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九月は謎×謎修学旅行で暗号解読



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【この小説が収録されている参考書籍】
九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 (講談社ノベルス)

九月は謎×謎修学旅行で暗号解読の評価: 3.63/5点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(4pt)

あかずの扉研究会用のトリックを使用した作品

霧舎氏の学園ラブコメミステリーシリーズで、シリーズで最大のページ数となる作品。
もともとあかずの扉研究会シリーズ用に用意していたトリックをこちらに使っているだけに、学園と京都の二つの舞台で同時進行する探偵二人による暗号解読プロットはそう言われるとあかずの扉研究会趣向が強い作品だなあと思わせる。
暗号のトリックはなかなか凝っており、この種のライトミステリーには場違いななほど詰め込みすぎの新本格直球であり、読みごたえがある。
九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 (講談社ノベルス)より
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No.4:
(5pt)

マニア垂涎のミステリ

毎回毎回、本自体に趣向を凝らす著者には楽しませてもらってます。
古都のお屋敷での暗号の謎、殺人事件の真相はもちろん楽しいですが、
道中の謎解き自体が犯人の深謀遠慮の策だということが明るみになったとき驚いた。
最後の暗号の解読も古典的な方法にのっとった面白いものだと思います。
(手を取り宝の名を叫ぶ、朝に授かった宝など)
頭木が言う「倉崎財閥の秘宝」の読み替えも良い味出しています。
最後に著者のあとがきに共感します。
【元からある童謡や伝記をオリジナルに解釈して謎を作ると、奇抜さを求めるが故に解釈が強引になる。一方で最初からオリジナルの謎を作ると、解決法が独善的になりやすく読者がついていけない。】ってな感じです、まとめると。
ちゃんと伏線を張っていて回収もしていること、予備知識も文中で説明していることから
登場人物、著者のフェアプレイ精神が伺える。
すこし色んな要素詰め込みすぎなきがするけど、オススメです。
九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 (講談社ノベルス)より
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No.3:
(4pt)

凝った将棋の暗号に好印象

今月のテーマは"暗号解読"ということで、屋敷に隠された財宝の隠し場所を記した暗号と、京都と霧舎学園で同時進行で進められる将棋になぞらえた暗号の二つがメイン(まぁ殺人や誘拐の犯人やら真相やらもメインっちゃメインなんですが)
屋敷の暗号のほうは、割とよくある感じがしました…
ただし、将棋の暗号のほうは面白かったです。私は将棋についての知識はほとんどないですが、大変凝った詰め将棋だな、という印象は受けました
あと、この本を読んで私が受けた印象は「名探偵コナン」の小説版といった感じ。話の流れが、コナンたち少年探偵団が暗号を元に隠された財宝を探す件と似ている気がしました。だからと言うわけではないですが、ミステリー漫画から小説に手を伸ばしたばかりの人でも楽しめると思います♪ ミステリー初心者にもオススメできる本です
九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 (講談社ノベルス)より
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No.2:
(4pt)

マニアってやだねぇ……

1年10ヶ月ぶりに再開したシリーズの6冊目。相変わらずプリクラシールをつけたり、推理マニア向けの京都 観光地図が付けられてあったり、別シリーズである《 あかずの扉》研究会シリーズとリンクさせるなどとサ ービス精神旺盛な一冊です。 本編もまったく手を 抜いた作りはしておらず、将棋を題材に作った暗号を 学園と遠く離れた修学旅行先の京都と2箇所でリンクさ せて同時進行させた趣向は楽しいですし、館につくら れた暗号もニヤっとしてしまいます。 登場人物が ひととおり出そろった所で「あぁ、この人が真犯人だ な……」と思って読み進めていってしまう自分にちょ っと嫌気が……まぁ、霧舎さんはそれも含めて新本格 ファン向けに書かれているのでしょうが。 表紙だ けで恥ずかしくて食いついていない新本格マニアの方 がいましたら、もったいないので購入してくだ さい。 ……しかし、これで『アポトーシス館』が 出版されなくなったのが残念……
九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 (講談社ノベルス)より
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No.1:
(4pt)

楽しめました

数年ぶりのKGミステリ白書です。今までのこのシリーズ(4月編~8月編)も大変良かったですが、今回は謎が多くて、さすが『謎X謎』という感じでした。ただ今回は、主人公たちが離れて謎を解くのでラブコメ度は少ないですね。それが少し残念です。そしてこれが一番の謎と思うのが、、、この物語の主役の一人である探偵の男の子に対して6冊も出てるのに、家族の事とか身の回りの事とかが書かれてないという事ですね。(笑)
九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 (講談社ノベルス)より
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