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少女
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少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全261件 241~260 13/14ページ
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初めのインパクトは「告白」の方が上でしたが 「少女」は初めは女子高校生の友達との関係や悩みなどが 2人の少女の頭の中で思っている事を、読んでいる感じが多く 人の心の中を読んでいる感じで面白いです!! 初めは何となく話が読めてたんですが 残り3分の1ほどになると、展開が速くなり思っていた以上に 色んな事が繋がっていてとても面白かったです!!! 私はとくに、由紀と祖母の関係が 亡くなった祖母との関係に似てて共感しました。 あと敦子の人間関係に悩む辺りは若い頃なら誰しもあり 何となく わかる気もしました。 まだ進み方が粗い気がしますが それでも面白く、作者さんの今後の作品も楽しみです。 | ||||
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初めのインパクトは「告白」の方が上でしたが 「少女」は初めは女子高校生の友達との関係や悩みなどが 2人の少女の頭の中で思っている事を、読んでいる感じが多く 人の心の中を読んでいる感じで面白いです!! 初めは何となく話が読めてたんですが 残り3分の1ほどになると、展開が速くなり思っていた以上に 色んな事が繋がっていてとても面白かったです!!! 私はとくに、由紀と祖母の関係が 亡くなった祖母との関係に似てて共感しました。 あと敦子の人間関係に悩む辺りは若い頃なら誰しもあり 何となく わかる気もしました。 まだ進み方が粗い気がしますが それでも面白く、作者さんの今後の作品も楽しみです。 | ||||
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全体的に言えば前作「告白」のほうが良い出来であると思う。 テイスト的には似たり寄ったり。 構成も、隋書にちりばめられた伏線も、悪くない。悪くないんだけど先が読めてしまう。 実はあれもあれもあれも繋がってましたなんてつまんない。 出来すぎた偶然は、時に白けさせる。 いっそ単なる友情物語として終わらせておけば良かったのでは。 因果応報を掲げるのならばとことんやって欲しかった。 こういったオチに少し反感を覚えるのは、前作で免疫が出来てしまったからでしょうか。 「告白」が気に入って今作を読む方はあまり期待しすぎないことを注意点にあげておきます。 私は期待しすぎてしまいました。 とはいえ、単純に一冊の本として読むならば楽しめるはず。 とても読みやすいのはやはり著者の力量のなせる技なのかな。 | ||||
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全体的に言えば前作「告白」のほうが良い出来であると思う。 テイスト的には似たり寄ったり。 構成も、隋書にちりばめられた伏線も、悪くない。悪くないんだけど先が読めてしまう。 実はあれもあれもあれも繋がってましたなんてつまんない。 出来すぎた偶然は、時に白けさせる。 いっそ単なる友情物語として終わらせておけば良かったのでは。 因果応報を掲げるのならばとことんやって欲しかった。 こういったオチに少し反感を覚えるのは、前作で免疫が出来てしまったからでしょうか。 「告白」が気に入って今作を読む方はあまり期待しすぎないことを注意点にあげておきます。 私は期待しすぎてしまいました。 とはいえ、単純に一冊の本として読むならば楽しめるはず。 とても読みやすいのはやはり著者の力量のなせる技なのかな。 | ||||
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たった今、読み終わりました。 前作の「告白」と比べて若干、インパクトは少なかったので星4つ。 ですが、10代独特の考えや物言い、切り替えの早さ、 ご都合主義と言った部分が読みやすく書かれていて、懐かしかったです。 読み始めはなかなか進まず、失敗したかな?と思いましたが、 物語の中身が夏休みに突入し、 それぞれ行動し始めるようになってからは早かったです。 次回の作品も出版されたら、 ハードカバーでも買っちゃいます。 | ||||
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たった今、読み終わりました。 前作の「告白」と比べて若干、インパクトは少なかったので星4つ。 ですが、10代独特の考えや物言い、切り替えの早さ、 ご都合主義と言った部分が読みやすく書かれていて、懐かしかったです。 読み始めはなかなか進まず、失敗したかな?と思いましたが、 物語の中身が夏休みに突入し、 それぞれ行動し始めるようになってからは早かったです。 次回の作品も出版されたら、 ハードカバーでも買っちゃいます。 | ||||
