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スプートニクの恋人
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スプートニクの恋人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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村上春樹を初めからちゃんと読んでみるシリーズを再開したんだが。 再開というのは、漫画のキングダムをすすめられて、あまりの面白さに47巻まで読み続けたものの、本屋には48巻以降、在庫なかったから、村上春樹に戻ったんだけど。 キングダム読み始める前までは、もしかしたら読み慣れてしまって、村上春樹天才説までコメントしてしまったが、久方ぶりに読んでみたら、 SFファンタジー的な記載が感情移入できない。 すけべな描写が多い。 キザな修飾記述多過ぎてうざい。 物語がよくわからない という、村上春樹の本質を改めて認識して、村上春樹は天才説は案の定撤回するとともに、こんなやつノーベル賞もらえるわけないだろ感で満たされてます。 ストレス感じるんでは私には合わないし、ストレス感じない人間がいるとしたら、村上夫妻だけなんだろな。0てん | ||||
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プロットはでたらめの一つ星だけど、この作者の人気の一端はオシャレで読みやすい文章にある、ということが確認できただけ、★ひとつおまけをしておきました。 『海辺のカフカ』を読んだ時も、伏線回収能力もないくせに、やたら謎めいた伏線を張って読者を引っ張っていくのがポピュラー作家の手管と分かったから、もう読むこともないだろうと思ったものです。 でも、あるサイトで、医学部の統合失調症の講義で教授に、この作品を勧められたので、一読してみました。 何の役にも立ちません。統合失調症の理解の為なら、今は当事者による手記がいくらでも出ています。 文学なら、二世紀近く前のバルザックの『ルイ・ランベール』が、緊張型統合失調症を描いて最も心にのこる作品になっています。 | ||||
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模様かと思うくらい帯焼けしてる初版本が 一応帯付きで届きました。 なんと表現したら良いか。。。 売られて誰かの物になった事がないという意味なら新品かもしれない。 でも本屋さんに売ってる新しいキレイな本とは全然違う。 帯も傷付き、中も2~3ページ引っ掛けて折れたような痕があった。 新品かもしれないけどかなり年期が入ってる。 プレゼントだったのでそこはかなりマイナスですね。 もう一度言います。新品と聞いて思い描く「キレイな本」では絶対にないのでそこが大丈夫な方ならいいと思う。 | ||||
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村上春樹好きなので買ってみましたが、これは読めません。 | ||||
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何年振りだろう?村上春樹の著書を読んだのは? 以前読んだ時はそこまで感じなかったが、本作は非常に個性豊かと言うか、誰にも真似が出来ない独特の世界観を持った作品だと思った。唯一無二と表現しても良いだろう。流石ノーベル賞候補となるだけの事はあると感じる。 でも自分がそれを読んで面白いかどうか?と言ったら、☆二つ程度の作品。起承転結がはっきりとしている小説が好きな人には合わないだろう。 自分はそこまで起承転結を考えて読む訳では無いが、1999年初出の作品としても、少々古臭い人物設定(やセリフ)に失笑しながら読んだ。まるで80年代的な(もっと言えば、その頃のトレンディドラマ的な)空虚な人物像。 手堅い職業に就きながら、自由奔放な社外の異性友人がいる。その友人には性的魅力を感じつつ友情が壊れるのを恐れ手を出せない。そのくせ、行きずれの肉体関係は豊富に持っている。現在も生徒の母親と不倫中。 その自由奔放な作家志望の女性も、さらっと就職先を入手し、海外の買い付けに同行する。 就職先の社長は、非常に行動的で複数の外国語を理解し、現地の買い付け先の人とコミュニケーションをとり、更に作家志望の女性が失踪した際に、「K」をギリシアに呼び寄せるのにビジネスクラスでも構わない、費用は払うと太っ腹な所を見せる。 結局、小説家志望の子はどうなったのか?起承転結の結は無い。目の前の電話が鳴り現実の世界を震わせているとは有るが、もしそれが本当の意味で現実の事ならば、なぜ日本に帰国出来たのか?なぜ消えたのか? そう言った部分を明らかにした方がすっきり感があると思う。 それを読み解くのが醍醐味と言う読者もいるのかも知れない。失礼を承知で言うと、☆の数が多い本作のレビュワーのレビューが文芸評論家?と思ってしまうような書き方が多かったが、そう言った「読み解く」事が好きな人には向くのだろう。 | ||||
