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女たちのジハード
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女たちのジハードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全65件 1~20 1/4ページ
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向田邦子さんの阿修羅のごとくに似た題材ながら、現代に即した構成が面白く読みました。 | ||||
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中堅の保険会社に勤務する五人のOLの人生にスポットを当てた作品。 仕事や恋愛に悩み多き彼女たちの目指すところは様々。無為に過ごした日々に気づくもの、条件の良い結婚相手を探すもの、海外にチャンスを見出そうとするもの、結婚から道を拓こうとするもの、家庭とキャリアの両立を望むもの…。 二十年以上前の作品だが、古さは感じさせない(タイトルは除く)。ただし、社会において女性が声を上げやすい環境になりつつあるので、暫くすると今や昔となるかもしれない。 男性にも共感できる点が多々あり、楽しめるだろう。女性の方が逞しくはあるのだが。ラストのふれ幅が大きくて思いのほかワクワク。 【直木賞】 | ||||
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5人の女性たちの生き方を描いているが、あまりに人数を増やしたせいか、それぞれの描写が雑であるように感じた。例えばそれぞれの女性たちの服装、住まいのインテリア、化粧の仕方など、女性たちの性格やこだわりが伝わりそうな描写が非常に乏しい。せっかく頑張って自分のマンションを手にした康子だが、彼女のマンションに色々な人が訪れるものの、インテリアや間取りさえほとんど触れていないことが不思議だったし、どんな部屋なのか想像がつかず、感情移入もできない。そのわりに、都内の私鉄の駅名などは実名を使って詳しく書かれていたりして、作者のこだわりポイントがわからなかった。 | ||||
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男は外で働き、女は家庭を守るというステレオタイプから、徐々に社会的な女性の役割が変化し、またそれをいろんなかたちで受容しようとする女性を複数の女性を通して描いた作品。言動や考え方が前時代的で違和感を感じる部分もあったが、思い悩んだ末に一歩踏み出す決断をする部分については爽快感が得られた | ||||
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携帯電話がない時代の小説だが 全てがメールやケイタイで済まされる現代より リアルで力強い内容だと思う | ||||
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まだ読んでません | ||||
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とにかくおもしろかった! | ||||
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女性心理を見事に捉えている。久し振りに読み応え抜群の小説 | ||||
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病気で寝てるので読む体力がありませんでした。 最初の数ページで返却いたします。 人の生き方より自分の健康なので仕方ないです。 また元気になったら手に取ってみますが、好きな仕事に熱中するので読まないと思いますね。 自分の作品作りに没頭しますから。 | ||||
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そう読み違えた頭の足りない男どもの感想が目立つが(あ、断っときますが私は男性です)、本来ジハードとは自らが努力することの動名詞、つまり「自発的な努力」を指す。それを踏まえると実にいえて妙なタイトルではないかと思う。 内容は5人のOL(これさえももはや死語に近いな)のオムニバスエピソード。痛快活劇。マスカレードはその単品で面白いし、タッチ・アンド・ゴーは今までの伏線を回収しつつ、結果に結びつけているところが素敵。ただ、後者はまだ悶着あるんだろうな、と思わせる。それもまた良しだけど。 私が一番好きなのはリサ。あんなこと言われて(心が)奮いたたない男がいますか。家事完璧超人だし。 沙織とは結婚できない(し、多分本人も嫌って言うだろうな)けれど、でかいことを動かしたいときに頼りにさせてほしい(でも、多分本人は嫌って言うだろうな)。康子はエピローグでもう少ししがらみがあったのでは、と思うが、それが起こらないのは彼女の人徳ゆえかもしれない。ちなみに住んでるマンションには自転車で行けるので、ぜひトマトピューレ売ってくださいお願いします。 みどりの話はもうちょっと読みたかったな。 紀子は当時の男性ウケは良かったらしいが、現在進行系で職場で同じ境遇にある身としてはNo thank U だわ。でも、馬鹿な男が騙され続ける以上、その生存戦略は実に正しいし、この子はすごくいい本能している。これぞ女性のしたたかさ。 ちなみに、クルアーンには「自らを変えない限り、アッラーは決して運命を変えようとはしない」という言葉もあって、彼女たちの努力が本当に運命を変えるスイッチになっていて、それがすごく痛快。 そういえば、当時は紀子が男性陣の一番人気だったけれど、もはやそういう時代ではなくなっただろうな、というのは間違いない。そんな現実があるにも関わらず、未だにこの本をこき下ろす男どもがのさばっていて、「ああ、だから日本は失われた30年目に突入したんだな」と思うのですが、まあ、さすがに煽り過ぎか。何も反論できないと思うけどね。馬鹿だからね | ||||
