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日本沈没
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【この小説が収録されている参考書籍】
日本沈没の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全109件 41~60 3/6ページ
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何十年か前に、一度読みましたが、小松左京の科学的表現の奥深さに惹かれて、今回再読して、またまた感激しました。 | ||||
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映画やテレビにはない細かいところまでかいてあって新鮮でした。 | ||||
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阪神淡路大震災の後ずっと探していた本でした。描写が似ているところがあるとあとで聞いてびっくりしました。 | ||||
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15年位前に上下とも購入しました。主役たちはどうやら、それぞれ生死の道をたどったのを見て、いつか日本がこうなるのではないかという想像に1年くらい浸っていました。 | ||||
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このタイトルをどれだけ近隣の反日国から悪用されたか書いた本人はわかっているのかな! 特に多くの人が犠牲になった2011年の大震災の時にはそれらの国で悪意がこもった日本沈没の心無いタイトルが紙面を飾ったのは忘れていない。気分が悪くなるテーマとタイトルだと小松左京に文句の一つも言いたいところだけども本人が現世にいないのだからどうしょうもないな。 2000年以上の共同体をはぐくんだ国土を失った日本人がそのアイデンティティをどのように位置ずけるのか、そこに目をつけてテーマの切り口の一つとして小説化したこと自体はテーマとしてはとてもインパクトがあったことは認めるしこれが初版が出版された時期の高度成長期の終末に向かっていた時代の人々の心にもうまくマッチングしたんでしょう! しかし日本人と国土の関係ずけを ”子供(日本人)が外で喧嘩して負けるといつでもやさしい母親(国土)のもとに逃げ帰って来てその枠組みの中でずっと甘やかされて育ってきた。だから成長がなく同じことを繰り返す”などのメッセージは本当に読んでいて気分が悪くなったしストーリー全体も科学的視点、政治的・外交・経済・社会・軍事や日本人の死生観などの各視点で自分には心に前向きに響くところがありませんでした。 しかも海外では悪意を持った日本の不幸を願う代表的な言葉の一つとしてきわめて酷い使い方をされることも多々あるので、困ったものです。 作家が何を書くかは全くの自由でありますが、本人が生きているうちに自分なりの考えを手紙を出しておけばとつくずく残念!!! まぁ、このようなネガティブな投稿をするとマイナスの嵐でしょうね(笑)。 | ||||
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防災を勉強しているのでむさぼるように読んだ。地殻変動と地震のメカニズムがリアルに描かれ、災害に伴ってあらわれる経済変動、人間たちの浅ましさもしっかり書き込まれている。首都直下地震もかくやと思わせる内容で、遠い世界の出来事と思えなかった。 | ||||
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今から39年前に書かれ、400万部売れた日本SF界の第一人者の本。 偶然、一般意思2.0の東浩紀が『思想地図』で語っていた中で知り、読んでみました。 3.11後を経た「いま」読むと、圧巻!! 今後、大きな地震や津波、原発事故が日本を襲うことを考えるととても現実的なストーリーで、日本人が日本から脱出することを真剣に考えさせられました。 お勧めです。 | ||||
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政府首脳は日本沈没の可能性を真剣に憂慮し、日本人の国外移住のために各国との秘密交渉を始める。この日本沈没のシナリオが週刊誌にすっぱ抜かれるが、ショックを和らげるためにあえて大衆紙に発表させたものだった。田所博士はあえてピエロ(狂言師的役回り)を演じる。所詮大衆紙、とはいえ日本沈没の可能性があるのかも、という疑念をワクチンのように国民に植え付ける。 国家機密を知って動いている小野寺は、身内にも日本沈没について語ることができない。兄が仕事が上手くいかず、カナダで仕事を始めようかと相談すると思わず強く勧めるがそれ以上は言えない。各地で地震が頻発する。ついに、日本国首相は1年以内に日本が沈没すると発表。しかし、パニックは起こらず、不気味な虚脱感が日本を覆う。なんとか3000万人分の受け入れ先は確保したが、それすら難民のようなもので移住・居住許可ではない。各国にとって膨大な異邦人を受け入れるのは簡単ではない。 やがて、西日本から沈没が始まる。大阪湾、伊勢湾、播磨灘を津波が襲う。戸隠連峰で噴火。地底より吐き出され続ける大量の熱のためか梅雨の長雨が続き、関東平野は水没。濃尾平野も大阪平野も水没し、根釧台地はリアス式海岸のようになる。日本からはなんとか6500万人が脱出。死者・行方不明者は1200万人。 日本の危うさを感じさせる小説である。 | ||||
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深海潜水艇の操縦士である小野寺が主人公。 伊豆沖の小島が一夜で海没する。やがて、天城山が噴火し三原山も噴火。地下変動の予兆。地球物理学の権威である田所博士は、大破局の可能性を疑うがまだデータが少ない。 京都で大地震。次第に、地震が頻発する。ちょうど京都にいた小野寺は行方不明となるが、小野寺はこのドサクサに会社を辞めて姿をくらます。日本の大物フィクサーである渡老人は田所博士から「大異変」の可能性を知り、政府に密かに対策を練らせる。深海潜水艇を操縦できる小野寺は、この秘密のD計画に巻き込まれていく。D計画は、日本沈没に備え、日本民族と日本の資産を国外に移すというもの。 日本列島は日本海側から南東方向へ移動させる圧力を受けている。日本列島の地下には脈々とエネルギーが蓄えられることになるが、そのエネルギーは毎年の地震で放出されることでバランスが保たれている。しかし、太平洋側でこの圧力を支えているマントル塊の対流相が急激に変化すると、すなわち、支えが失われると日本列島全体に蓄えられているエネルギーが大放出される。 徐々に「日本沈没」の疑念が強まり始めた頃、関東でも大地震。推定死者は200万人以上。 | ||||