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村上春樹らしくない ふわふわ感と言葉遊びが足りなくて残念でした | ||||
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内容は、主人公の男性とすみれの物語です。主人公とすみれは、大学時代に文学の共通の趣味があり友人関係にあった。大学卒業後は、主人公は小学校の教諭になり すみれは黙々と一人で小説を書いていた。ある時、すみれは従兄の結婚式の披露宴でミュウという14歳年上の女性と知り合う。すみれはミュウに一見惚れしてしまう。ミュウはワインの輸入業等の会社の社長をやっており すみれを入社するよう誘う。すみれはミュウの会社で秘書として勤める。主人公は、すみれの引っ越しを手伝った時に性的な欲望を覚えるが友人関係を壊したくないため我慢する。すみれは、ミュウの会社に勤めてからは、小説を書くのもそれほどしなくなり秘書業に専念する。出張でミュウがギリシャに行くことになり すみれも同行する。ギリシャですみれはミュウの体を求めようとするがミュウに拒まれる。その後 すみれはパジャマ姿のまま行方不明になる。ミュウから すみれが行方不明になった知らせを受けた主人公はギャリシャの小島に行く。ギリシャについて主人公は、すみれの荷物からフロッピーディスクに保存していた すみれが書いた小説を見つける。小説は、二つあり一つは すみれのミュウに対する想いともう一つは ミュウがどうして一夜にして白髪になったかが書いてあった。ミュウの関する小説では、ミュウが20歳くらいの時にピアノでパリに行き勉強しておりその時に遊園地の観覧車に乗った。観覧車は最終だったのでミュウを乗せたのを忘れて従業員は帰ってしまった。観覧車の天辺に一人残されたミュウは、そこから自分の部屋を双眼鏡で見た。すると自分のドッペルベンガーとフェルナンデスという男が裸で抱き合っているのを見てしまう。その後 気絶をして一夜にして黒髪から白髪になってしまい性欲もなくなってしまうというすみれの文章が残っていた。その後 主人公も丘から聞こえてくるギリシャの音楽につられてあちらの世界に行きかけたが気持ちを落ち着かせて何事もなく済む。ミュウと主人公は、すみれの探索をしたが見つからず主人公だけ日本に帰る。日本に帰ってから主人公の教室の生徒の仁村晋一の母親から連絡が入る。主人公と仁村晋一の母親とは以前から性的関係があった。主人公は呼び出しのあったスーパーマーケット向かう。スーパーマーケットでは仁村晋一と母親が警備員にお叱りを受けていた。仁村晋一が万引きを起こし捕まり黙秘を続けていたので担任の主人公が呼び出されたのだ。なんとかその場を繕い主人公と仁村晋一は喫茶店に行き話をする。仁村晋一は、一言もしゃべらなかったが主人公は ギリシャで起こった自分の身の上話をする。帰り道で仁村晋一は主人公にスーパーマーケットの保安室で盗んだ鍵を主人公に渡す。主人公はその鍵を川に捨てる。その後 主人公は仁村晋一の母親にも今後会わないと告げる。しばらくたって 行方不明だったすみれから公衆電話より連絡が入るという内容でした。感想は、著者の村上春樹さんのセリフ回しや独特の表現は好きなのですが、ストーリーがあまり面白みがなく レズビアンネタと不思議な現象だけではちょっと辛かった。 | ||||
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独特の世界観独特の世界観 すきなかたには堪らない。堪らなく、まるで交響曲を読んでいるかのような錯覚に陥ってしまい、言葉と言う音符に魅了されてしまうのではないのでしょうか。 そうでもない人には非常に無意味な文章が羅列され、作者の自己満足に終了。付き合いきれないというかんじではないのでしょうか | ||||
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村上春樹さん、あんまり好きじゃないけど二作目読んでみた。一作目は何だったか忘れたけど、スラスラ読めて内容もお洒落で(片手がない女の子が出てきたような)まあ可もなく不可もなく。今回は、うーん。ミュウが私は半分どうのこうの言い出した時点で私的には雲行きが怪しくなったな?という感じで、読むのをやめようか悩んだのですが、とりあえず続行。煙のように消えてしまったの。あれれ?そして最終的にファンタジー。あちらとこちら。うーん。ミュウのエピソードについてもいまいちしっくりこないし、父親の美貌、母親の不在、少女にとってコンプレックスだということは理解できたけど、そのコンプレックスが少女を作り上げる上でどのように作用したのかがいまいち。まあ小説の内容すべてをきれいに解釈しようと思うのは私の都合なんですが。でも少女が恋に落ちたのはミュウであって、ぼくにではない。あちらの世界に行ったのはミュウが欲しかったから。ぼくが欲しいのであれば現実世界で手に入る。だから、少女があちらの世界に行って求めたものがぼく?という展開にハテナ。話をファンタジーで解決してしまうのは、卑怯なんじゃないかなあと思ったり。ラブストーリー!!じゃねえよ、と突っ込んでみたり。伏線がファンタジーに向かいつつある予感を抱きつつ、あーやっぱり、読んで損したー!という感じです。途中まで真っ当に苦悩を描きつつ、後半は全部放り投げちゃってるのでそれもガッカリだなあ。きれいにまとまってますよー!っていうのも違うかなとは思うんですが。 | ||||