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「告白」は良くかけていた。 と、この「少女」を読んで思った。 構成、物語の色、読みながら受け止める味の悪さ、苦さ、それが前作からそっくり受け継がれているものだから、そういう意味で微妙な読後感であった。 この人はこれ以外の書き方ができるのだろうか。 感性が鋭く、いい意味で厭味であり、優しいカミソリのようなところが独特で気に触りながらも嵌ってしまう。だが、これが2作続くと食傷するのだ。 「告白」は多少の乱れすら気にならない迫力を持ち、一気に読ませる力を備えた作品であった。同じ色合いなら、「少女」には「告白」をはるかに越えた完成度が必要であった。 しかも、どことなくご都合主義的なところや、先が読めてしまう展開など、設定が甘いところが気になった。 何かを乗り越えた作品と越えられなかったものの違いが顕著であり、それがこの作品の説得力のなさにつながってゆくような気がする。 次は、全くタイプの違う作品で読者を裏切って欲しい。 読み手のエゴなのかもしれないが、「告白」を楽しんだ読者としては、これが素直な感想である。 | ||||
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「告白」は良くかけていた。 と、この「少女」を読んで思った。 構成、物語の色、読みながら受け止める味の悪さ、苦さ、それが前作からそっくり受け継がれているものだから、そういう意味で微妙な読後感であった。 この人はこれ以外の書き方ができるのだろうか。 感性が鋭く、いい意味で厭味であり、優しいカミソリのようなところが独特で気に触りながらも嵌ってしまう。だが、これが2作続くと食傷するのだ。 「告白」は多少の乱れすら気にならない迫力を持ち、一気に読ませる力を備えた作品であった。同じ色合いなら、「少女」には「告白」をはるかに越えた完成度が必要であった。 しかも、どことなくご都合主義的なところや、先が読めてしまう展開など、設定が甘いところが気になった。 何かを乗り越えた作品と越えられなかったものの違いが顕著であり、それがこの作品の説得力のなさにつながってゆくような気がする。 次は、全くタイプの違う作品で読者を裏切って欲しい。 読み手のエゴなのかもしれないが、「告白」を楽しんだ読者としては、これが素直な感想である。 | ||||
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主人公の高校二年生である由紀と敦子が人の死が見たいという理由から、死に近い場所である病院と老人ホームのボランティアへそれぞれ参加し、そこでの出来事がのちにお互いの行動につながっていく話です。 プロローグ代わりの遺書から話がはじまり、一章から五章を経て終章という構成になっています。五章までは前作の「告白」に比べて、それほど暗い感じの話ではなかったのですが、終章で今までの伏線の回収や登場人物の関係が判明し、最初の遺書のシーンへと繋がります。その構成が読んでいて、実にうまくできていると感じました。 五章までは、「告白」と雰囲気が違うと思っていましたが、終章を読んでやはり「告白」の作者らしい話になっていました。 「告白」同様、あまり後味の良い結末ではありませんので、読む際には注意が必要です。 | ||||
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主人公の高校二年生である由紀と敦子が人の死が見たいという理由から、死に近い場所である病院と老人ホームのボランティアへそれぞれ参加し、そこでの出来事がのちにお互いの行動につながっていく話です。 プロローグ代わりの遺書から話がはじまり、一章から五章を経て終章という構成になっています。五章までは前作の「告白」に比べて、それほど暗い感じの話ではなかったのですが、終章で今までの伏線の回収や登場人物の関係が判明し、最初の遺書のシーンへと繋がります。その構成が読んでいて、実にうまくできていると感じました。 五章までは、「告白」と雰囲気が違うと思っていましたが、終章を読んでやはり「告白」の作者らしい話になっていました。 「告白」同様、あまり後味の良い結末ではありませんので、読む際には注意が必要です。 | ||||
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期待はしていたものの、前作と比べるまでもなく、筆者の文体の稚拙さがどうしても気になった。ストーリーテリングもひどく、まるでケータイ小説ではないかと思えるほど。女子高生の一人称だとしても、これは大きな弱点だと思う。 扱っているテーマも、登場人物たちのダークな思惑も好きだが、読後のレビューとしては星一つにしておきたい。 次回作を楽しみにしたい。 | ||||
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期待はしていたものの、前作と比べるまでもなく、筆者の文体の稚拙さがどうしても気になった。ストーリーテリングもひどく、まるでケータイ小説ではないかと思えるほど。女子高生の一人称だとしても、これは大きな弱点だと思う。 扱っているテーマも、登場人物たちのダークな思惑も好きだが、読後のレビューとしては星一つにしておきたい。 次回作を楽しみにしたい。 | ||||