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最近の地震。気のせいでしょうか?そう思えなくなる一冊。日本国民が、ただ単に可能性でしかない大震災に備えて訓練を繰り返すのをみるとすでに始まっているのかと思えてきます。 | ||||
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現代にも通じる内容だと思った。他の作品も是非読んでみたいと思った | ||||
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とても引き込まれる作品であっという間に読みました。 地震などに興味ある人にとっては、ぐいぐい引き込まれます。 早く続きを買います。 | ||||
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地学的な話は判りづらかったですが、奇想天外なストーリー運びで、意外とドライな終わり方だったので、奇妙な読後感でした。 | ||||
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ついに日本列島が海に沈む。それまでの脱出劇から政治家の対応など、どれも真に迫る。2015年から2016年にかけて、火山の噴火が相次ぎ、熊本で大きな地震も発生した。この作品は、もしこのような未曾有の災害が発生したときの状況をシミュレーションしてくれている。政府の災害担当者は、「日本沈没」を読んでおくべき、緊急事態発生時の対応マニュアルのベースになるから。 この作品は災害発生時の行動指針を知るだけでなく、ユダヤ人など祖国を失った人々の気持ちを考えることもできる。いかに祖国というものが大事なのかも再認識させてくれる。古くささを感じさせない傑作だ。 | ||||
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2011年3月11日の東日本大震災からまだ復興していないなか、2016年4月14日の熊本地震が発生した。地球物理学的な時間の観点ではほぼ同時に発生した地震ともいえよう。そろそろ東京や南海トラフがやばいことになるんじゃないかと多くの人が思っている。そんな状況を予言したかのような物語。有名な作品なのであれこれ書くこともないのだが、このような時代だからこそ本作品を読んで、さらに恐怖を感じた。天災はいつやってくるか分からない。だから怖い。読んでいるうちにいきなり地震が襲ったらどうしよう、など作品の内容以外のところでパニックになりそうだ。恐怖を引き連れつつ下巻を読む予定。 | ||||
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熱い梅雨から夏にかけての頃ですね。 巷に多くある本の中で、今読むのにピタリ 当たりすぎてて、この体験した後、生まれたのでは しかし、受験にも注意 当たりすぎて注意 | ||||
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手持ちの新書版が古くなったので,Kindleを買ったのを機に久しぶりに読みたくなり購入しました。 しかし3%を過ぎたところで,新書版に載っていた非常に人間味のある表現が抜けているではないですか。電子書籍にするにしても,原作を踏襲してもらわないと,以前読んだ人間からすると残念としか言いようがありません。 電子書籍を幾つか購入しましたがすべてが,文の欠落,誤字脱字の欠点を持っています。 発行者も同等の金額を取る以上は,責任を持って電子書籍の整備に取り組んでもらいたいです。 | ||||
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表題に書いたように、専門的な記述が多すぎてテンポよく読み進めるにはやや難があります。 ただ日本の当時のSFを代表する作品ということで、一度は読んでみたいと思っていたものですので、頑張って最後まで読み通しました。 読後の印象としては小野寺とその彼女との関係をもう少し詳しく書いてほしかったというのが正直な感想です。 | ||||
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懐かしのカッパノベルス「日本沈没」(上・下)復刻版。 1974年冬に東宝映画化作品を見て以来、何度も何度も読み返してきた。 1995年阪神淡路大震災時の高速道路の崩壊。大規模な火災。「日本でこんなことが本当に起こるのか!」と思った。 2011年東日本大震災時の津波被害の惨状。「日本でこんなことが実際に起こるのか!」と再び思った。 「日本沈没」を読み返すたび、小松左京さんの描写と、現実の被害の様子との恐ろしいほどの一致に息を呑んだ。 マントル対流理論は40年前に比べて深化し複雑化しているようだが、地表に住む我々の自然の力への無力さは変わらない。 「日本沈没」というタイトル。「日本アパッチ族」「日本売ります」と同様に、当初は洒落っ気を狙ったタイトルだと思われた。 しかし、実際に小説を読めば、日本の文化・自然・歴史・政治・民族性等に対する深い洞察と、世界の中の日本の位置への厳しく重い認識。これらのあまりにもリアルな切実さに胸がつまったものだ。この切実さは今も変わらない。未読の方に強く薦めます。 | ||||
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懐かしのカッパノベルス「日本沈没」(上・下)復刻版。 1974年冬に東宝映画化作品を見て以来、何度も何度も読み返してきた。 1995年阪神淡路大震災時の高速道路の崩壊。大規模な火災。「日本でこんなことが本当に起こるのか!」と思った。 2011年東日本大震災時の津波被害の惨状。「日本でこんなことが実際に起こるのか!」と再び思った。 「日本沈没」を読み返すたび、小松左京さんの描写と、現実の被害の様子との恐ろしいほどの一致に息を呑んだ。 マントル対流理論は40年前に比べて深化し複雑化しているようだが、地表に住む我々の自然の力への無力さは変わらない。 「日本沈没」というタイトル。「日本アパッチ族」「日本売ります」と同様に、当初は洒落っ気を狙ったタイトルだと思われた。 しかし、実際に小説を読めば、日本の文化・自然・歴史・政治・民族性等に対する深い洞察と、世界の中の日本の位置への厳しく重い認識。これらのあまりにもリアルな切実さに胸がつまったものだ。この切実さは今も変わらない。未読の方に強く薦めます。 特に下巻の最後で語られる、漂着した南海の孤島で我が子と交わり子孫を残そうとする母の悲しい物語。重いエピローグが今も胸に迫る。 | ||||
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