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身の上話
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身の上話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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物語は、中盤から面白くなってきてサクサク読み進めることができました。 前半は冗長気味で少し苦労しましたが。 私にとって致命的だったのは、主人公の人柄というか情緒的な面がどうなっているのか、人物像が掴めないために、魅力を感じない、応援したい気持ちになれなかったところでしょうか。 | ||||
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大きくドラマチックな事件が起こる!というより、じんわりと嫌な雰囲気が流れ続ける作品です。 主人公の女性に感情移入できる読者は少ないかもしれません。もし近くで見てたら突っ込みどころ満載で。 最初は丁寧な日本語が連ねられている印象でしたが、会話についてはフランクなものが多く、そのバランスにちょっと疲れた感じでした。 ミステリーを期待するのであれば、違うなという感想です。後半、少しだけ盛り上がってくれる手紙みたいな作品です。 | ||||
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1/10くらいしか読んでませんがミチルはサイコパスなんですか? 何を考えてるのか分からなすぎて怖い。 いま考えるとそういうテーマあるいは手法の小説かもしれませんが、心の準備ができてなかったため序盤で脱落。 これからどんな展開があるか知りませんが(取り敢えず宝クジは当たるんですかね)これだけ常軌を逸してれば作者のお好み次第何でもありなので逆に興味ない あと地方都市は匿名なのになんで東京の描写は具体的なんですかね。日本の小説は大体そうなので今更だけど。読者の大多数が首都圏在住だから?多数決で決めることではないでしょう。 まあ東京を舞台にした方が売れるんでしょうかね。そういえばNHKのドラマもそうですね。後半絶対に上京する。 最後に、 表紙に登場人物の絵を描くのはイメージの押し付けで良くない | ||||
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同じ著者の本を連続して読んでいる内に、突如満腹感で頁が進まなくなることがあるのですが、この本がまさにその典型でした。 下半身が緩く、姓を呼び捨てで会話して、自分勝手な主人公という、著者が好きな主人公に飽きが来て、これこそ著者が軽蔑する「かまぼこを切って並べたような」造形じゃないかとうんざり感が出ると、もう駄目。 読了すると、非常によくできているお話だなとは思いましたが、もういいや・・・。 | ||||
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月の満ち欠けを最初に読んでしまい期待が大きかっただけに、ややテンポが遅いように感じました。そのせいか、読み切るのにも時間がかかりました。 | ||||
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とにかく主人公と思われる女性の性格が見えてこない。 登場人物の全員に同調できる部分が殆どないという変わった小説でした。 | ||||
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主人公ミチルの行動が延々と語られていく小説。夫が妻の、自分と出会う前の過去を語っている設定ということと、ミチルの何とも行き当たりばったりな「不思議ちゃん」ともいうべき言動ゆえ曖昧さとまったり感がつきまといテンポが悪い。 終盤物語は急展開する。そしてなぜ夫が妻の過去を語っていたのかがわかる。その構成は面白かった。しかし、はっきりいって前半中盤は大事件が起こるとはいえまどろっこしい感じがした。竹井の人物造詣については不気味で印象的。 宝くじ当選が大きな要素なのだが、そもそも宝くじを買うときの行動からして普通じゃないし、衝動的な東京行きも不思議。宝くじ当選が人生を狂わせたというより、もともと「不思議ちゃん」だったじゃないの?と思ってしまう。 | ||||
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新品のようでした。 サラリと読めるサスペンス、です。おどろおどろが好きな人には物足りないと思います。 | ||||
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佐藤正午さんの「身の上話」を140ページまで読みましたが、私の興味に合致せず、当分本棚に飾っておき、思い出したときに手にとってみようと思います。 | ||||