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『告白』にくらべると,まだ救いがある感じになっている.『告白』は「救いがないからいけない」というわけではないのだけど,結局なにがいいたいのかわからない,単に悪意に満ちていているだけの小説だった気がするので,面白かったのだけど,あまり好きではない.第1章だけでいいと思う.ちなみに,これにたいして「HIV患者にたいする冒涜だ」という批判を聞いたことがあるけど,それはお門違いだと思う. 一方『少女』のほうは,まあ,これも救いのない登場人物がいたり,由紀が「じつはいい子のようでいて,でもやはり悪意に満ちている」というちょっと矛盾したキャラクター設定だったりするけれど(ある意味でひとはみなそういうところがあるわけだけど),由紀と敦子のふたりの関係にだけ注目するとそれなりにさわやかな読後感がある.意外な「はず」のさまざまな人物や出来事の相関は,飾り物程度に考えてあまり期待しないで読むほうがいいと思う. | ||||
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少女2人の友情物語を軸に展開するミステリ。ただの良い話にしないところがこの作者らしく、ところどころ「告白」に通じる底意地の悪いテイストを感じることができます。前作では「第1章で完結していた物語に、無理やり後日談をくっつけた」といった批判もあったようですが、今回の作品は書き下ろし。第1章から終章まで見事に計算された構成で、一見無関係にみえていた出来事や登場人物が物語の進行につれてパズルのようにぴたぴたとリンクしていく展開にページをめくる手が止まりませんでした。「告白」同様一人称の文体も冴えており、一気読みは必至ではないでしょうか。 私がこんなことを言うのも僭越ですが、この人本物だと思います。もう今から次回作が待ち遠しい。 | ||||
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少女2人の友情物語を軸に展開するミステリ。ただの良い話にしないところがこの作者らしく、ところどころ「告白」に通じる底意地の悪いテイストを感じることができます。前作では「第1章で完結していた物語に、無理やり後日談をくっつけた」といった批判もあったようですが、今回の作品は書き下ろし。第1章から終章まで見事に計算された構成で、一見無関係にみえていた出来事や登場人物が物語の進行につれてパズルのようにぴたぴたとリンクしていく展開にページをめくる手が止まりませんでした。「告白」同様一人称の文体も冴えており、一気読みは必至ではないでしょうか。 私がこんなことを言うのも僭越ですが、この人本物だと思います。もう今から次回作が待ち遠しい。 | ||||
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『告白』と同じような感覚が残る作品。 話しにしっくりくるのになぜか後味が悪い。 よくはわからないが共感もしてしまう内容であった。 | ||||
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『告白』と同じような感覚が残る作品。 話しにしっくりくるのになぜか後味が悪い。 よくはわからないが共感もしてしまう内容であった。 | ||||
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『告白』と同様、今回も全般的に感じの悪さが漂っています。 作者のあのおっとりした顔から、この陰湿さが生み出される事が 未だに信じられません。 でも今回はそれだけでなく、ほんのり暖かい友情物語が詰まっています。 世代は違いますが、学生時代を思い出しホロっとしてしまいました。 一人称二視点の進行の妙・伏線のうまさ・複雑に絡み合う人間関係 に引き付けられてまたしても一気読みでした。 | ||||
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『告白』と同様、今回も全般的に感じの悪さが漂っています。 作者のあのおっとりした顔から、この陰湿さが生み出される事が 未だに信じられません。 でも今回はそれだけでなく、ほんのり暖かい友情物語が詰まっています。 世代は違いますが、学生時代を思い出しホロっとしてしまいました。 一人称二視点の進行の妙・伏線のうまさ・複雑に絡み合う人間関係 に引き付けられてまたしても一気読みでした。 | ||||
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デビュー作「告白」がベストセラーになった湊かなえさんの2作目。 告白はドロドロとした雰囲気(良い意味で)の作品でしたが、今作はあまりドロドロはしていません。ただ、告白を読んだ人は「あ」って思う単語がいくつか出てくるので面白いかと。 今作は女子高生2人の視点が交互に入れ替わって書かれています。徐々に面白くなっていき、中盤以降はこの先どうなるんだ、とワクワクしながら読めました。 前作同様、伏線がかなりありますね。私自身、気をつけて読んでいたのですが、見事に騙されてしまいました。特に終盤はすごかった……。 読んでいて、すごいリアリティがあるな、と思いました。その理由を考えて納得したのですが、本作の主人公2人は、互いに自分のことをどう思っているんだろう……とか、こんな時○○は……と何度も考えます。そこが、多くの人が知りたい「相手の気持ち」を表現しているわけで、リアリティがあったのだと気付きました。 | ||||
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