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1Q84
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1Q84の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全986件 421~440 22/50ページ
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始まりは何故か女、そしてその次は男。その2人が何処で結びついていくのか、そこまで辿り着くまで緻密で繊細で大胆な展開。もう止まりません。 | ||||
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全て読んだ訳ではないので、正当な評価とかは言えないと思いますが、あまりにもどうでもいい本という印象が強かったので、書かせていただきました。まず、最初の入り方が意味がわからない。 読み進めば進む程に、だから何?と思うばかり。要は引き込まれない。最初つまらなくても、中盤〜後半が面白い本はたくさんあるので、中盤までは、ほとんど無理やりに読みました。たいてい一度読み始めた本は、しんどくても最後まで読むのが普通ですが、この本は半分もいかないまま終わりました。 | ||||
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こちらのカスタマーレビューを読むと、3まで読んだ上で書いている方が多いですね。ここで3までを語るのはフライングだなぁ。私は春樹作品を読むのはこれが初めてで、単に今作を社会的なテーマを孕んだ娯楽作品として堪能しました。セックスの描写はやはり、女性視点で描かれた部分に男の勘違いと的外れを強く感じますが、それ以外は楽しんで読めました。1を読後にすぐさま2を読みたい!と思いましたが、結局は購入はせず、図書館に予約に行きました。 | ||||
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あまりに多くの人が私より先にこの本を読んでしまったせいで、へそ曲がりな私は今頃ようやく読み始めた。どうせスタートで1月も遅れたのなら1年以上待った方がいい。こんなに売れたのだから1年以上経てば、安い古本も出回っているだろうとも考えた。 ところがどうしたことか、古本がない。みんながまだ手放さないか、出てもすぐに売れてしまうのだろう。だから24刷版!を買った。 むむ、序盤から女殺し屋の物語とは…。二つの月がある世界は小説内小説の世界か?そんな簡単な仕掛けじゃなさそうだ。15章「気球に碇をつけるみたいに」で青豆が『そして王国がやってくる』とつぶやくシーンの虚無感がずーんと胸に迫った。 村上は24章「ここではない世界であることの意味はどこにあるのだろう」で、小説という物が書かれる意義を我慢強くレクチャーしている。子どもに教えるように我慢強く。 私たちは本物の文学から遠く離れてしまって、我慢強く教えてもらわなければ分かろうとしなくなったのだ。平家物語の『浪の下にも都がさぶらふぞ』なんて、高卒の父も母も知っていて、NHKの大河ドラマでは役者が言う前にそのセリフをつぶやいていたものだ。 平易でありながら高尚、猥雑な描写や卑近な事象も取り込みながら純文学。私は脱帽、参りました。 | ||||
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「次の新作は今までになく暴力的である」 どこで目にしたかもう忘れてしまったが"1Q84"について村上さんはこう語っていた。 "世界の終り"の拷問、"ダンス"の不条理、"ねじまき"の皮剥ぎ、"カフカ"の猫殺し、 これ以上の「暴力」について、なぜ、今、村上さんは向かい合うのか? 300近くのレビューを見ていると、それは肩透かしになりそうな気もするのだけど、 やはり気になる、それに触れてみたい、発売から1年近く、文庫化が待てずに購入した。 冒頭、首都高のシーンから、今までの村上作品とは手触りが違う。 誰かがレビューしていましたが、とうとう村上さんが森から出てきた、そんな感じ。 そこには図書館も井戸も森もない。彼らにはちゃんと名前もある。 これは人称の違いというより、描き出そうとする世界が根本から違うような気がする。 青豆と老婦人は「罪と罰」のラスコーリニコフよろしくの観念で男共を罰していく。 天吾は「カラマーゾフ」の兄弟のように父へのトラウマに苦しんでいる。 「総合小説」を書きたいと言っていた村上さんの言葉を裏付けるように、 ドストエフスキーを手本に、混沌としたジャンルをこんがらがったまま吐き出した感がある。 BOOK1では、このギリヤーク人のような暴力的な世界に拮抗していくまでが描かれる。 今後の展開と、村上さんの文学への挑戦をじっくりと租借して味わいたい、そんな作品だ。 | ||||