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これ書いてるとき、村上春樹には在日韓国人の彼女がいたんだろうな。韓流ブームもなかった当時に唐突に謎の韓国アゲ。ここからハッキリあっち側に逝っちゃったんだな。それくらい意味不明の設定。ミュウが在日韓国人である必要性は?必然性は?ないだろんなもん。そして韓流ドラマと同じであり得ない人格設定(笑)こんな洗練された韓国人なんか存在せんわ。そもそもこのミュウという女は物語に必用だったのか?だって最後は赤の他人になって、それっきりじゃん。 話自体も意味わからん。すみれはレズだったのに、数週間だか消息不明になったあと帰ってきたらノンケになってるじゃん、何よこれ。てかいい歳して22歳が主人公の小説なんか書いてんなよ村上春樹。年相応の主人公にしろよって無理か。やっぱこいつ商業作家だわ。ノーベル賞?ヘソが茶を沸かす(爆) | ||||
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すみれとミュウという登場人物に比べて主人公の影が薄いです。がしかし、実は彼が一番問題ある人物です。主人公はさして理由も無く小学校の教師になります。また主人公は片思いながら、すみれという愛する女性がいるにも関わらず、生徒の母親と不倫関係にあるというなかなかの鬼畜野郎です。 生徒はいつしか、母親と担任である主人公の不倫関係に意識適にしろ無意識的にしろ気付いて、心を病んでしまいます。そして、万引きという犯罪を犯すようになります。 ある日、その生徒はついに万引きが見つかり警備員に保護されます。そして担任教師である主人公が呼び出され、監督不行届きを警備員にとがめられます。しかし主人公は全く聴く耳を持ちません。そればかりか、その警備員をむしろ軽蔑するかのような描写がされます。 主人公は、生徒である子供の常習的な万引きには犯罪性よりは精神的な歪みからきている、と自ら警備員に説明します。しかしその精神的な歪みがどこから来ているのか、、、。主人公と母親の不倫から来ていることは想像に難しくないのですが、主人公にはあまり自覚がありません。生徒と主人公が二人きりになっても生徒に対して謝罪の言葉はなく、自分の片思いついてなどの、頓珍漢な話を自分の生徒に話します。 主人公は母親に、不倫が気付かれているのかも、と話を持ちかけられて、ようやく母親と別れ話をしますが、それはむしろ母親と別れられて、厄介払いができて喜んでいるようにも見えます。しかしながら主人公は終始こうした自分の歪んだ性格に対して無自覚です。 主人公の片思いの相手であるすみれは、父親が誰もが認める美形であり、容姿にコンプレックスを抱いています。また母親を若くして亡くしており、また母親がつけた自分の名前に対してもコンプレックスを抱いています。そうした影響でレズビアンに走るという布石のようなものが前半に描かれていますが、それよりもむしろ主人公の歪んだ性格に絶望してレズビアンに走ったのではないでしょうか。 村上春樹さんのインタビューを読むと、どうやら村上さんは物語をあらかじめ構成してから書き始めるのではないようです。無意識的に物語を作っているといっても、良いような感じです。そうして出来た作品は作者の主張よりも、読み手がどう捉えるかの自由があると言っています。 この作風は読者にとってとても都合が良いので、人気があるのもわかります。でも無意識だからといって、こんな歪んだ性格の主人公を、その異常性を気付かれにくいような影の薄い形で描写するのはどうなんでしょうか?なんか現実の教師の不祥事事件のことを考えると、複雑な心境です。村上春樹さんはそういうニュースに影響されているんでしょうか?実は逆に教師が村上春樹さんの小説に影響されていたりして、、、。 | ||||
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中盤から速読してしまいました。 まともに読んでられる代物ではありません。 お金と時間の無駄です。 | ||||
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久々に読んだ村上春樹の小説。読み終えた感想は、うーんやっぱり。。 最近どうもネタ詰まりという気がして敬遠していたのだが、この話もどこかで読んだ村上春樹の話のようで、出てくる登場人物も女性も、テーマもほぼ同じ。井戸とかパラレルワールドとか、少し斜に構えた若い女性と、お金持ちで美人の年上の女性。。ま、あこがれなのはわかりますが、ちょっと食傷気味。。 あと、時代設定的には90年代なんだろうが、どう考えても主人公は70年代くらいに青春を送った人の発想。「ノルウェイ」の主人公とたいして変わらないし、ちょっとちぐはぐ。さすがに春樹君も若くはないからね。 ストーリー、構成ともやはり中途半端感は拭えず。村上作品に多く登場するスノッブな比喩も、ちょっと乱発気味のような。。しかもちょっと無理あるなあとか、思っちゃったりしたし。 やっぱり「時代の人」だったんだろうか。。 | ||||