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2億円の当選くじを手に入れ、妻は流れに任せるように郷里を捨て東京へ。 不倫相手、学生時代の友人、郷里に残してきた家族や友人、同僚……少しずつ妻の人生が歪んでいきます…… NHKのよる★ドラとして'13.1〜放映されている「書店員ミチルの身の上話」の原作。 TVドラマの第何話かを偶然目にして、引き込まれて原作を読んでみることになりました。 男が、郷里を捨てて、宝くじの当選金を得て翻弄される妻の"身の上話"を淡々と語る物語。 物語の語り手である男も含めて、全ての登場人物が不穏な雰囲気をまとっており、いつの間にか物語に引きずり込まれてしまいます。 派手な作品ではなく、物語の閉じ方も人によってはポカンとしてしまいそうな感じですが、個人的には巧いなぁと感じました。 | ||||
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どうしても主人公が好きになれず、共感も同情も最後までできませんでした。 いや、好きになれないどころか、むしろ嫌い。 彼氏がいながら二股、しかも不倫、しかも仕事放り出して 不倫相手について上京、都合よく後輩の家に居候、宝くじの当選金は独占。 いろいろ事件があったあと旅にでて、得意の「放心」してるとこ出会った男とでき婚。 何でしょう、この女は。 テーマとして宝くじが当たって人生が思わぬ方向に・・・みたいな感じだけれど、 宝くじ当たっていようが、いまいが、彼女の身に起こったことは自業自得だと思えてならないです。 大金が彼女の人生を狂わせたのではなく、彼女のいい加減な性格とかワガママが周りを振り回した結果で そこに無理やりお金が関係づけられたような印象です。 起こった殺人も1件目をのぞいて他は想像で語られてるようなところがあり なんか腑に落ちない、モヤモヤ、フワフワする箇所が多々あります。 トンチンカンな会話とか畳み掛けるような文章とかはちょっと面白いと思いました。 | ||||
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「嘘」と「衝動」のために 人生を破滅させていく女と その周辺人物の物語です。 恐ろしいのは、人生を破滅させていくのが その主人公だけではなく 主人公に関わった、ほとんどの方々だから。 ある人に関しては主人公の恋人が現れたために 人生を狂わす行動をとらざるを得なくなりますし ある人は、主人公の秘密に気づき、 人間ではなくなっていきます。 本当、この主人公、と言うものは 存在自体が迷惑そのものです。 そのくせ他人には秘密を守れと強要する。 身勝手なものです。 しかし、結局主人公は その嘘によって手に入れた栄光のために 最後にはついに何もかもを失います。 そんな、無責任な女の話です。 ミステリー要素が絡みますが容易に想像できるので それがらみとは言いがたく、中途半端です。 こういったいい加減な女がむかつく人は 絶対に読まないことです。 | ||||
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おもしろい。 おもしろいし、スピードもあり、企画性を感じる。 だからだろうか。 リアルなのにあまりにリアルではない殺人。 人の数だけ表現があり、観察力があるから、行き場を失う。 「おいおい、だからってどうしたらいいんだよ」 この本に出てくる登場人物同様、もしかするとそれ以上に「置き去りにされた」感が 最後の最後に手を振る。 あ、それが狙いだったのかもしれない。 ならば、まんまと導かれたんだ。この人の話を聞くばっかりだったから。 | ||||
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おもしろい。 おもしろいし、スピードもあり、企画性を感じる。 だからだろうか。 リアルなのにあまりにリアルではない殺人。 人の数だけ表現があり、観察力があるから、行き場を失う。 「おいおい、だからってどうしたらいいんだよ」 この本に出てくる登場人物同様、もしかするとそれ以上に「置き去りにされた」感が 最後の最後に手を振る。 あ、それが狙いだったのかもしれない。 ならば、まんまと導かれたんだ。この人の話を聞くばっかりだったから。 | ||||
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んー。某局の書評番組で非常に高い評価だったので期待して読んだのですが、期待が大きかっただけに 話がぶっ飛んでる感が否めなかった。具体的にはなかなか表現できないが、通常ありえない出来事が次 々遠慮なく起きるので、読み進めるうちに何が起きても新鮮な驚きがなくなっていく感じがした。おま けに最後にあんな展開とはなぁ…。 宝くじのところまではこの後何が起きるのか期待感が大きかったので、その後の展開をまったく違うパ ターンでもっと面白くできたのではないかと残念な感じがした。 文体はすごく読みやすく、時間つぶしにはいいかな。 | ||||
