(短編集)

新本格もどき



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初公開日(参考)2007年07月
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短編集

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新本格もどき (光文社文庫)

2010年02月09日 新本格もどき (光文社文庫)

記憶喪失の吉田さんは、ミステリマニアの店主が作るマッシュルームカレーを食べるたびに、あの探偵、この探偵になりきってしまう。しかし、その推理の冴えは―。綾辻行人から有栖川有栖まで、オリジナル作者も公認の「推理&もどき」の華麗なる世界。トリック、ロジック、テクニック!新本格の最終兵器・霧舎巧の魅力が炸裂する極上絶品の美味をご賞味あれ。 (「BOOK」データベースより)




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新本格もどきの総合評価:4.40/10点レビュー 5件。Cランク


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No.5:
(4pt)

トリック見本市

新本格推理の有名作をもどいた短編集。元となっている作品を読んでいた方が楽しめるが、読んでいなくても全く問題なく独立した推理短編集として楽しめる。元ネタ作品はあくまでも雰囲気や登場人物を拝借しているに過ぎないため、こちらを先に読んだからといって元ネタのトリックまでバレてしまうということはないため、安心して読んでもらいたい。
新本格もどき (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:新本格もどき (カッパ・ノベルス)より
4334076580
No.4:
(2pt)

カレーを食べよう

7篇を収める短編集。
 新本格の作家たちの作風を真似したパスティーシュ集となっている。真似されているのは、綾辻行人、法月綸太郎、我孫子武丸、歌野晶午、倉知淳、山口雅也、有栖川有栖。といっても、完全なパスティーシュではなく、雰囲気、事件、探偵などが原作を連想させる程度に抑えられている。
 まず、パスティーシュとしての出来はいまいち。ちょっと似てるかもね、というくらいで、なんだか物足りない。
 ミステリとしても不満が残る。トリックにも、結末にも、ストーリーにも。
 失敗の原因は明らか。似せ方が中途半端なのが良くないのだ。パスティーシュ/パロディとして楽しめない上に、もとになるモデルがあってストーリーを考えているからミステリとしても独創性とキレがない。
 残念な一冊であった。
新本格もどき (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:新本格もどき (カッパ・ノベルス)より
4334076580
No.3:
(2pt)

かなりきびしい

 綾辻行人さんが登場して以降のいわゆる「新本格」推理小説を「もどき」として構成した短編小説集。それぞれの作者の文体を「もどき」で記してみたり、登場する名探偵に記憶喪失の男性「吉田」さんがなりきってしまうあたりが面白い……はずだ。
 と、いうのもいわゆる「本歌取り」なので、本歌を知っていなければかなり厳しい。著者が一編一編に「寸断されたあとがき」を入れている(これも知る人は知るもの)が、個々のトリックがこういった企画モノでしか使えないようなものであると話しているだけに、読む人を選ぶ作品であると言える。
 うーん、こういう企画モノやなくて、そろそろ開かずの扉〜シリーズの新刊が読みたいなぁ。
新本格もどき (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:新本格もどき (カッパ・ノベルス)より
4334076580
No.2:
(1pt)

これでは「小説もどき」では?

都筑道夫の『名探偵もどき』の登場人物や物語構成と、新本格ムーヴメント(※)で登場した名探偵達のキャラクター、どちらも本歌取りしようと欲張った結果、消化不良に陥った感のある作品集。
しかも、作者自身が認めている通り、よく似た先例のあるネタも、かなり無理めな形で使用されている。
遠慮無く言えば、ストーリー構造、キャラ、トリックないしモチーフ、どれも中途半端で、作品自体が「小説もどき」のレベルに近い。
パロディ・ギャグとしても、すべっていると思う。
(※)「新本格」という呼称は、1960年代に読売新聞社が刊行した『新本格推理小説全集』など先例もあるが、ここでは「綾辻行人以降」の「新本格」。
新本格もどき (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:新本格もどき (カッパ・ノベルス)より
4334076580
No.1:
(2pt)

『もどかれた』作品を知らないときびしいかも

別の作家さんの代表作を『もどいた』(モチーフにした)7編の短編集です.
タイトルや見出しのつけ方などが,元の作品に倣っているらしく,
そのこまかさには,それらを読んだことがあればニヤリとなるはず.
また,全編をとおして別の物語を絡めた連作のかたちにもなっていて,
こちらの物語にも仕掛けられたちょっとした『謎』も楽しめる作品です.
ただ,逆に言えば,元の作品を知らないとピンとこないものばかりで,
未読の自分には,登場人物や台詞など,見せ場がわからずに残念でした.
ほかにも,『もどく』ことに力が入り過ぎたのか,詰め込みすぎた感じで,
作中作が多かったり,各作,駆け足の終盤など,作品単体でも不満が残ります.
しかし,それを除いても,明らかに元作品のファンに向けた内容で,
著者の別作品とのリンクなど,そちらの楽しみもいくつかあるものの,
純粋な著者の作品と期待していると,ちょっと厳しいかもしれません….
新本格もどき (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:新本格もどき (カッパ・ノベルス)より
4334076580



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