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女たちのジハード



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【この小説が収録されている参考書籍】
女たちのジハード
女たちのジハード (集英社文庫)

女たちのジハードの評価: 4.17/5点 レビュー 65件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全65件 21~40 2/4ページ
No.45:
(5pt)

ゆう

とても読みやすい小説でした。 すぐに送っていただけて、よかったです。
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No.44:
(4pt)

女性観が少し変わりました

そうでない人がいることを知ってはいましたが、大方の若い女性は、こと恋に関しては、ほんのりとピュアな雰囲気があって、雰囲気だけではなく頭の中もそれと同じであると思っていました。同じ人間である男と違うという理屈はおかしいので、考えたというわけではありませんが、とにかく、そのように観ていたわたしには、小説にあるかけひきが驚きでした。女性を身近に感じたというか、少し女性観が修正されましたね。小説が書かれてからかなり年月も過ぎていますから、今はもっとそうなのでしょう。
面白い物語でしたが、前の方に出てくる男はろくでなしばかりですし、後の方に出てくる男は変わり者ばかりで、多分、フツーの男がいないために、わたしには話が何となくアナザーワールドで、没入感が今ひとつだったので、星を一つ減らしました。
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No.43:
(4pt)

皆何かと戦っている

今さらですが、何となく読み逃してました。
刊行から半端な年数だと、読んだ時何となく古臭さが感じられるものですが、本書は違和感なく読めました。
5人のOLの奮闘。それぞれ違う方向にですが、地味に日々何者かと、何事かと戦っている。その戦いの先に何があるのか分からないまま頑張ってる様に共感できるかどうかは別として、頑張って欲しいと素直に思えました。
婚活モノとも言えるかも?
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No.42:
(5pt)

篠田さんのファンです。

以前に購読したのですが他に貸したらしく手元にないので
海外に住む孫に勧めたかったのです。迅速で感謝。
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No.41:
(5pt)

ジハードって聖戦という意味。

ジハードって聖戦という意味。jehadまたはjihadと綴る。「イスラム教の信仰行為の一つ。異端者との戦い。敵と戦い死んだ者は神の下に行けるとされる。(by alc英辞郎)」篠田節子の小説にしては読後感がよい。 20代から30代の女性の、自分探しが積極的でよい。 いくつかの失敗を重ねながらも、 その人の一番本質的なところを仕事と結びつけていく。 著者の人生の自信が感じられる。直木賞受賞作。
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No.40:
(3pt)

時代の変化

私は総合職で働いているというのもあり、一般職である登場人物の女性たちにあまり共感できなかった。今は総合職であれば男女の差を感じることはないし、コスト削減のなか一般職も高度な仕事を与えられるため、当時の彼女たちの価値観が逆に新鮮に感じた。こういう時代があって今の時代があるのだから、今の恵まれた環境に感謝しなければと感じた。

登場人物の女性のなかでは、私は紗織に考え方が一番近く感情移入していたが、深く計算して生きているようで、大事なことを衝動的によく調べもせず決断する場面ではややがっかりしてしまった。みどりは違うが、ほかの女性も簡単に男性と関係をもったり、他人の意見に振り回されたり、行き当たりばったりに行動したり、あまり尊敬できなかった。
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No.39:
(5pt)

夢に泣ける

恋愛や生死を題材にした小説や映画で泣いたことは多い。
だが、仕事を題材にした小説で泣いたのは初めてだ。
自分が20代後半という人生設計に悩む年齢だからということもあるかもしれない。

これといったやりたいことも見つからず、ただ目の前の仕事をこなすことに日々を費やす。
それで一生を終えるのもいいかもしれないが、本当に自分がやりたいことを見つけたいと思っている。

今の自分は感動の積み重ねでできている。
人との体験に感動して趣味を持ち、人の姿に感動して自分の仕事を選び、人の感性に感動して人を好きになる。
そしてこの本では、夢を描くための感動が語られる。
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No.38:
(1pt)

最低なタイトル

ジハードはイスラム教の為には何も恐れず、無差別殺人を行うもの。世の中で知識人と思われる人がこういう言葉を安易に使うことが許せない。題名から読むに値しない。
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No.37:
(5pt)

男性必読かも


確かに面白い(笑)

