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スプートニクの恋人
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スプートニクの恋人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全188件 21~40 2/10ページ
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村上春樹好きなので買ってみましたが、これは読めません。 | ||||
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ミュウの観覧車の部分がとても怖いです。夜中に読まないほうが良いです。村上春樹さん作品のなかではシュールホラーカテゴリーです。 | ||||
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無事に商品を受け取りました。ありがとうございました。本の内容については、よく分からなかったです。ただ、著者の読みやすくおしゃれな文章が好きなので、そこは満足でした。 | ||||
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村上流の比喩表現が楽しく、ストーリーもなかなか面白く、あっという間に読み終わりました。理屈屋の私には、道理が通らず引っかかるところがあって、ほとんどは「ぼく」の夢のように思われたりもするわけですが、要はかなりファンタジー寄りの作品ということなんでしょうね。 | ||||
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何年振りだろう?村上春樹の著書を読んだのは? 以前読んだ時はそこまで感じなかったが、本作は非常に個性豊かと言うか、誰にも真似が出来ない独特の世界観を持った作品だと思った。唯一無二と表現しても良いだろう。流石ノーベル賞候補となるだけの事はあると感じる。 でも自分がそれを読んで面白いかどうか?と言ったら、☆二つ程度の作品。起承転結がはっきりとしている小説が好きな人には合わないだろう。 自分はそこまで起承転結を考えて読む訳では無いが、1999年初出の作品としても、少々古臭い人物設定(やセリフ)に失笑しながら読んだ。まるで80年代的な(もっと言えば、その頃のトレンディドラマ的な)空虚な人物像。 手堅い職業に就きながら、自由奔放な社外の異性友人がいる。その友人には性的魅力を感じつつ友情が壊れるのを恐れ手を出せない。そのくせ、行きずれの肉体関係は豊富に持っている。現在も生徒の母親と不倫中。 その自由奔放な作家志望の女性も、さらっと就職先を入手し、海外の買い付けに同行する。 就職先の社長は、非常に行動的で複数の外国語を理解し、現地の買い付け先の人とコミュニケーションをとり、更に作家志望の女性が失踪した際に、「K」をギリシアに呼び寄せるのにビジネスクラスでも構わない、費用は払うと太っ腹な所を見せる。 結局、小説家志望の子はどうなったのか?起承転結の結は無い。目の前の電話が鳴り現実の世界を震わせているとは有るが、もしそれが本当の意味で現実の事ならば、なぜ日本に帰国出来たのか?なぜ消えたのか? そう言った部分を明らかにした方がすっきり感があると思う。 それを読み解くのが醍醐味と言う読者もいるのかも知れない。失礼を承知で言うと、☆の数が多い本作のレビュワーのレビューが文芸評論家?と思ってしまうような書き方が多かったが、そう言った「読み解く」事が好きな人には向くのだろう。 | ||||
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素晴らしかった。脱帽です。作者自身が今までの文体の集大成として書いた、とおっしゃっていますが、間違いなく日本における小説の文章として最高峰。世界的にもそうかもしれません。海外の本はあまり読まないので分かりませんが。 ストーリーも今までの村上春樹的少年ではなく少し変わった女の子が主人公になっています。まあ、この女の子もわりと村上春樹的ですが。 終わり方が少しハテナ??となりますが、それをもってしても有り余る文章力です。 普通の恋愛小説を、ここまで意味深で象徴的に完成させる作家はいないでしょう。 ありがとう。 | ||||
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面白い話です。 | ||||
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文字面や文章をそのまま追っていくだけではなにも得られないんだろうな。勿論、世界観や言葉遣いを楽しむことはできるけど。一つ一つの単語の意味、登場人物の言動の意図を自分なりに読み解く必要があるように思えた。一回読んだだけでは無理だ笑 | ||||
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普通の主人公(普通とはいっても皆何かしら変わったとこありますよね)の日常のなかで、何かが始まって何もわからないまま何かが変わって終わるという、それだけの小説。 違和感なくスラスラ読めて、ちょっと不思議な雰囲気なのですが安心できる、私にはぴったりくる内容でしたー | ||||
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ソ連が舞台のSF恋愛小説を期待してこれを買った中学時代の思い出 | ||||
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突然消えてしまったレズビアンの女性をめぐる話は、非現実的だけど面白く読んでいろいろ考えさせられた。世界初の人工衛星「スプートニク」が、決して交わらないレズビアン女性を愛してしまった男性、彼女が性欲を覚える既婚の年上女性との、奇妙な関係を暗示して秀逸なイメージ。 しかしながら消えた彼女が帰って来たラストの意味合いが難解でよく掴めなかった。主人公の小学校教諭が不倫して、その女性が非行に走る、という倫理的な面を問題にする気はないが、なぜこんな物語の構成にしたのか、個人的に理解が及ばなかったのは残念。 | ||||