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90年代のこういう女性達がもがいてくれた現在を未来に繋がなければならない。 | ||||
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出版された当時、夢中になりました。また読み返したいと思い購入。当時はまだ女性の地位が低く不安定だった。。現在は、女性が生きやすい世の中になったと、しみじみ思いました。 | ||||
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何回読んでも、女性の味方。痛快、素敵、ずっとそばに置いておきたい本です。 | ||||
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女性たちが元気である。 その元気さは、この小説を読んで理解した。 康子という女性が、鮮やかな生き方をしている。 バラを作っている「男の品位」のなさ 女性の位置とマンション購入をめぐる闘い ボランティア活動のあり方。ファーストクラスの客。 個人のネットワークの大切さ。 女性が生きていく上での方向性。 英語を勉強して。 | ||||
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作者の筆力に引っ張られて、あっという間に読了しました。特に、競売のエピソードには、ゾクゾクしました。作者の小説には、いつもホラー的な魅力を感じます。 | ||||
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保険会社に勤める異なるタイプの女性たち。結婚、仕事、生き方に迷い、挫折を経験しながらも、たくましく幸せを求めてゆく。現代OL道を生き生きと描く、第117回直木賞受賞作。 | ||||
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保険業のOLの生態を垣間見る面白いお話。しかし、それぞれの恋愛は一応は現実性はあるのですが、その筋の方々に対抗して危なすぎる物件を競う件は非現実てきで頷けません。作者の作品は好みですが、この作品に限り、読ませる力はさすがですが、社会性がお粗末で、共感できませんでした。 | ||||
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一般職のOLのそれぞれの奮戦記。社内で重要な仕事をさせてもらえず、結婚や転職のためにじたばたする話。娯楽系週一回のTVドラマみたい。 斉藤康子 34歳 黙々と補佐的な仕事をこなす 三田村リサ 家事が得意でかわいい奥さんを目指し、条件のいい結婚相手探し 紀子 高卒のとろい子 紗織 上昇志向の強く、英語が得意 みどり 子会社に出向、退職 | ||||
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いろいろ考えて成功してゆく物語は、ワクワクしました。 「ポトスライムの舟」と読み比べると少しずつ時代は変化しているのかなと思いました。 | ||||
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火災会社で働く何人かのOLたちがそれぞれの夢を追ってたくましく生きていく姿を描いた作品。 この作品を読むのは二度目だが、いままで読んだ本のなかのベスト5にはいる本です。自分は男性ですが、彼女たちが困難にめげずはんばる姿を見て非常に勇気づけられます。作品の時代はまだ女性社員がOLと呼ばれ、男性社員のお茶くみをするのが当然と考えられていた時代。総合職につけた女性も、明らかに同期の男性社員と比べて差別されています。今でも大なり小なり同じ状況は続いているわけですが、そういう状況において、キャリアを目指して挫折してしまう女性、キャリアをあきらめて別のチャレンジを模索する女性、または最初から玉の輿を狙う女性といろいろなキャラが登場しますが、共通するのは、彼女たちがお互い女性であるという部分で協力しあって、なんとか若いうちに花を咲かそうと頑張っているところです。 搭乗人物は多いですが、それぞれのキャラの描写が非常にしっかりできています。男性作家ではできない女の本音が見れて面白いです。反面、男性の描き方はあくまで女性の目線から見たもので、若干マンガチックな男性キャラもでてきますが許容範囲です。 男の自分たちも人それぞれいろいろ悩みはあるものの、彼女たちと比べれば「若い美しさ」という武器こそは持っていませんが、キャリアという意味ではスタートラインは恵まれているわけで、自分の境遇に文句を言わずに彼女たちに見習ってがんばりましょう! | ||||
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