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日本沈没
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【この小説が収録されている参考書籍】
日本沈没の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全109件 21~40 2/6ページ
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将来、日本はどうなっている? | ||||
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コロナ禍の中、本書を読み直した。 最初に読んだのは、もう何十年も前のことだ。 覚えているのは古い版の装丁だけである。 読み始めてから、描写や説明が少し長いなと感じた。 同時に、作者の着想、知識、洞察力、筆力に感心させられたので、読み進めることができた。 日本沈没という結末を、小説としてどのように終わらせるのかということに、だんだんと興味が高まっていった。 作者の小松左京は、私の親世代である。 1973年発表の本作には、第二次大戦経験者の感慨、知恵などが描かれている。 今日の国家的危機において、人として如何に振る舞うかという問いに、個人としても組織としても参考になる。 国会の委員会で、某大臣が次のような発言をした。 外国の知人から、日本はなぜ新型コロナウィルスの被害が少ないのか、と質問されるので、民度が違うと答える。すると相手が黙るのだ、と。 この発言は、一部マスコミに批判された。その人が黙ったのは、侮辱されたからだと、コメントする識者もいた。 私は、民度いう言葉は殆ど使わない。ただ、国民性の違い(地域、家庭、学校等で長年に渡って育まれてきた価値観の共有や、日本人固有の精神性の保持など)は、やはりあると思う。 本作は、日本人や日本社会を理解する上で、とても役に立つ。 私が同じような質問をされたら、本書を読んでみたらと答える。 本書の英語版とドイツ語版(縮)があることを知っているからだ。 楽しんで、日本を理解できるのだから、星5つのお薦めである。 | ||||
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コロナ禍の中、本書を読み直した。 最初に読んだのは、もう何十年も前のことだ。 覚えているのは古い版の装丁だけである。 読み始めてから、描写や説明が少し長いなと感じた。 同時に、作者の着想、知識、洞察力、筆力に感心させられたので、読み進めることができた。 日本沈没という結末を、小説としてどのように終わらせるのかということに、だんだんと興味が高まっていった。 作者の小松左京は、私の親世代である。 1973年発表の本作には、第二次大戦経験者の感慨、知恵などが描かれている。 今日の国家的危機において、人として如何に振る舞うかという問いに、個人としても組織としても参考になる。 国会の委員会で、某大臣が次のような発言をした。 外国の知人から、日本はなぜ新型コロナウィルスの被害が少ないのか、と質問されるので、民度が違うと答える。すると相手が黙るのだ、と。 この発言は、一部マスコミに批判された。その人が黙ったのは、侮辱されたからだと、コメントする識者もいた。 私は、民度いう言葉は殆ど使わない。ただ、国民性の違い(地域、家庭、学校等で長年に渡って育まれてきた価値観の共有や、日本人固有の精神性の保持など)は、やはりあると思う。 本作は、日本人や日本社会を理解する上で、とても役に立つ。 私が同じような質問をされたら、本書を読んでみたらと答える。 本書の英語版とドイツ語版(縮)があることを知っているからだ。 楽しんで、日本を理解できるのだから、星5つのお薦めである。 | ||||
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ちょっとシチュエーションが違うかもしれませんが、今のコロナ蔓延の状況下、「これからどうなるのか」という漫然とした危機感からこの本を思い出しました。当時1970年初頭、「プレート理論」が出てきて地球上の国がプレートの上にあってゆくゆくは沈んでいく?という理論(古いですが岩波新書の「新しい地球観」という本が分かりやすい)を用いて、日本列島が沈んでいく、そしたら日本人はどうしたらいいのか??外国に移住させてもらう云々の展開に・・・。でも今回は世界中が感染していて日本だけが助かる方法を考えるという話にはなりません。昔読んだ大前研一の「新国富論」に通じるようなところもあって(日本はいかに生きるべきか???)、インバウンドに頼った観光国家を目指すのかなと思っていた矢先のパンデミック騒動で、今一度今後の日本像を考えるにあたって読み返してもいい古典(名著)です。小松左京さんって昔の深夜放送ではアホなことばかり言っていた記憶がありますが。 | ||||
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時代設定は197X年ということになっています。 深海潜水艇「わだつみ」の操縦責任者である小野寺俊夫は、地球物理学者の田所博士と一緒に一晩で海中に沈んだ無人島の調査のために、現地調査に赴きます。 それがきっかけとなって、田所博士を中心とするD計画の中に身を投ずることになります。 上巻は、東京で関東大震災を越える大地震が発生するところまでを描いています。 田所博士がD計画に参加するメンバー全員に対して、田所博士が考えていることを説明する場面や阪神淡路大震災、東日本大震災がまだ起きていないこの時期(1973年)にここまでリアルに東京で起きた大震災を描いているところは驚きでした。 | ||||
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面白かったです | ||||
