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川は静かに流れ
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川は静かに流れの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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小説としての完成度、みたいなものは高いし、作家の書く力は優れていると思います。 登場人物の描写はしっかりしていて、目の前に人物が映画のように浮かんできます。 しかしながら、せまい田舎の農村で、10人くらいの限られた登場人物がドロドロの人間関係を繰り広げ、 その中から少なからぬ死人や重症者が出て、その犯人がまたその中に居そうな雰囲気、という話で、 途中であまりの重たさに息苦しくなりました。 中盤で話しが停滞して進まなくなるのでその印象が加速され、最後に犯人がわかって、読者は深い闇の中へ ドーンと突き落されます。 物語のドロドロさをちょっと脇へよけて、ミステリとして考えると、 「その動機で殺すか?」、「その動機で殺す犯人がそんな巧妙なアリバイ工作するか?」、 「いくら家族を守るためでもそんなことまでするか」 とかのプロット的な違和感もいくつかありました。(重さのせいで見えにくいですけど) まあ、殺人事件だから重苦しいのは仕方ないとしても、私としてはその中に、何か救いとか、 家族の絆の再確認とか、先の人生への希望とか、読み終わった後に少しでいいから「何か残してほしい」 タイプなんですが、いっさいまるで何もないです。 くだらないものを読んでしまって「ちくしょう、金返せ」というのとは違うんですが、 これを読む時間があれば別のもの読めばよかった、とは思いましたな。 | ||||
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活字を追っているのに、頭の中に映像が出てきて、映像のほうが面白かった。映画化されたら、こんな画面だろうなあと想像しながら読んだ。 | ||||
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どこがどう愚作なのか、いちいち述べる必要を感じないほどの愚作ぶりである。このジョン・ハートとかいうバカ者の小説に接するのは本作で最初にして最後となるだろう。その稚拙で冗長な書きっ振りからはあまりに安易な創作姿勢が透けて見える。だから、単に本作がダメというに留まらず、他の作品もダメに決まっていると確信できるし、今後「化ける」可能性も無きに等しいだろう。 こんな三流のミステリ作家が、二作連続でエドガー賞最優秀長編賞を受賞し、あまつさえ誰が言い出したのか知らんが、ミステリ界の「新帝王」と呼ばれているとか、悪い冗談としか思えない(だいいちミステリ界の旧「帝王」とは誰のことなのか?)。裏表紙の折り返しの写真を見るといい。斯くもマヌケな満面の笑みを晒している者が「帝王」なんぞであろう筈もない。 | ||||
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レビューや内容紹介から興味をもって購入してみたが ミステリーとしても、親子の小説としても何の感興も読み終わった後の感慨も無かった やっぱり翻訳という形で、一枚フィルターを通している為か はたまた外国の人の感覚と違うのかw 評価を受けてる意味が理解出来なかったw 後、帯で、評論家が「期待を裏切らないので…」みたいな内容を 書いていたので我慢して読んだが、…と言った内容でした。 | ||||
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あれもこれも詰め込みすぎて、消化不良気味。前作より明らかに質が落ちた。 個人の問題、家族の問題、地域の問題、社会の問題、大きく括っても四つのテーマがある。 そのどれもが底が浅くて、薄っぺらい。もっと掘り下げていけば、各テーマごとに一作書ける筈。 ただ、今現在のアメリカの田舎が、どんな雰囲気なのかは良く書けている。 読了後、念頭に浮かんだのが、ソポクレス作「オイディプス」。 比較すると、作品の質も商品としての評価も、共に月と鼈(すっぽん)。勿論、月はオイディプス。 「兎に角売ればいい、売ればこっちのもの、だから売れる本を作ればいい」と言ってるのが聞こえるようだ。 この程度の本をわざわざ出版するな、と言いたい。 お金の無駄、紙やインクなど資源の無駄。何より時間の無駄。 ああ損した。 | ||||
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「川は静かに流れ」というくらいだから、大河が朗々と流れる傍らで起きた殺人事件、悲喜こもごもの人間模様、親子関係等々・・・・というものを描いているのじゃな、なんて読む前には大いなる期待感を持って読み始めた。書店でも平積みではなくとも、書棚に表紙をこちらに向けて並べてあるので、目立つ、目立つ・・・・・。 期待外れもひどすぎる。 川の流れはどこ行ってしまった? 探偵役の「僕」のべしゃりが少々どころか、メチャうるさ過ぎて、話の粗筋すらはっきりと見えてこない。ページ稼ぎとしか思われない会話部分。こいつが多すぎて、情景描写がお粗末極まりない、何がなにやら! 処女作で新人賞、第二作で早くもエドガー賞なんて、話ができすぎている。話の中身と賞の重さがまったく不釣合いのぽんぽこぺん! それでも我慢して読み終わったが、この後味の悪さといったらない。こんな本でも「エドガー賞」をくれるんだな、アメリカっていう国では!ええ加減さというかいい加減さというか! それはそれは! | ||||
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面白くない。全然読み進められなくて放棄した。 実は彼には前回も挑戦し同じような感想をもった。 きっと合わないんだと思う。 お父さんとも合わないし。 読みずらい上にダラダラ進むといった感じでした。 | ||||
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帯に惹かれて読んでみたが、確かに文章は素晴らしく、途中でやめることの出来ない魅力のある本だったが、物語そのものは暗くて澱んだ世界で、登場人物もその鬱屈のたまった人間ばかりで、読後、暗い印象しか残らなかった。 アメリカの地方の小都市という、普通の日本人は知らない世界が舞台なので、ミステリーというには辻褄のあわない捜査や理解不能な人間関係など、わかっていてもあえて追求されないで放置される殺人事件、レイプ事件含めて、納得のいかないこと、理解及ばないものが並ぶ。 個人的には、どの人物に至って主観的な視野で情に流されるままに対処しているようにしか見えず、個人的都合による言動に周囲が巻き込まれるというものばかりのような気がして、うんざりすることもしばしば。 ミステリーとして読むと、かなり気を削がれる可能性もあるような気がした。 正直、まっとうな判断と行動を取る人がひとりでもいれば、こんなことにはならなかったんじゃないのか?と思ったりもするが、そういう人がひとりもいなかったというのがこの物語の基にあるので、読み終わって感銘を受ける、感動するというには至らない。 独特の空気感みたいなものは、なんともいえない味わいがあり、そこはとてもよかった。 | ||||
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これは推理小説ではありません。犯人とか犯罪の流れとかまさかこんな簡単な ものじゃないだろうと思ったがそのままでした。だれでも想像する内容の話し です。家族の嘘とかに異常に反応する頭の悪い主人公の私小説として読んでく ださい。アメリカの田舎町はこんないい加減な捜査してるの?って感じです。 | ||||
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