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少女
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少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全261件 21~40 2/14ページ
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確かにイヤミス、って感じかもしれません。 でも、あまり得るところはないかも。 | ||||
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相変わらずな世界観の作品ですが大好きです。 伏線もお手本の様な回収 凝った作りではないけれど誰にでも分かりやすい構成ですごく読みやすい作品。 色々とツッコミ所がありそうな感じだけど逆にソレがリアル | ||||
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「死の瞬間を見たい・死体を見たい・死を悟りたい」と思いにかられる由紀と敦子。まさか殺人を犯す?とぞゾッとしました。「昴」が父親を刺すシーンで敦子は由紀を連れて逃げ出します。「死など美しくもなんともない」と感じた時にはホッとしました。敦子はこの夏休みの老人ホームのボランティアで少し成長しました。それに比べて由紀は?小倉の個人情報を流出し自殺に追い込む。痴漢をでっちあげ、その家庭を崩壊させる。柴織をイジメ自殺に追い込む。根性悪すぎです。解説を読むまで「*」が由紀(わたし)「**」が敦子(あたし)この「アスタリスク」に気が付きませんでした。最初分かりにくかったです。最後が救いようのない悲惨な「告白」よりマシだったので★は4つ。 | ||||
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死を勘違いしてとらえてしまう彼女たち。若い時独特の思い違いや、自分の意志さえ無意識的に抑え他人の手の内で踊らされる登場人物の様相は現代の、疑心を持たず批判の欠如がみられる社会の構成員を暗喩的に批判するようである。 死ということの現実的な特別と、自殺という一種の死の形態を誹る態度を持っている主人公たち。 この死へのそれぞれの想いを持つ自分たちは特別だと思い込み、それを見物するためにこそこそと行動しながらも周囲への彼女らの心中の主張は途絶えない。近代以降のソシャティでは自ら自己を決定するのではなく、己しか知らない心のうちさえ他人に認知され承諾されることで初めて体現することをダイナミックに暗示する。 | ||||
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書き方が独特で、最初はストーリーを追うのが大変だったが、読み進むうちにのめり込んでしまう一冊。 重くないせいか、読み終わった後に、謎解け感がさほど大きくはないのが残念。 でも休日に気軽に読める小説にはよい。 | ||||
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かなり怖い話だが著者の新しい感覚で書かれていて読まされました。 | ||||
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湊かなえさんのファンです。とても面白かったです | ||||
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全てが繋がったときの感動が病みつきになります(^^) | ||||
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小児病院でのくだりはやや??なところがありつつもいろいろな伏線が最後に一気に回収されるので注意深く読みたい。転校生もほとんど最初では登場しないが。 | ||||
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女子高生の周辺で いじめ、自殺、殺人未遂、犯罪 等々いろんな重い出来事が起きます。 ある意味自己中心的(でも普通?)な登場人物の主観で、そんな出来事も飄々と描かれている感覚が面白かったです。 そして、最後に突き抜ける爽快感! これはなんなんでしょうか。 正直このタイトルから期待感が薄く、気になっていた作品でしたがなかなか手に取れませんでした。 それを著者の他の作品を読んだ勢いで購入できました。 この作品を読むことができて良かったです。 | ||||
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すべての登場人物が関係しており、秀逸だった。 ラストまでとは。(一瞬誰と関係しているのかわからず、読み直しました(笑)) 人が死ぬところを見たい、なんて物騒な始まりですが、 思春期の少女二人が、ひと夏を通して、成長し、お互いを理解し、仲直りする、 青春小説だと思いました。 さわやかな気持ちになったものの、もちろん最後は湊さんらしいオチがありました。 登場人物把握前に読む冒頭部分がよくわかりませんでしたが、読み終わったあと再度読み返し、なるほど、と理解した。 今まで読んだ湊さんの作品の中で一番好きな作品かもしれません。 | ||||
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人の”死”に魅了された二人の女子高生。彼女たちの探求心からの行動が、取り巻く人々の人間模様が浮き彫りにさせるというお話。 現実離れしているが、凝った作りではある。登場人物たちの関係性そのものがミステリであって、先を想像しながら紐解くのはほど良く愉しめた。二人の全く別な物語が一つに収斂する様はワクワクする。 女子のチラ見えする悪意はイヤミス要素だが、なくてもよいのかもしれないね。それにしても、人の死を見たいという高校生の感性ってどうなの。「スタンドバイミー」は中坊だったよなぁ。 | ||||