中堅損保会社に勤めるOL達の生態学。そこには当然異性としての種々な男どもの生態も描かれている。
生老病死の普遍の中で、人生をどう生きるのかという自己への問いかけは誰でも一度や二度経験するだろう。
東京と言う都市、アメリカ、アジアの田舎、山梨の田舎(自分の故郷も出てきて嬉しい)というある種時間軸が異なる文脈の中で展開する喜怒哀楽。

かなり厚い文庫本ですが、飽きさせずにあっと言う間に読んでしまう、その位熱中させる一冊でありました。
ある意味において、男性必読でもあるかもしれませんね。
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No.36:
(4pt)

気持ちよく読めました

最初に申し上げておきますが、面白かったです。先日、同じ著者の『仮想儀礼』を読んだのですが、やはりこちらの方がイライラしないで読めました。 ところで……本書の各章は94年から96年にかけて『小説すばる』誌に連作形式で発表され、97年1月に単行本刊行、だそうです。時代設定も、ほぼ同時期と思われます。で、気になったことがひとつ。 最終章「三十四歳のせみしぐれ」のクライマックスで、視点人物の康子が田舎道で電話ボックスを探す場面があります(p487)。ケータイを持っていないんですね。 ちょっとネットで調べたら、端末買い取り制度が始まった94年を境にケータイ加入数は急上昇し、95年度末で1000万人、00年度末で6000万人に達したそうです。95年7月にPHSのサービス開始、96年秋に重量100gを切るデジタルムーバが発売されています。 この小説にはECCやNOVAも登場しますし(p384)、「VERYな暮らし」(p273)なんて表現も用いられていて、かなり同時代の風俗を意識している様子がうかがわれます。いや、それどころか同時代の風俗の中での5人の女性たちの生き方を描くことが主眼の小説だと言うべきでしょう。だとすると、ケータイの見落としは、ちょっとイタイかもしれません。 ま、それでも面白い、よくできた作品だと思いますけど。
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No.35:
(4pt)

男性とは視点が違う

保険会社に勤める20〜30代の知合いの
OL5人の揺れる心を描いている。
男性の私が読んでも、
読みやすい印象を受けた。
5人それぞれの葛藤する苦しい心を
詳しく深く描いていて、
その決意が固まったところ以降は、
あまり触れないのが特徴。
そこに焦点をしぼっているように感じた。
ただ、他の4人の物語の中で、
ところどころ登場させるところが上手い。
同じ会社にいても男性が見る景色とは
だいぶ違うことに気づかされる。
男性には、程度の差,良し悪しは別にしても
出世というものがつきまとう。
でも、女性の場合は、会社というものが
男社会であることを見切っている。
出世という視点はなく、
常に近い将来の自分を見据えて、
現在を考えている。
少なくともこの物語に登場した女性達は。
その違いを強く感じた。
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No.34:
(5pt)

勇気づけられます

それぞれの女性達が、自分にあった生き方を見つけていくさまに感動しました。私も三十代に戻って人生をやり直したくなりました。著者にはぜひ続編を期待します。
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No.33:
(5pt)

不況のご時世。元気をもらう1冊でした。

 生命保険会社に勤務する立場も年齢も異なる5人OLが、仕事の生きる中で自分らしさを見つけだしていく。ストーリーも、会社組織で上手くいっていない、恋の悩みなどとありふれた物語ではなく、やくざと喧嘩をしたりとスリリングであり、またポジティブに皆生きようとしている。不況のご時世。元気をもらう1冊でした。
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No.32:
(2pt)

う〜ん

私の根性がねじ曲がっているからなのか、計算高くてプライドが高くて頑張っちゃってる割には、予定外の男に引っかかってしまう女達…という印象しか残りませんでした。長いんだから、もうちょっと深みが欲しかったなぁ…でも解説にも書いてありますが、酒のツマミくらいにはなるかも。直木賞だけあって、それなりだった。
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No.31:
(5pt)

すばらしい

ぜんぜん知らずになんとなく手に取った本
それがよかったのかどうかはさておき、すばさしかった。
引き込まれた
それぞれのキャラクターがよかった
共感しまくった(男だけど)
おすすめは?と聞かれたら迷わずこれを進める(まあ超有名な作品なんだろうけど)
で、これがあまりに良過ぎて他の篠田節子の作品が読めない
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No.30:
(3pt)