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ノルウェイとカフカをリタイアして以来アンチ春樹です。皆さんが散々酷評している通り、性描写がとても気持ち悪いからです。ノルウェイのドロドロ大人の恋愛なんか興味ないし、カフカはファンタジーでしたっけ?「魚が降ってきた」という描写だけは覚えてますがほとんど頭に入りませんでした。とにかく春樹には「気持ち悪い」という印象しかありませんでした。 しかしこの本を借りる機会があったので「どうせつまんないだろう」と思いつつ嫌々読んでみたら、予想を裏切られました。まあ面白い(笑) 2人の登場人物の物語が交互に展開し、徐々にこの2つの物語が繋がっていくというありきたりすぎる展開。謎の宗教団体、謎の少女。恥ずかしくなるくらいありきたりな内容なんだけど、このベタな感じが私には新鮮だったようです。特に私は「宗教」が出てくるとなぜかワクワクが止まらないのです。オーケン著「新興宗教オモイデ教」中島らも著「ガタラの豚」のような斜め上なトンデモ小説が好きだからかもしれません。 しかし「1Q84」は赤軍や某団体を臭わせるカルト宗教など現実的な社会問題の描写があり、トンデモにもなりきれずファンタジーにもなりきれずミステリーにもなりきれず、実に中途半端な印象を受けます。1984年の時代設定なのにその時代背景が全く想像できないのも残念です。相変わらず性描写が気持ち悪いですが読んでみて「まあここは必要な性描写なんだろうな」って所もあったので良しとしておきます。でも大半はいらない性描写です(笑) なぜか酷評になってしまいましたが素直に続きが気になるという点で☆4にさせていただきました。 | ||||
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本書は「起承転結」の「転」の部分なのでしょう。 悩める現代の闇の部分を浮かべて、その上に神話やマリア様の処女懐妊を織り交ぜながら、とうとう主役の二人が出会ってしまった。 BOOK4がどういう展開になり、どうまとめて行くかが、かなり期待できそうです。 | ||||
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村上春樹の長編小説は初めて読んだのですが・・・ 「まるであの映画みたいですね。」 「ジョン・カーペンターの『マウス・オブ・マッドネス』」 「そうそう、それそれ。サム・ニールが保険会社の調査員をやってるんですよ。それでユルゲン・プロホノフがベストラーのホラー小説家で、彼の描くフィクションだと思っていた向こう側の怪物の話は実は本物で、彼が書いた小説が出版され大衆に読まれることで世界が変容してゆく。サム・ニールも彼に関わることでそれに一役買っていたってやつ。そういやあの人も自動車で寝ちゃってて、目が覚めたら別の世界にいたんだっけ。監督本人が作曲の音楽が好きだったな、かっこよくて。」 とまあパロッてみましたが・・・I couldn't help it. その気で読めば意外とラグクラフト系のオカルト陰謀ものっぽくて、個人的にはそのバリエーションのひとつとして結構楽しめました。 | ||||
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BOOK3。 やっと読み終わりました。 感想は、「あぁ何かもう、すげえな」です。 細部を語る言葉はなく、総体を表現することしかできません。 1Q84全てを読みとおして感じたこと。 この「1Q84」という物語は高い所から俯瞰してみると、BOOK3の時点で起承転結の「承」が終わった段階じゃないかと。 そんな気がします。 | ||||
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切ない、苦しい表現が満載で、 胸を詰まらせながら読みました。 ここまで感情移入させて読んだ村上春樹の作品は初めて。 30代に入り、私も人間として少しは経験値が上がったのか。 村上春樹の良さがようやく分かるようになったのかもしれません。 book2で印象に残っているのは、以下。 天吾の腕に抱かれたいと彼女は思った。彼のあの大きな手で身体を愛撫されたい。 そして彼のぬくもりを全身に感じたい。 身体を隅から隅まで撫でてほしい。そして温めてほしい。 私の身体の芯にあるこの寒気を取り除いてほしい。 それから私の中に入って、思い切りかきまわしてほしい。 スプーンでココアを混ぜるみたいに。ゆっくりと底の方まで。 もしそうしてくれたなら、この場ですぐに死んだってかまわない。本当に。 20年ピュアに思い続けてきた天吾に、 自分の命を差し出した青豆のこの表現。 「この場ですぐに死んだってかまわない。本当に。」の表現に、 すごい、、、と圧倒されました。 ここまで無条件に人を愛するって素晴らしい。 | ||||
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いやーBOOK2はしんどかったけど、BOOK3はサクサク読めた。 面白かった。牛河がいい味出してた。 二人のその先を見てみたいですね。 どこで生活をして、子供をどう育てるのか。 天呉が教祖って、信じられないし。 でも、なんか風の歌を聴けや1973年のを読み返したくなりました。 やっぱり、あのころの瑞々しさが好きなんですよね。 走ることについて を読んで、私も走り始めました。 これは面白かった。 | ||||