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このカバーのカッパノベルス版です。 こせこせした世間のしがらみから一定の距離を置く自然児の小野寺が、大災害に遭遇する中でいつしかインサイダーとしての義務に縛られ、個人的なサバイバルとの葛藤に苦悩しつつも、一人でも多くの日本人を救おうと奮闘する物語です。 パニック小説でありながら、カタストロフの描写と等分に人間ドラマが描かれ、リアリティを支えています。 小松左京という人は人間性の洞察に優れた人だったのだなと、作品を読む度に感じます。 この小説ではあまり出てきませんが、他の作品では男女の機微についても実感の籠った描写がされていて、女性で苦労された経験も拝察できます。 小野寺以外にも、有能な官僚である中田は、もう一人の主人公ともいえる重要人物です。 この災厄には所属する組織のミッションとして取り組むことになります。 全てを合理的に割り切れるドライでクレバーな人間ですが、 あるかどうかも分からない破滅に向けた撤退戦の殿を自らに課し、 実際にそれが起きたら全員を救いきるのは不可能である現実を直視し、 多数の犠牲者の恨みを引き受けることになると知りつつ、 ともすれば無意味にも思える負け戦を不眠不休で戦い続け、 数限りない決断と実行の反復の中に現れる能動的ニヒリズムとリアリズム。 その強靭なメンタルに シビレル。 | ||||
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8年間もの構想の末、書かれただけに現実味がひしひしと伝わってきました。 | ||||
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上巻半分で読むのやめた フィクションかノンフィクションか分からない専門用語と、エクスクラメーションマークが多すぎて読みづらい | ||||
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特にありません。 | ||||
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50年前に映画で観たのを読みたくなりました。その理由は、阪神大震災、東北大地震、そして来たるべき東南海地震を考えると何かのヒントは無いものか、の想いです。 | ||||
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この本が出版された当時は絶対にありえないこととして読んでましたが今改めて読むと怖いと感じます。現実の備えとして心構えとしても良い本と思います | ||||
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上下で長いですが読みごたえがあります。引き込まれる内容です | ||||
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7時間ほどで読めた。スラスラっと読めないですね。 想像で書いているのかなと思っていたのですが、学者の方にも意見を貰って、実写の写真や、計算式や図などが挿絵的に差し込まれていてSF小説とはかくあるべき!と改めて思わされました。 震災については日本では常につきまとってくるテーマをもとにSF小説としてまとめ上げた力は素晴らしいの一言です。 意外と周りに読んでいる人は聞かないのですが、もっと読まれ直されてもよい作品だと思います。 東京直下型もこれからくると言われていますが、依然として読み直されてもいい体力のある作品です。 | ||||
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6時間ほどで読めた。上巻よりかはストーリー展開が早くて一気に読めました。 日本沈没しちゃいました。 ただただもうどうにもならない逼迫感が描写されていて、日本民族が各国に移民するという展開が、その後の世界はどうなっていったのかなど気になりました。 第二部で描かれているらしいですが、蛇足感ありますので読まなそう。 官邸でか総理と野党と科学者のやり取りは今でいうとシン・ゴジラ的な面白さがあります。天皇についてはちらっと書かれていた。 本書では事実の検証とそして想像力で未来を考えるSFという作品について教わった気持ちです。 | ||||
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最初に書きますが、筆者の悪口や非難をするつもりはありません。 筆者の作風が合う人は「表現が深い」「科学的洞察力がすごい」となるのでしょうが、自分のような凡人には「表現が回りくどい」「理屈っぽくて楽しめない」となってしまいます。 他の著書もそのようですが、もっと流れるように読める方が好みです。 皆さんの嗜好の参考になれば、と思いレビューしました。 | ||||
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久しぶりに読みたくなって買いました。たいへん満足して、読んでいます。 | ||||
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久しぶりに読みたくなって買いました。たいへん満足して、読んでいます。 | ||||
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後半から、地震がどうのこうのという描写がずっと続いて、面白くなくなった。 下巻はサンプルを読んで買うかどうか決めます。 | ||||
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何十年か前に、一度読みましたが、小松左京の科学的表現の奥深さに惹かれて、今回再読して、またまた感激しました。 | ||||
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