文ぎっしり、ボリューム満点の小説である。
若く才能あふれるギタリスト、サルバドールとその妻、リディアが相次いで不思議な死をとげた。リディアの大学時代の女友達3人が葬儀で7年ぶりに再会し、そのうち2人が、夫婦の母親である女主人に招待され、古城風の建物を訪れてつぎつぎと奇怪な事件に巻き込まれていくというゴシック・ホラー風の物語。
雪と自家用車の故障で館に足止めされ、館そのものとリディアの亡霊と女主人に翻弄される2人の<現在>と、4人の学生時代のエピソード、サルバドールとリディアの恋愛物語、さらにサルバドールの少年時代---伝統と血統を重んじる母親と新しいものに興味を抱く彼との葛藤---が描かれる<過去>。これらがたくみに錯綜しながらストーリーが進行してゆく。
さらにそのうえ、手記や日記、何の関連もないような作中小説やおとぎ話風のショートストーリー、ふざけているとしか思えない内容の大学卒業試験問題文までもが挿入される構成は’02年「このミス」第1位のデビュー長編・前作『飛蝗の農場』以上に複雑で凝りに凝っている。・・・そしてその結末・・・女主人が2人を足止めした真相が明かされる時、「---なんだ、これは?」というしかない。まさに全編にわたって“ドロンフィールドの奇抜な小説世界”が展開するのである。
本書は、一歩間違えればコミック・ノヴェル(バカミス)になりかねない、あえて言えばゴシック・ロマンスと青春回顧小説の壮大なパロディーである。
サルバドールの復活〈上〉 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: サルバドールの復活〈上〉 (創元推理文庫)より
4488235077

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