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村上春樹なんかの本を読んで、文学を感じている人 馬鹿だな。 普段、全然、本を読んでない人なんだろうな。 もっと面白くて、日本人の良さも感じられる本が、いくらでもあるのに 村上春樹なんて、時間の無駄。 西洋かぶれの、安直な、ただの思いつきの軽薄さ。ゴミだね。 | ||||
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正直、つまらなかったです。 小説を深く読めていないのかもしれませんが…、何かが起こりそうで起こらない、明らかになりそうでなかなかならない、この展開にもう最後の方はかなり嫌気がさしてました。純文学にはそういうのもありがちでしょうが、1500ページ以上使ってこの終わり方はイラッときました。 ちなみに他の村上春樹さんの作品は今まではどれも好きでした。 期待が大きすぎたせいもあるのかもしれませんが、単調な展開に、結局多くの謎を残したまま中途半端な着地点。 Book1まではわくわくしながら読んでいました。Book2で何か起こるかと思っていたら今一つ盛り上がり切らず。Book3では何か大きな展開があるかなと期待して読んだのですが、かつてないほどのスカスカ感…結局肩すかしをくらった気分です。 これで本当に終わりだとは考えたくないですね。これならBook2で終わっていた方がまだ個人的には好きでした。 Book4に期待です。 | ||||
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村上春樹という作家は前々から気になっていました。長編小説ということもあり、つまらなかったら、という不安はありましたが1Q84という小説は馬鹿売れしてましたし、ニュースにもなるくらいだから面白いんだろうな、と思い購入。 1から読んでいて思ったことは何でもかんでも性に繋げるなあ、ということ。何でもない文章でもその帰結には性に関する言葉が用いられていて、正直あまり気分はよくありませんでした。 露骨な性的表現も気になりましたし、小学生の時から20年も相手を思い続けているのもいやありえないだろ、と。しかもお互いがお互いを! 特殊な幼少期を過ごしているとはいえ、一人の相手をずっと思い続けていられるものなのか、と。 主人公2人とも性的には自由な感じで、とっかえひっかえ相手を変えて空白を埋めている(いた)ようですが、それもどうなの、と。 兎に角1から性的描写の多さにはうんざりしてました。 文章も読みやすいのですが、ダラダラと続けている感じ。 ストーリー自体もあまり魅力は感じなかったかな…。 ただここまで読んだので、最後に何かあるだろうと期待して3を読もうかと思います。 村上春樹というベストセラー作家のブランドがついた本としては、しっくりこなかったかな、と思いました。 | ||||
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この本がつまらないのは、同じ事ばかりが繰り返し書いてあるからだと思う。描写じゃなくて、説明。 読者はバカだと思われているんだろうか? それでもラストに期待して、がんばってがんばって3冊読み終わった後に残ったのは、「もうこの本を読まなくてもいいんだ」という解放感でした。 村上春樹さんの短篇は、大好きです。 | ||||
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オウム真理教の暴力性の根源は、根本教義にある「他者との共感共苦を断って心を安定させよ」という「聖無頓着」の教え、原始仏教の名を借りたニヒリズム思想にあります。村上春樹さんはそのことがまるで分かっていないのだと思います。この小説を一言で言えば、孤独に生きている普通の男性主人公とヒロインとが、<セカイ>を代表して、オウム真理教をモデルにしたとおぼしき「さきがけ」というカルト教団を操っている悪の根源、「リトル・ピープル」という名のラヴクラフト的な「邪神」たちと戦う、というものです。準「ひきこもり」的な作家が書いた<セカイ系>の物語と言ってもいいでしょう。この物語に決定的に欠落しているのは、<孤独>と<セカイ>との間の具体的な<人と人とのつながり>です。この本が大ベストセラーになったということは、そうした準「ひきこもり」的な生活をしている読者が、現代日本にそれだけたくさんいるということでしょう。現代日本の本を読むような人たちのそうした社会意識を知るための資料として読めば、有意義な本です。しかし、サブカルチャーによるオウム真理教事件の総括としては、浦沢直樹のマンガ『20世紀少年』の方がはるかに優れていると思います。 『1Q84』では、閉塞感の中でセカイ救済を夢見る青年少女風の精神状況、つまりはアニメ=サブカル風のイメージ世界が利用され、物語がその中で完結してしまっているということです。 | ||||
