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身の上話
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身の上話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全105件 61~80 4/6ページ
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評判がいいのでビックリしてます。 悪い意味での適当な展開にガッカリしました。物語に説得力がなさすぎでは? 一気呵成に読めますが、それが唯一の救いです。 こんな身の上話、聞いても仕方がないし、人にも話せません。 | ||||
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思いつきのような失踪、宝くじ、そして..... ありえないよねこんな話、と思いながらもぐいぐい読まされてしまいました。 最後はちょっと拍子抜けな感じもしましたが、 おもしろいことは、まちがいなしです! | ||||
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評判がいいのでビックリしてます。 悪い意味での適当な展開にガッカリしました。 一気呵成に読めますが、物語に説得力がないので、それが唯一の救いでした。 こんな身の上話、聞いても仕方がないし、人にも話せません。 | ||||
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「そろそろ少し読むか」と取り出したこの本、夜の12時に読み始めて3時まで一気に読んでしまいました。久しぶりに「本を読んだ!」という充実感を味わえました。 ふとしたきっかけで地元を出てきてしまった女の子、この本には語り部がいるのですが、それも最後にキレイにまとめられます。 読み始めたら止められないという感覚は久しぶりで、読後「あー、楽しかった」と素直に思いました。どこかで読みましたが、佐藤正午さんは「読みやすい文章で面白い話を書くことだけを心がけてる」とありました。すばらしい考え方だと思います。私も目指したい心。 あまりに面白かったので、横山秀夫さんを好きなNに貸してきました。 横山秀夫さんは、警察小説だけどむしろ人間をテーマにした本が多いので、横山秀夫さん好きに佐藤正午さんは薦められる気がします。 | ||||
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「そろそろ少し読むか」と取り出したこの本、夜の12時に読み始めて3時まで一気に読んでしまいました。久しぶりに「本を読んだ!」という充実感を味わえました。 ふとしたきっかけで地元を出てきてしまった女の子、この本には語り部がいるのですが、それも最後にキレイにまとめられます。 読み始めたら止められないという感覚は久しぶりで、読後「あー、楽しかった」と素直に思いました。どこかで読みましたが、佐藤正午さんは「読みやすい文章で面白い話を書くことだけを心がけてる」とありました。すばらしい考え方だと思います。私も目指したい心。 あまりに面白かったので、横山秀夫さんを好きなNに貸してきました。 横山秀夫さんは、警察小説だけどむしろ人間をテーマにした本が多いので、横山秀夫さん好きに佐藤正午さんは薦められる気がします。 | ||||
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んー。某局の書評番組で非常に高い評価だったので期待して読んだのですが、期待が大きかっただけに 話がぶっ飛んでる感が否めなかった。具体的にはなかなか表現できないが、通常ありえない出来事が次 々遠慮なく起きるので、読み進めるうちに何が起きても新鮮な驚きがなくなっていく感じがした。おま けに最後にあんな展開とはなぁ…。 宝くじのところまではこの後何が起きるのか期待感が大きかったので、その後の展開をまったく違うパ ターンでもっと面白くできたのではないかと残念な感じがした。 文体はすごく読みやすく、時間つぶしにはいいかな。 | ||||
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んー。某局の書評番組で非常に高い評価だったので期待して読んだのですが、期待が大きかっただけに 話がぶっ飛んでる感が否めなかった。具体的にはなかなか表現できないが、通常ありえない出来事が次 々遠慮なく起きるので、読み進めるうちに何が起きても新鮮な驚きがなくなっていく感じがした。おま けに最後にあんな展開とはなぁ…。 宝くじのところまではこの後何が起きるのか期待感が大きかったので、その後の展開をまったく違うパ ターンでもっと面白くできたのではないかと残念な感じがした。 文体はすごく読みやすく、時間つぶしにはいいかな。 | ||||