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告白は小説も、映画も面白かったです。 いつ頃から死について具体的な考え、思考が身についたのでしょうか。死生観、宗教観といってもいいでしょう。 この作品は、ちょうどそんな時期の対照的な二人の少女(実は似ている)が夏休みにお互いに起こる出来事を通して、死について考える物語になっています。 現代の女子高校生特有のドロドロした感情が織り交ぜて表現されています。 残念ながら読み終わった後のすっきり感がありません。モヤモヤします。 文学少女向きだと思いました。 | ||||
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一見清々しいようで、ほの暗く、残酷さのある話です。 ストーリーのなかで、2人の主人公の少女が感動的に心を通わせていく反面、この2人のちょっとした悪意により、別の2人の少女が自殺に追い込まれます。 一方は、主人公の、学校裏サイトへの悪口の書き込みがきっかけで。 一方は、もう1人の主人公の手で父親が逮捕され(これは仕方がないことですが)、虐めに遭ったことで。 自殺した2人の少女らは親友であり、2人目の少女の自殺は1人目の少女の死にも繋がっています。 2人目の少女と友人関係にあったはずの主人公らは、2人目の少女が虐めにあっていても助けず、距離をとります。 これまでとても熱い物語を展開していたキャラクターと同一人物とは思えないシビアな冷たい対応。 そして、2人目の少女は遺書を遺して自殺します。 主人公2人が、虐めに遭っていた友人を助けなかったと、2人を知る人ならわかる形で。 楽しい生活を取り戻したところでヒロイン2人の出番は終わっていますが、この遺書を遺してかつての友人に自殺されたとき、引き続き平穏な日常をおくっていけるのかは疑問です。 因果応報、というワードが1つのテーマのようですが、それは物語後の主人公達にも当てはまっていくことになるのでしょうか。 個人的な読後感は悪かったです。 | ||||
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まるでどのピースがどこにあてはまるのか理解した上で 再読してるように存分に楽しめました。 とても残酷な描写がまるで何事もなかったように サラリと描かれているのでサラリと読み逃してしまいそうで ハラハラドキドキ違和感大アリで読後はスッキリ! この作者の作品を読むのはこれが初ですが他の作品も楽しみです。 | ||||
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ラジオで凄く話題になっていたので、気になっていたのですが、ホントに小説読むのが苦手だったのですが、勝って読むことにしたのですが、ホントにすぐに読み終えました。どんどん引き込まれていく不思議な小説でした。 | ||||
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おどろおどろしく重い展開のように感じて、全編を見終わるまで数ヶ月。そして気づくこと。少女って社会的経験や言葉を未だ認識できない未熟さのなかで、人生を歩み出していることがよく分かった。思春期の少女達としばしば出会う機会が多い精神科臨床現場で、生と死という概念を彼女たちがどう認識しているかがよく理解できる優れた映画だった。映画の最後10分間までたどり着くことの大変さは、仕事のなかで彼女たちが自らの道に出会う道のりの終盤に感じる安堵とよく似ていることに気づいた。三島監督はよくもまた前半の重々しさ、わざとらしさを描写しており、監督のなかの「少女」はまだちゃんと生きているって感じた。 | ||||
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グイグイと読ませるリーダビイリティが素晴らしく、かなり短時間で読み終えた。あえてどちらの少女の1人称だか混乱するように書かれているようだが、それでも十分面白く、非常に刺激的だった。とにかく一筋縄ではいかないストーリーテリングで、女子校生の他人に対する見方がどんどん変わっていくのに驚かされると同時に、確かなリアリティを持って感じる事が出来た。もちろん女子校生の感じてる事などわかりようがないのだけれど。 問題点はやはり、登場人物の設定が作り過ぎである事。これだけ出て来る人物がことごとく関わりがあると言うのはあまりにも不自然で、スルーし難いところだ。又誰が自殺したのかわかりにくい書き方をして、最後にこの子が自殺したんです、と言うラストは後出しじゃんけんのようなズルさを少し感じた。 | ||||
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あらすじの内容から、かなり毒のある内容かと身構えたが、 思いの外、刺々しい内容ではなく、むしろ感動する場面もあって嬉しい誤算。 しかし、単純なハッピーエンドで終わらないところは、さすが湊かなえと言ったところ。 | ||||
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ひとことで言えば、「わかりやすい、いつものやつ」です。 この人、作風が一辺倒過ぎて、何作か読むと流れがわかってきてしまいます。 今回も読み始めてすぐ、人の苗字や小さなエピソードに注目して読んでいる自分がいました。 そうなるともう面白くもなんともない。でもどうせやり口はわかっているからついそうなってしまう。 結果、ぐだぐだと長ったらしい一人称の語りをきかされ、最後に答え合わせして終わり。 ただそれだけの本です。 湊かなえ作品が初めての人はいいかもしれませんが、 慣れた人間にとっては「あぁまたいつものでしょ」と、もはや作業。 おかげで読後にはなにも残りません。 ただ、ただ、無。そして時間の無駄。 設定とあらすじにつられてつい手にとってしまうんだけど、 そこを反省しなければ、と思います。 | ||||
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