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村上春樹らしくない ふわふわ感と言葉遊びが足りなくて残念でした | ||||
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村上春樹は長編小説が素晴らしいが、本書のような中編小説も楽しめる。長編に比べると物語の広がりや奥行きは劣るが、構造はほとんど変わらない。内省的な登場人物、不可思議な出来事、交差する異次元の世界など。本書のタイトルにあるスプートニクは旧ソ連の衛星であり、原意は「旅の道連れ」。その名の通り、異なる人生の軌跡を描く三人がパートナーを求めて交錯する。ラブストーリーというと少し語感が軽く、孤独な魂の彷徨くらいがちょうど良い。 終盤に出てくる警備員が粘着質かつ負のオーラ全開で、1Q84の牛河を連想させる。夜の森から聞こえる音楽は、騎士団長殺しの鈴の音のよう。村上作品はそれぞれの物語世界が緩やかに繋がっているように感じられ、鼻筋の綺麗な父親やストーカーの西洋人も、どこか別の作品でひょっこり出てきそう。やはり、村上ワールドは唯一無二だ。 | ||||
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作中の外国籍をもちながら日本にすんでる人は優秀だなぁ。同胞としてとても喜ばしいことです。平凡な内容に難解な物語が隠されている小説のようですが私の頭ではそこまでは理解できませんが、とても面白い小説です。 | ||||
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自分は、羊をめぐる冒険、ダンスダンスダンス、ねじまき鳥クロニクル、1Q84が大好きで。村上春樹の不思議ワールド全開ながらも、超現実的で、残虐で、人間の弱さ等が描かれている作品が好きなので…。 これは、不思議ワールドが無い作品だから、 好みによると思うけど、なんだか物足りないなあ、と思ってしまいました。 ノルウェイの森系が好きな人なら、おもしろく読めると思います。好みの問題ですね。 | ||||
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脆くて儚い現実、せつない喪失感、かすかな再生への予感。小説という形式でしか表現できない世界。おなじみの村上春樹ワールドがここにもある。 | ||||
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ことあるごとに読み返す一冊です。 いやもうほんとにおっしゃることごもっともです、って感じですよ。 人間って孤独なもんですよね、たとえ家族がいようと恋人がいようと。 それでも人は生きていけるしなんなら再生したり救われたりも可能だったりするし。 いやきれいにまとまってますよね。 文章もペロッと読めちゃうんですよ。 村上春樹の文章は基本的に超読みやすいと思っていて 中でもこれは短いしとびきり読みやすいうちの一冊に入ると思います。 また、主人公のKのご都合主義なセックス体験の描写が他の作品と比較すると わりと控えめなので(一体どうしたんだ!?)読みやすいです。 短編集の「レキシントンの幽霊」(1996)もおそろしいほど読みやすいです。 余談ですがあまりにも読みやすいので引っ越しの時に売りました。 ところで、Kへの手紙やフロッピーディスクのなかのすみれの文章、 Kが言っているような心の震えを喚起されるような文章といった印象がないのが残念。 Kはすみれの表現力をいたく買っているんですよ。 そこまで魅力的な文章ならぜひ拝読したいものですが、 実際「これがすみれの文章なんですよ」って提示されたものは その辺の馬鹿な女の子が書いたような文章、って感じなんですよね。 そのあたり村上春樹の女性観というかそういうものが透けて見えるように思います。 (逆説的に私自身の女性観を突き付けられることになっているわけですが) 断片的にはですが、陰毛がどうのこうの的な表現は独特だと思います。 そのあたりが作家志望者たるゆえんということでしょうか? 写真はロドス島のビーチにて、2018年7月。 残念ながらハルキ島に行く時間はありませんでした。 | ||||
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近年の作品に比べて、若さがあるなぁと思いました。 | ||||
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主な登場人物3人がすれ違う。 さらに3人は単一ではなくふたりに分裂する。 それぞれが想うひとは目の前にいるのだろうか。 そして物語を彩る音楽と食事と風景。 すっきりはしないが、心のひだが重なりあって豊かに温かくなるような不思議な気持ちに。 | ||||
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いいですねー・・・。 読み終えたあとボンヤリしながら、 「さぁ、これは、いったい何の話だったんだろう」と考えにふける心地よさ。 その余白が気持ちいい。 ストーリーだけ追っちゃダメ。現実視点の「あらすじ」でみたら、わけわかんない話というか、 特に何も大したこと起こってません。 にもかかわらず、膨大な比喩のなかに時折現れる、孤独や喪失についての美しい描写に、 思わず立ち止まってしまいます。目を閉じて、その文章が自分に染み込むのをじっと待つ。 僕は終盤に突然出てくる「にんじん」の話がすごく好きです。 彼が出てきてくれたことで、なんというか、この話に救いが生まれたような。 僕は小説は長けりゃ長いほど好きなんですが、これぐらいの中ぐらいサイズの小説にも、 長編には出せないクールな味わいがあって心地いいですね。 今から読まれる方、村上さんは日本ではナゾな批判を浴びているみたいですが、 彼はいまや正真正銘、世界最高峰の物書きの一人です。 周りは気にせず、ぜひ手にとって下さい。 こんな話、他の誰にも書けません。 | ||||
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