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んー。某局の書評番組で非常に高い評価だったので期待して読んだのですが、期待が大きかっただけに 話がぶっ飛んでる感が否めなかった。具体的にはなかなか表現できないが、通常ありえない出来事が次 々遠慮なく起きるので、読み進めるうちに何が起きても新鮮な驚きがなくなっていく感じがした。おま けに最後にあんな展開とはなぁ…。 宝くじのところまではこの後何が起きるのか期待感が大きかったので、その後の展開をまったく違うパ ターンでもっと面白くできたのではないかと残念な感じがした。 文体はすごく読みやすく、時間つぶしにはいいかな。 | ||||
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ほとんどの他の方のレビューと同意するところは、文章力の高さです。 なんだか、連続ドラマの秀逸な次回予告に踊らされるように、どうなるんだろう! と血沸き肉踊る感じで読み進められます。 登場人物の思わせぶりのセリフに彩られて深まっていくように見える謎。 しかし、個人的には、期待感を満足させることはできませんでした。 思わせぶりのセリフの意味合いもほぼ主人公の推理通りに長くて数十ページ以内で伏線回収されてしまいます。 300ページを超える長編全体としては、いわゆる予告編見ればだいたい十分じゃんって感じの話です。 「身の上話」というタイトル通り、告白調に記述が進められます。 この手法から、私のような読者が期待するのは、語り部もしくはそれに相当する登場人物には「全体の一部しか見えていなかった」と思えるような全体構造が読後に陰に陽に浮き出てくることです。 それがミステリーで言えば「伏線の回収」ってやつだと思います。 本作の場合、最終盤になって突然新たな要素が加わり、それが語り部の位置づけを説明することになりますが、 それまでの身の上話の「中身」に関する伏線回収はほとんどありません。 冒頭で述べたように、 ほぼ各話エピソード完結の連続ドラマを見ている感覚で読めば娯楽として楽しめそうです。 | ||||
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ほとんどの他の方のレビューと同意するところは、文章力の高さです。 なんだか、連続ドラマの秀逸な次回予告に踊らされるように、どうなるんだろう! と血沸き肉踊る感じで読み進められます。 登場人物の思わせぶりのセリフに彩られて深まっていくように見える謎。 しかし、個人的には、期待感を満足させることはできませんでした。 思わせぶりのセリフの意味合いもほぼ主人公の推理通りに長くて数十ページ以内で伏線回収されてしまいます。 300ページを超える長編全体としては、いわゆる予告編見ればだいたい十分じゃんって感じの話です。 「身の上話」というタイトル通り、告白調に記述が進められます。 この手法から、私のような読者が期待するのは、語り部もしくはそれに相当する登場人物には「全体の一部しか見えていなかった」と思えるような全体構造が読後に陰に陽に浮き出てくることです。 それがミステリーで言えば「伏線の回収」ってやつだと思います。 本作の場合、最終盤になって突然新たな要素が加わり、それが語り部の位置づけを説明することになりますが、 それまでの身の上話の「中身」に関する伏線回収はほとんどありません。 冒頭で述べたように、 ほぼ各話エピソード完結の連続ドラマを見ている感覚で読めば娯楽として楽しめそうです。 | ||||
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とても、文章がうまいです。なかなかオチも見えません。 とにかく、次はどうなる?という好奇心をたくみに引っ張られて 読み始めると、ページを繰る手を止めることができませんでした。 読み終われば、「なるほど」って終わり方なんですが 実に読ませてくれました。 内容的には感銘を受けるほどではなかったので、星は3個で。 | ||||
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とても、文章がうまいです。なかなかオチも見えません。 とにかく、次はどうなる?という好奇心をたくみに引っ張られて 読み始めると、ページを繰る手を止めることができませんでした。 読み終われば、「なるほど」って終わり方なんですが 実に読ませてくれました。 内容的には感銘を受けるほどではなかったので、星は3個で。 | ||||
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