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生者と死者〜酩探偵ヨギ ガンジーの透視術
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生者と死者〜酩探偵ヨギ ガンジーの透視術の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 41~45 3/3ページ
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| 待望の復刊。 とにかく人を驚かせようというマジシャンとしての茶目っ気あふれる才気と、紋章上絵師としての伝統を重んじるスタイリッシュさが幸福に合致した、名作揃いの泡坂作品中でも同じヨギ・ガンジー・シリーズの『しあわせの書』と双璧を成す超絶的技巧作品。 未読の方には有無を言わさずお勧めする。そして読後驚嘆したあとは亜愛一郎シリーズに代表されるチェスタトンに比すべき奇想天外な本格ミステリの傑作群や繊細で情緒あふれる恋愛小説や時代物の名品を是非。その全てに遊びの精神に満ちた愉悦が待ち受けているから。 | ||||
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| 著者のこの遊び心には、敬意を表する。 製本されたものをネタに使用するというのは、古くは都筑道夫「猫の舌〜」や「誘拐作戦」などがあった。 しかし、未裁断で短編、裁断すると長編というネタにはビックリした。 著者しかできないし、やろうとしなかったものである。 ただし、それが成功しているかというと、若干の疑問がある。 長編と短編の間の完成度に、著しい違いがあるからだ。 それは無理からぬことではある。 短編で示されていた言葉の意味が、長編になると反転する、ということまで含めて、本作のネタの仕込みには、並々ならぬ苦労があったはずである。 それを考えたら、少々の完成度が犠牲になっても、とは思わないこともない。 しかし、そこは泡坂マジックである。 そのあたりを軽くクリアしてみせる手練手管があったと思うが、いかがだろう。 本作執筆の頃の著者の健康状態は、まだまだ大丈夫だったと思う。 すると、時間的な制約があったのかもしれない。 本作もまた、「しあわせの書」と同様に、ハードカバー化が難しい。 いずれ著者の全集が編纂されるとき、どう処理されるのか、ひそかに楽しみにしている。 実に意地の悪い楽しみではあるのだが。 | ||||
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| 本そのものに工夫を凝らした、本事態がトリックと言えるものですね。ですが、その本のしかけだけがすごいというわけではありません。内容も面白い小説です。最近の再発行の流れを見ると、多分復刊されると思いますけど、今現在はちょっと高く売られていますね。そこは辛抱するしかないかも・・・ 私のように1冊しか持っていなくて、短編小説を消失させてしまった人にご提案を・・・ 文庫本は16枚折りで製本しますから、袋とじも16枚です。従って16p、32p、48p、64pと付箋をつけていけばそのページが消えたページです。 短編と長編をどの様に融合させているのか考えながら読むとまたさらなる面白さがあります。 | ||||
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| 袋とじの状態で短編小説を読んだ後、各ページを切り開くと、長編ミステリが現れ、 それまでの短編小説は長編ミステリの中に埋もれて消えてしまうという超絶技巧 の仕掛けが施された本作。 執筆の際には、並大抵でない苦労があったと思いますが、それをことさらに 言い立てない、作者の職人としての矜持や心意気にただただ頭が下ります。 さて、本作では、短編と長編、二つの物語が楽しめるのですが、 それらのクロスオーバーのさせ方が読みどころとなっています。 登場人物の属性や役割を巧みに組み替えていく 遊ぶ心あふれる作者のテクニックには脱帽です。 あと、謎の超能力者が行った予言を、複数の意味 に解釈可能な暗号に仕立てている点も素晴らしい。 | ||||
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| 前作「しあわせの書」で赤字と言えるほど執筆が困難だったためか、今回は読者に二冊買わせようとする手段に出たのかも。 と、思ってしまうほどによくできています。ネタバレになるため詳しくは書きませんが。 自分は二冊買って比較しながら読み、その手法を楽しみましたが、他の方も同じ方法での読書をお薦めしたくなるような一冊です。 | ||||
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