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全く物語りに引き込まれることがなく読み終えました。それは『神の…』『海辺の…』と、近年の作品群に共通しています。ストーリィ構成や文体云々以前の問題で、『コトバ』自体が入ってこない。波長が合わなくなってしまったのかも知れません。初期の作品は今読み返してもグイグイと理屈なく引き込まれるのですが…。村上氏はもぅモラトリアムを書くにはあまりにも成功しすぎたのかな? | ||||
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私は村上春樹の初期の作品が大好きです。この本は最近の著作を読んだ後に読んだのですが、初期の作風から現在の作風へと変化する過程なのでしょう。初期のような面白さもありながら、今ひとつ素直に心に入ってこないものがあるのはなぜなのだろうか? | ||||
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こういうのがいろんな国で読まれていると思うと、ぞっとしねぇな。 おれは、読みながら、ジョン・ファウルズの「魔術師」を思い出していたんだが、すこしパクってないか? 最初から気になったなってしかたがなかった比喩については、著者自身も言及している。 ”「比喩のディテイルがもうひとつよく理解できないんだけど、」” ”比喩にかまけている暇もない。” って、やっぱり相当意識して比喩を使っているんだろうな。自然に出てくる本来のスタイルではなくて。それがあの多さ/わざとらしさ/わかりにくさにつながっているのだと思う。そして、後半あまり使われなくなることもそのせいだろう。それがねえ、「〜のように」、「〜みたいに」ってほとんどが直喩なのよね。ああ、なんか、情けねぇ。 もうひとつ。すみれの父親を説明するのにその鼻について詳しく論じているが、あとのほうのページでも、ある男を説明するのに鼻のかたちについてふれている。鼻にコンプレックスでもあるのでしょうか? | ||||
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青春時代の作品から段々と作風が変わっていき、作品の中に心に響くものが減ってきたと感じるようになっていた。それは作風の変化か、それとも私が歳を重ねたからか理由は判らなかった。しかしこの作品はそういう事とは全く異なり、ただ単純に「心を動かさない」、何も伝わってこなかった唯一の作品です。この作品は(少なくても私の)心を震わせることは全く無かった。非常に残念。私は村上春樹が大好きなので、初めて村上春樹を読む人がこの作品を選ばないことを切に願う。 | ||||
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実は、私にとって、はじめての村上春樹作品だったりします。短期間のフランス留学時に読んでいたのですが、はっきりいって、お洒落なタイトルとは程遠い、マニアックな小説のように思えました。ここにでてくる女性は、「恋人のいない男性にとっての女性像」のように思えたし、すみれがミュウの会社に入って始めた仕事も、「日本の会社に飽き飽きしている若者の、理想の仕事(すなわち、楽で、お洒落で、欧米の国と関係し、語学の勉強をしながら自分らしく働ける)」を映し出しているようでした。でも、「人は、出会って仲良くなっても、結局は分かり合えずに別れていく。」という絶望的なテーマを、宇宙を漂う衛星に例えた題名は、カッコイイと思います。名前で惹かれて、思わず手に取った方も多いのでは? | ||||
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発売と同時に買って読んで、その時は「なんてつまらないんだろう」、と思いました。久々に読み返してみて驚いたのは、その構成の精緻さです。これは単純に、すごいと思いました。さらっと読むと分からないのですが(そしてさらっと読めてしまう!)、タイトルから、「記号」と「象徴」の議論、猫の話まで、とにかく挿入されている小話全てが本筋と複雑に絡まりあっていて、とてもクレバーに書かれている小説です。問題は、村上春樹氏の得意とする分かったような、分からないような比喩がこの本に限って言うとかなりくどいこと(そのせいで事態の深刻さが伝わらない)、キャラクターたちがワンパターンなこと(またかよ、と思います)、話の展開がスローなこと(これは意識的にテンポを変えているのでしょ | ||||
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ついに村上春樹氏もパワーダウン。(「国境の南、太陽の西」あたりから既に衰えは感じられたが) 半分読んだ位からもうその先はあらかた予想通りの過去の作品と同様の展開に表現。特に村上春樹の熱烈な読者の私にとっては!今まで村上春樹の書くものすべてをいつかいつかと待ち焦がれ生き甲斐にしていた私にはとっても残念なことです。 | ||||
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