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地方都市で平凡に暮らす主人公ミチルが、ふとしたきっかけから人生を大きく逸脱していく物語です 他のレヴューでも書かれているように、予測のつかない展開から、読み始めたら最後まで一気に読んでしまいました。 様々な登場人物がよく書き込まれていて、それぞれの打算や弱さがストーリーを左右するKEYとなっています。 その中で自分が一番気になるのは、ミチルの後輩竹井輝夫の存在です。 他の登場人物が大なり小なり人間味を見せる中、彼だけが本当に何を考えているのかわからない存在となっています。 主人公ミチルに対して心情を吐露する場面はあるものの、わかりやすさからは遥かに遠い存在です。(そして終盤でも・・・) ある意味、人が生きている中で遭遇する絶対悪のような存在とも思えました。 個人的には米映画コーエン兄弟の作品のような風合いも感じます。 上手く映像化したら面白い作品になるのではないでしょうか。 | ||||
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地方都市で平凡に暮らす主人公ミチルが、ふとしたきっかけから人生を大きく逸脱していく物語です 他のレヴューでも書かれているように、予測のつかない展開から、読み始めたら最後まで一気に読んでしまいました。 様々な登場人物がよく書き込まれていて、それぞれの打算や弱さがストーリーを左右するKEYとなっています。 その中で自分が一番気になるのは、ミチルの後輩竹井輝夫の存在です。 他の登場人物が大なり小なり人間味を見せる中、彼だけが本当に何を考えているのかわからない存在となっています。 主人公ミチルに対して心情を吐露する場面はあるものの、わかりやすさからは遥かに遠い存在です。(そして終盤でも・・・) ある意味、人が生きている中で遭遇する絶対悪のような存在とも思えました。 個人的には米映画コーエン兄弟の作品のような風合いも感じます。 上手く映像化したら面白い作品になるのではないでしょうか。 | ||||
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ほとんどの他の方のレビューと同意するところは、文章力の高さです。 なんだか、連続ドラマの秀逸な次回予告に踊らされるように、どうなるんだろう! と血沸き肉踊る感じで読み進められます。 登場人物の思わせぶりのセリフに彩られて深まっていくように見える謎。 しかし、個人的には、期待感を満足させることはできませんでした。 思わせぶりのセリフの意味合いもほぼ主人公の推理通りに長くて数十ページ以内で伏線回収されてしまいます。 300ページを超える長編全体としては、いわゆる予告編見ればだいたい十分じゃんって感じの話です。 「身の上話」というタイトル通り、告白調に記述が進められます。 この手法から、私のような読者が期待するのは、語り部もしくはそれに相当する登場人物には「全体の一部しか見えていなかった」と思えるような全体構造が読後に陰に陽に浮き出てくることです。 それがミステリーで言えば「伏線の回収」ってやつだと思います。 本作の場合、最終盤になって突然新たな要素が加わり、それが語り部の位置づけを説明することになりますが、 それまでの身の上話の「中身」に関する伏線回収はほとんどありません。 冒頭で述べたように、 ほぼ各話エピソード完結の連続ドラマを見ている感覚で読めば娯楽として楽しめそうです。 | ||||
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ほとんどの他の方のレビューと同意するところは、文章力の高さです。 なんだか、連続ドラマの秀逸な次回予告に踊らされるように、どうなるんだろう! と血沸き肉踊る感じで読み進められます。 登場人物の思わせぶりのセリフに彩られて深まっていくように見える謎。 しかし、個人的には、期待感を満足させることはできませんでした。 思わせぶりのセリフの意味合いもほぼ主人公の推理通りに長くて数十ページ以内で伏線回収されてしまいます。 300ページを超える長編全体としては、いわゆる予告編見ればだいたい十分じゃんって感じの話です。 「身の上話」というタイトル通り、告白調に記述が進められます。 この手法から、私のような読者が期待するのは、語り部もしくはそれに相当する登場人物には「全体の一部しか見えていなかった」と思えるような全体構造が読後に陰に陽に浮き出てくることです。 それがミステリーで言えば「伏線の回収」ってやつだと思います。 本作の場合、最終盤になって突然新たな要素が加わり、それが語り部の位置づけを説明することになりますが、 それまでの身の上話の「中身」に関する伏線回収はほとんどありません。 冒頭で述べたように、 ほぼ各話エピソード完結の連続ドラマを見ている感覚で読めば娯楽として楽しめそうです。 | ||||
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とても、文章がうまいです。なかなかオチも見えません。 とにかく、次はどうなる?という好奇心をたくみに引っ張られて 読み始めると、ページを繰る手を止めることができませんでした。 読み終われば、「なるほど」って終わり方なんですが 実に読ませてくれました。 内容的には感銘を受けるほどではなかったので、星は3個で。 | ||||
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とても、文章がうまいです。なかなかオチも見えません。 とにかく、次はどうなる?という好奇心をたくみに引っ張られて 読み始めると、ページを繰る手を止めることができませんでした。 読み終われば、「なるほど」って終わり方なんですが 実に読ませてくれました。 内容的には感銘を受けるほどではなかったので、星は3個で。 | ||||
