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身の上話
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身の上話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全105件 21~40 2/6ページ
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月の満ち欠けを最初に読んでしまい期待が大きかっただけに、ややテンポが遅いように感じました。そのせいか、読み切るのにも時間がかかりました。 | ||||
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結構厳しめのレビューも見かけてビックリしています。え、これほど素直に面白かった〜って言える作品も珍しいと思うのですが、やっぱり好みは人それぞれということですね。 重々しい雰囲気でもなく、スラスラとグイグイと引き込まれて行く感じは、産後一年半で育児には慣れてきたけれど、自分の時間がなくやりたいことが全然できない中、少しの時間を使って趣味の読書でストレス発散したかった私には、本当ぴったりの本でした。 面白いにも色々とありますが、笑える面白さ、重たいテーマや、長編を読みきった時の満足な面白さは、私は求めていませんでした。 単純にストーリーが面白く重くなく、サクサク読めるハズレのない本を探していました。 今話題の、コンビニ人間、ルビンの壺が割れた、も読みましたが、そこそこ面白かったという程度で、あ〜久しぶりにストレス発散できたー!とはなりませんでした。 しかし、この、身の上話は、あーストレス吹っ飛んだー!だれ?これ書いたの誰?と作者のことを調べてしまいました。 いつか、読もうと、買ったまま、本棚の未読コーナーに置いてあったこの本、もっと早く読みたかったー! | ||||
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しかも人に頼まれて買った宝くじが当たっていたら。誰でも一度はそんなことを考えたことがあると思いますが、そんなことから起こるドタバタ劇です。主人公の女性の設定にやや無理があるのではと思いきや、どんどん読ませる筆力はすごい。最後まで一気に突っ走ります。 | ||||
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氏が直木賞を受賞されたのを機に、俄かにファンになり、『ジャンプ』、『Y』、『5』、受賞作『月の満ち欠け』、そして本作と読み進めてきました。 実際、日常をほんの少しだけ逸脱すれば、主人公・ミチルの体験したことは十分にあり得る。そう思わせるだけの筆力が作者にはあると思います。 浜田山で繰り広げられるミチル、竹井、高倉、豊増をめぐるエピソードは些か長いような気もしますが、そこを過ぎると物語は一気に加速します。 語り手の予想外の正体。そして、ひとつの愛のかたちを表現したエンディング。 読み手に結末を予想させない、なかなかの秀作だと思います。 | ||||
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とにかく主人公と思われる女性の性格が見えてこない。 登場人物の全員に同調できる部分が殆どないという変わった小説でした。 | ||||
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はじめは何が起こったのか分からなかったけど、グイグイと物語の中に吸い込まれて行った。 感動とまでは行かないけど、読みやすく、ワクワクしながら読めた。 | ||||
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最高に面白かった! 一人の若い女性が宝くじに当選したことから始まるドタバタ劇を、緻密に描写している。 作者の筆の運びが、極上の物語に仕上げています。 佐藤正午の小説は初めて読みましたが、こんなに技巧的な作家がいたとは! 今まで損をしていたような気がしました。 最後のオチも良かった。お勧めです。 | ||||
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妻の身の上についての話。 いろいろな男の人が出てきますが、まずこれを語っているのはその中の誰なのか。 そしてなぜ語っているのか。 それらが最後にわかります。 もちろんそれらがわかるも面白いのですが、身の上話の中身自体がとても面白いです。 まったく先が読めません。 | ||||
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常に「小説(家)とは何か」を追求し続ける孤高の作家である作者(最新作「鳩の撃退法」には特に感心した)にとっては実験性の薄い軽めの作品だが、良質の出来である。 ある女の夫が、結婚に至るまでの女の「身の上話」を読者に語って聞かせるという体裁のミステリ・タッチの物語なのだが、女の「身の上話」が良く出来ている上に、全体構成が巧み。女の「身の上話」を、あたかも夫の一人称であるかの様に語る様に実験性の萌芽が見えるし、その「身の上話」が真実か否か不明なトボけた点(夫の「作り話」かも知れない)も如何にも作者らしい。しかし、何と言っても本作の特長は「身の上話」に纏わる作者のミステリ的仕掛けであろう。中々楽しめた。 本作は作者の一連の作品からすると、やや外れた位置に属していると思う。本作に興味を持たれた方には、実験性に富んだ作者本来の作品群の購読をお薦めしたい。 | ||||