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文庫ならまだしも1890円も出して装飾されたハードで読むほどの内容ではないと思います。 ポエムのように青豆のことを語るくだりは笑えましたが… 行間、構成、テンポ、心理描写など、特に突出した部分もありませんでした。 たぶん、内容は斜め読みで十分理解できると思います。 挿絵の入ったライトノベルだったら評価は変わっていたかもしれません。 | ||||
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遅まきながら、言わせてもらいます。 村上氏の作品は残念ながら「羊をめぐる冒険」しか読んだことはない。 以後、他の作品をあえて読む気がしなかったからだ。 1Q84のBOOK1の終わり頃まで読み進んだときに、 「羊をめぐる冒険」の読中と同様な疑念が湧き上がってきた。それは、 ”こんな面白い小説がはたして破綻なく収束できるのだろうか?” という危惧感だった。で、「羊を・・」の場合はその予想が見事に的中し、 やっぱりだめだったか、という読後感を残した。 1Q84の場合はどうか。 結末を知りたいから当然BOOK2も読んだが、 やはり破綻したまま終わってしまった。 いわくありげな登場人物や団体、不思議な生命体など、 興味深い要素をたくさん出してくるが、 ばら撒くだけばら撒いて後は読者の皆さんで ご自由にご想像くださいと、丸投げしている感じだ。 A.B.C.D...の各人・各要素がどこでどうつながって行くのか、 そして何をもたらすのか、 それを紐解いていくのが小説の基本だと思っている僕には到底納得できない。 すでにBOOK3も出ているが、1,2であれだけの枚数を使いながら 完結できないのであれば、もはや3を読む気にもなれない。 (ハードカバーであの価格だし)。 本の良し悪しにかかわらず、商業ベースにうまく乗せて ベストセラーを意図的に作り出す日本の出版界の姿勢にも問題があると思う。 | ||||
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かなり酷評されている方が多いが、私としては素直に面白かった。村上作品の中では、最もわかりやすい部類にはいるのではないかと思う。 多くの方が違和感を感じているのは、リトルピープルや空気さなぎの存在ではないかと思う。何かのメタファーとして考えようとすると理解に苦しむかも知れないが、1Q84の世界に存在しているものだと、そのまま受け入れてしまえば気にならなくなってくる。あくまでも、これはファンタジーなのだ。 過激な性描写や、男性都合で描かれた女性、などという批判もされているようだが、私は全く感じなかった。 逆に、幼児期に性的虐待を受けたために男性遍歴を重ねる女性の心理や、愛されずに育った人間の決して満たされることのない精神的枯渇など、心理描写が秀逸だと感じた。 ただ、あまりにもロマンチックな天吾と青豆の純愛や、白雪姫と七人の小人のようなふかえりとリトルピープルなどは、完全にファンタジーだと思って読まないと、ついていけなくなるかもしれない。 エンディングはほぼ、白馬に乗った王子とお姫様の道行きである。 初期の村上春樹はアウトサイダーらしく、独りよがりで衒学的な文体が鼻についたが、最近は社会にコミットしていこうという真摯な姿勢が感じられて好感が持てる。 「ねじまき鳥」辺りから、ユング心理学の影響を感じるが、今回も、集合的無意識はキーワードだったのではないかと思う。 自分としては、こういう荒唐無稽さはとても面白く、内田百けんのような味わいを感じている。人によってはかなり拒絶反応を起こすかも知れないが・・・。 | ||||
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内容がない。ひたすら引用がでてくるが、知ったこっちゃない。これで知らないほうは、お前は教養がないからだと非難されるのはおかしいと思う。それこそ衒学的だ。 宗教に対して、ある種、悪意を感じるしそれに同意して欲しいらしい。宗教を描くならもっとニュートラルに考えた方が説得力がある気がする。キャラクターの偏ったものの考え方が滑稽だ。ドメスティックバイオレンスっていう悪も作家の中で流行しているようだが、単なる状況の域をでない半端な扱われ方をしている。 あと、思わせぶりなことをひたすら書いている。ロストという海外ドラマがあるが、あれに似ている。 何かが起こるけれど、説明は後回し。引っ張り尽くして、内訳を見てみると、なんてことないことで終わる。カードマジック。ほら鳩も出るよーほらほらあ。盛り込むだけ盛り込んであとは読者が想像してくれという丸投げの姿勢。そこで結局、主人公と女主人公がどうなったかを楽しむ本になるのだけど、どちらもすくいようのないほどじめじめしていて偏屈でどちらかというと犯罪者として描かれるタイプだし、共感できない。 自分はジョージオーウェルの1984を読んでいたが、なぜ1984をもじったのかがわからない。これでは、浅はかな同人作家と同じレベルなのではなかろうか。なぜ誰も止めなかったのか。 いいところといえば、唯一、NHKの集金の台詞が面白かったってとこくらい。 | ||||
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