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ほんの些細なことがきっかけで、人生はあっという間に違う方向へ行ってしまう。 ちょっとの怠惰感や欲やエゴが人生を大きく狂わせることもある。 何が起こるか想像が出来ないので、常に心地よい緊張感の中で読むことができました。 このお話、ミチルの現在の夫が語るスタイルになっているのだけど、その夫となる人物はなかなか登場しません。 物語の終盤でやっとその夫となる人物は登場しますが、 彼の語る身の上話はミチルのそれに負けず劣らない凄まじいものでサイドストーリーながらも強烈な役目を果たしています。 この、彼の身の上話の存在こそが作品を優れたものにしているんですよね。 そしてまさか、こういう結末がまっているとは・・・。 佐藤さんの小説の中では群を抜いて面白かったです。 | ||||
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ほんの些細なことがきっかけで、人生はあっという間に違う方向へ行ってしまう。 ちょっとの怠惰感や欲やエゴが人生を大きく狂わせることもある。 何が起こるか想像が出来ないので、常に心地よい緊張感の中で読むことができました。 このお話、ミチルの現在の夫が語るスタイルになっているのだけど、その夫となる人物はなかなか登場しません。 物語の終盤でやっとその夫となる人物は登場しますが、 彼の語る身の上話はミチルのそれに負けず劣らない凄まじいものでサイドストーリーながらも強烈な役目を果たしています。 この、彼の身の上話の存在こそが作品を優れたものにしているんですよね。 そしてまさか、こういう結末がまっているとは・・・。 佐藤さんの小説の中では群を抜いて面白かったです。 | ||||
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文句なしに面白い。寝不足覚悟でページを開いて下さい。 主人公の電話が鳴るたびにこんなにドキドキしてしまう小説は初めて。 | ||||
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文句なしに面白い。寝不足覚悟でページを開いて下さい。 主人公の電話が鳴るたびにこんなにドキドキしてしまう小説は初めて。 | ||||
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この小説、評判良いようで読んでみましたが私は違う感想です。その理由ですが、 ・地味な女性がある事件がきっかけで、人生がどのように急展開していくのかと、ワクワクドキドキさせられました。しかし、逃亡生活もたいしたこともなく感情移入できず、最後はこれで終わり?という感じであっけなかったです。 ・女性の関係者で、行方不明者が3人もでたのに全くばれないのはありえないと思います。どう見ても彼女が疑われるでしょう。彼女の家出から始まっているのだし。 ・語り部の男の人は誰なのか?最後にあっと驚くことを期待したが、結局現在の夫という、まんまでした。 ・最後に夫の取る行動も、感動するほどのものでしょうか。普通でしょう。 すみませんが、私はつまらないと思いました。 | ||||
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TVで紹介していたので気になり、手に取りました。 失礼ながら初めて読む作家さんでしたので、 どんな感じの作風かも全く分かりませんでした。 が、これがただただ面白い! 次はどうなるの?え、まさか!という感じで、 途中で止めることができず二日で読み終えました。 主人公・ミチルの夫が、昔、妻の身に起こった事件を語るという手法が、 まず効果的でした。 事件の当事者でもなく、かといってナレーションでもないことが、 ほどよい緊張感を持たせたと思います。 ストーリーの展開も本当に自然で、ミチルをはじめ全ての登場人物が実在して、 実際に起こった事件の話を聞いているようでした。 ラストは、全ての問題がクリアされてホッとしたのと、 登場人物達の未来を思って切ないのと、 両方の感情がぐちゃぐちゃになりました。 人間として、色々と考えさせられる一冊です。 | ||||
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TVで紹介していたので気になり、手に取りました。 失礼ながら初めて読む作家さんでしたので、 どんな感じの作風かも全く分かりませんでした。 が、これがただただ面白い! 次はどうなるの?え、まさか!という感じで、 途中で止めることができず二日で読み終えました。 主人公・ミチルの夫が、昔、妻の身に起こった事件を語るという手法が、 まず効果的でした。 事件の当事者でもなく、かといってナレーションでもないことが、 ほどよい緊張感を持たせたと思います。 ストーリーの展開も本当に自然で、ミチルをはじめ全ての登場人物が実在して、 実際に起こった事件の話を聞いているようでした。 ラストは、全ての問題がクリアされてホッとしたのと、 登場人物達の未来を思って切ないのと、 両方の感情がぐちゃぐちゃになりました。 人間として、色々と考えさせられる一冊です。 | ||||
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