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確かに「語り」は独特で読ませる。 句点が少ないような錯覚を覚える、流れるような心情描写は、畳みかけるようでいて、しかし、共感も得やすい。 ただ、リアリティは全くない。小説だからあり得ない事件や前提は許容されるし、なければつまらない。でもそれは、冒頭にあるべき。非日常における心情に共感し、想像しながら読み進めているのに、話も中盤になってもあり得ないことが起きると、共感は続かない。 毎回盛り上がりを求めるテレビドラマみたい。 | ||||
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主人公ミチルの行動が延々と語られていく小説。夫が妻の、自分と出会う前の過去を語っている設定ということと、ミチルの何とも行き当たりばったりな「不思議ちゃん」ともいうべき言動ゆえ曖昧さとまったり感がつきまといテンポが悪い。 終盤物語は急展開する。そしてなぜ夫が妻の過去を語っていたのかがわかる。その構成は面白かった。しかし、はっきりいって前半中盤は大事件が起こるとはいえまどろっこしい感じがした。竹井の人物造詣については不気味で印象的。 宝くじ当選が大きな要素なのだが、そもそも宝くじを買うときの行動からして普通じゃないし、衝動的な東京行きも不思議。宝くじ当選が人生を狂わせたというより、もともと「不思議ちゃん」だったじゃないの?と思ってしまう。 | ||||
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やはりドラマから入ったクチです。 途中から話の続きが気になって気になって、でも結局全部見終わってから本は読みました。 ドラマは結構原作に忠実に出来てたと思いましたが最終回は随分はっしょってた感があったので本を読んですっきりしました。 話の内容知っていても引き込まれおもしろく読めたのはやはり著者が巧いからだと思います。 ドラマ見ないで読んでいたらもっとずっとおもしろかっただろうけど。 また、池上冬樹氏の解説がそれこそ巧くて、おかげでこの後この作家の小説を何冊も読むことになりました。 | ||||
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ドラマを観て、原作を探した。 読み応えのある作品で、思わず、引き込まれてしまった感じ。 (ストーリーは、他のレビューにあるので省略) ドラマでは省かれていた、登場人物の心理状況などが詳細に綴られていて。 一気に、読み通してしまった。 これだけ、読み応えがある作品なので・・。 ドラマをご覧になっていない方でも、十分、楽しめます。 これを機に、佐藤氏の作品を数点、読んでみたけれども。 やはり、これが一番、ハラハラさせられる感じだし。 物語の進行に、矛盾が見られないと想う。 読む価値は、大いにあるのでお薦めします!!。 | ||||
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綺麗な本を速やかに送っていただきました。 こちらの本屋さんは時々利用しますが、いつも 良い商品です。 | ||||
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書店で見つける事が出来なくて調べたら貴社が取り扱っていたので発注しました 期待どおりでした | ||||
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新品のようでした。 サラリと読めるサスペンス、です。おどろおどろが好きな人には物足りないと思います。 | ||||
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佐藤正午さんの「身の上話」を140ページまで読みましたが、私の興味に合致せず、当分本棚に飾っておき、思い出したときに手にとってみようと思います。 | ||||
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10回の放送で、毎回楽しみにしていました。8回目が終わった辺りだろうか、終わりがどうしても知りたくなり、買ってしまいました。 ドラマを反芻しながら読み進めると、ととと止まらない。止められない。このストーリー展開には、恐れ入りました。 昼休み、お風呂、睡眠時間、読める時間全て費やし、1日で完読。この本から、佐藤正午さんの書き方が確定した感じです。 | ||||
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NHKでドラマ化されていたので原作を読みたくなって購入しました。 ドラマを見ているにも関わらず(結末がわかっているのに)面白くて一気に読んでしまいました。 主人公の夫が語り手となって、妻の身の上話を披露するというのは珍しくない手法でしょうが、夫も罪を犯していたことが面白く思えました。 謎解きではありませんが、日常的なミステリーが好きな人にはお勧めです。 | ||||
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とても面白かった。 NHKでドラマ化されたし、見比べたりもできてGOOD! | ||||
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