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少女七竈と七人の可愛そうな大人
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少女七竈と七人の可愛そうな大人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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ある日まじめな教員を襲った「いんらん病」七人の男と交わり生まれたのが完璧な美しさを持った娘七竈、同じように美しい青年春風以外に心を開かず、彼と共に青春時代まで歩んできたが、ある日それに決別しなくてはならない日がやってきた。 この物語は彼らを取り巻く大人(そのうち一つの逸話の語り部は老犬だが)たちによって語られる。 しかし彼らの心の奥までのぞくことはできない。 美しさ同様はかない若さを思い「きゅん」となる作品。 少女時代と完璧な美への決別を感性あふれる文体で描いた一作。 | ||||
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ある日まじめな教員を襲った「いんらん病」七人の男と交わり生まれたのが完璧な美しさを持った娘七竈、同じように美しい青年春風以外に心を開かず、彼と共に青春時代まで歩んできたが、ある日それに決別しなくてはならない日がやってきた。 この物語は彼らを取り巻く大人(そのうち一つの逸話の語り部は老犬だが)たちによって語られる。 しかし彼らの心の奥までのぞくことはできない。 美しさ同様はかない若さを思い「きゅん」となる作品。 少女時代と完璧な美への決別を感性あふれる文体で描いた一作。 | ||||
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美しさの秘密…物語の終盤になって、「そういうことだったの」と思う場面が出てきます。つまりあの2人は…。私は本を読む時に、登場人物を有名人に当てはめて読む癖があるのですが、もしもドラマ化されたりしたら、七竈の役は栗山千明さんだな〜などと考えながら読んでいました(笑)雪風は…まだ思いつきません。 | ||||
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女の人生ってのはね、母をゆるす、ゆるさないの長い旅なのさ。 人物の名前がとても素敵。 やっぱり住むなら自然がたくさんのところがいいな。 | ||||
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初めて桜庭さんの作品を読みました。 不思議なタイトル、そして美しく妖艶なカバーイラスト。 物語はとても不思議、不可思議な世界の物語でした。 ファンタジーとして読めばいいのか、リアリティを感じながら読めばいいのか、この不可思議で妖艶な世界をそのまま楽しめばいいのでしょうか。 ただ、ボクはどうしてやはりこの世界に何となくの「イワカン」を感じながらでしたので、読みやすい文章でしたので、読むのが苦痛ということはなかったものの、何となくしっくり来ず、不思議な空気にけむにまかれたように読みました。 これがいいのかなあ。 七竃の母と雪風の母が殴り合うところが好きですね。 やっぱり、こういうほとばしるところの陰影の描き方、持っていき方が好きだなあ。 | ||||
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白い冬の旭川に、白い肌の美少女・美少年が歩いている、何だか幻想的な風景が浮かんでくる本でした。 物語の方は、私としてはイマイチでした。 登場人物の話し方は現実味が無いし、結局何が言いたいのかがよく解りませんでした。まぁそれは、私の頭が足りなかっただけだと思いますが。 読後に何とも言えない虚無感を味わえたのは良かったです。 | ||||
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古き作家吉屋氏を思い起こさせる本。 情緒溢れ、美しいものだけを描こうとする世界。 淫靡さも兼ね備えながら、美しいものに対する厳しさを失わない。 美しすぎる娘の物語は、はまるひとにははまる作品だ。 | ||||
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