肩のこらない1冊

篠田女史の作品としては、万人ウケ、大衆ウケする作品であると思う。
悪い意味ではなく、エンターテイナーとしての読書としてはとてもニーズに応えた作品ではないだろうか?
5人の女性の人生模様をオムニバスで・・・と構想からして、それである。
ちょっと物語過ぎると言うか、あまり感情移入は出来ないけれど、共感できる部分はある。
ただ、タイトルが軽薄だなと思う。「聖戦」と呼べるかどうか・・・。
ドラマ化されたらさぞおもしろいだろうな、と思う。
私は篠田女史の本領は他の作品にあると思うので、星3つ。
篠田女史の作品でなければ、星4つをつけたかもしれない。
それくらい、毛色が違う作品であり肩がこらない読書ができる1冊であるが、この作品を読んだ方には是非他の篠田作品も読んでいただきたいとファンの一人としては思ってしまう。
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No.29:
(5pt)

最高に楽しめました!

篠田節子さんの小説を初めて読んだのですが、これほど面白かったとは!
それぞれの章ごとに登場する女性がそれぞれ個性的で、それぞれの恋愛感も多彩で、楽しみながら読み進んでいたら、最後の最後にこんなにハッピーな結末が待っていたとは!
今度は他の作品も読んでみようと思いました。
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No.28:
(4pt)

多彩な女性の一貫した結末

題名に惹かれて、この本をとったものの、結局女は感情で動き
結末には感情で終わらせるのか、という疑問の残った作品でもある。
多彩な面で女性の人生模様が描かれていて、すぐ読んでしまえるといった
類の長編。
特に同年代の女性にはステレオタイプな女性達ばかり出てくるため、
読んで自分と見比べてみるのも面白いのではないだろうか。
自分の気になった登場人物は、沙織というのだが、これも現代女性に
よくありそうな、英語に関心・就職希望のある女性。
数人の女たち、どれかが女性読者にとっては共感をえられるものに
なっているつくりのようだ。
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No.27:
(5pt)

OLやりますか?それとも、

いい意味で女性作家にしか書けない小説。男性作家が男性5人の人生をオムニバス形式で書けますか?あんまり見たことないよなぁ。最初、保険会社のOLとして登場する彼女たちは人生を見つめ直し新たな選択をしてそれぞれの場所へ旅立っていきます。ある者は結婚し、ある者は海を越え・・・その悩める過程は誇張された部分はあるけども笑えたりハラハラしたり共感できたり。男任せのなしくずし人生を歩むダメダメちゃんな紀子と反対に自分で人生切り開きすぎてすごろくのように移り変わりの激しい紗織が印象深いです。 ただの仲良しではなく会社を離れてしまったら何をしているのかわからなくなる、という5人の関係もリアルだと思う。通常のOL小説に比べれば十分スケールでかいけど、やっぱし女性にオススメ。
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No.26:
(2pt)

作者が女性だから産まれた作品だと思う

 面白い作品ではあった。
レギュラーキャラクターとは別に、純子?という女店主が終わり頃に登場してくるが、彼女が一番好感が持てた。みどり当たりは現実に無い話ではない。康子・沙織・リサは、どれも甘さがあって、分もわきまえず高望みばかりしているように思えて仕方がない。トレンディードラマの主人公を全ての女性が望んでいるとは思えない。
 沙織が渡米して、やがてへりの操縦士に成る事を目指し出す。が、語学留学している身で、国内にいるように自分の生活環境をコロコロと変えることが出来てしまう話の展開に疑問を持つ。しかも今日日の親はそんなに気前よく何百万も成人した子供の為に出してくれるものではない。
 最後のトマトのくだりは最悪で、結婚をエサに原材料を提供してくれる男を繋ぎ止めておく女のしたたかさが鼻を突いて、どうしてこんな終わらせ方をしたのか判らない。自分一人でマンションを手に入れて、それで充分ではないか。
 解説に、「紀子が一番評論家の間で評判が良かった」というのが私には良くわかる。男と女とでは読後の感想が真っ二つに分かれる稀な作品だ。作者が女性だから産まれた作品だと思う。
女たちのジハード (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:女たちのジハード (集英社文庫)より
4087471489

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