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少女七竈と七人の可愛そうな大人



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少女七竈と七人の可愛そうな大人の評価: 4.25/5点 レビュー 61件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全61件 61~61 4/4ページ
No.1:
(5pt)

七竈はナナカマド -雑誌レビュー風-

人気ライトノベル、GOSICKシリーズの著者、桜庭一樹氏の単行本(もしや初のハードカバー?)
大変遺憾ながら”美しく”生まれてしまった17歳の少女、川村七竈(かわむら ななかまど)と
七竈の住む町のもう1人の異形、美しい少年(七竈の友人)桂雪風を取りまく可愛そうな7人の大人たちのお話。
桜庭作品といえば”少女”といってもいい程だが
今回も”美しい”少女が桜庭さんの手に掛かると、いやらしさや特有のプライド、意識、
ある種の自覚などを持たないサッパリ美少女になる。
サッパリだがそれでも、芯の部分はしっかりとした”女性”を持っている。
桜庭作品に出てくる少女たちは、まるで砂糖でコーティングされた菓子のようだ。
側が溶けると現れる芯の部分に、僕は毎回翻弄される。
ライトノベルで注目を浴びている桜庭氏だが
最近では「少女には向かない職業(このミスで20位にランクイン、現在GAOにて連続ドラマ放送中)」
「ブルーススカイ」を始め文芸雑誌にも執筆をするなど、幅広い活躍をみせている。
今後も長編を文芸誌で連載予定だとのこと。
今後の活躍に期待しつつ、手にしっくりくるこの本を手に
あなたも
桜庭作品の少女特有の甘い香りのする銃に
照準を定められてみてはどうだろうか。
少女七竈と七人の可愛そうな大人Amazon書評・レビュー:少女七竈と七人の可愛そうな大人より
4048737007

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