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生者と死者〜酩探偵ヨギ ガンジーの透視術
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生者と死者〜酩探偵ヨギ ガンジーの透視術の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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袋とじのまま読むと短編。短編を読了後、袋とじを切り開いて読むと長編になる小説です。 ただいま長編の読み始めで本レビューを投稿しています。 短編を読んでいるときには(いま読んでいるこの短編は長編の一部になるってことだよな…ってことはさ…)と、誰しも同じ疑問をもつことになるかと思います。で、それはまぁその通りになるかと思います。(やっぱそうだよね)と。 物語の本編とは別に、そのギミックに価値のある本です。 長編を読みだしてから再び短編を読みたくなると思います。すぐに。 で、私は長編を読み始めてから思いついて、右ページの右下へマーカーで目印をつけました。 こうすることで目印を手掛かりにいつでも短編を読み返すことができます。 昔、印刷屋さんに教えてもらいました。 ページを増やそうとすると裁断の都合で8ページ単位になるんですよ、と。 (ページを増やすのはコストがかかります、という文脈で。) 印刷・製本についてそれ以上のことは詳しく分かりませんが、まぁなんとなく、これが理由と思いますが、本書は16ページ単位で袋とじになっていています。 目印をつけるのであれば、できれば長編を読む前に。 袋とじを開いたあとでしたら「16ページ単位」を手掛かりにアタリをつけて目印をつけてみてください。 経済的な都合に応じて、短編用と長編用に2冊買うのも当然アリと思います。 まだ読んでる途中なので星3つで。 あとで変わるかも。 | ||||
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短編、長編とも、それぞれはごく平凡なお話。短編小説を読んだ時点で、正直、長編と何が変わるのかの見当がついてしまい、長編を読んでもそれほど驚かなかったのも事実ですが、袋とじを開けると話している人や状況が変わる発想が斬新で凄いと思いました。 | ||||
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短編小説が袋とじを外すと全く違う長編小説に…とその手品のような技法にはびっくりし、敬意を表しますが、そのために無理をしたであろう箇所がどうしても気になり、純粋に小説を楽しめませんでした。 小説を楽しみたいというよりは泡坂妻夫のワザにびっくりしたい人向けの本です。 | ||||
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本の実物を手にした時、どんな内容だろうとわくわくさせてくれるものがありました。本の装丁そのものをトリックに使ったミステリといえば都筑道夫さんの作品を思い出しますが、あれとはまたちがった構成です。 一本の作品が読み方によって短編と長編の二本にわかれてしまうなんて得した気分にさせてくれます。(笑) わたしは泡坂ファンのひとりですが、小説の内容自体は若干小粒な印象。やはり泡坂さんにはもっと大胆不敵なものが似合いそうな気がします。それでも満足の一品でした。 | ||||
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