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二度のお別れ
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二度のお別れの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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大阪出身者として、在京40年。 大阪弁が抜けずに周囲に大阪のおっさんと嫌われながら生きている。 そんな私にとって黒川作品は今は、あまり使われていないような大阪弁を思い出させてくれるだけでも価値のある作品である。 そんな氏の作品の原点ともいう『二度のお別れ』楽しむことができた。 ホンマおもろいわ! | ||||
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黒川博行連続読破中!どれもこれもおもろいなー、次は何読も!迷うなー | ||||
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一度読み始めるとどんどん進んで行く面白い流石である最後など想像できない結末で面白い | ||||
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今年の直木賞受賞の黒川氏のデビュー作である。 よく言われるグリコ森永事件の参考人に呼ばれた云々のエピソードは本作の身代金受け渡しトリックのものである。 銀行強盗から誘拐事件に発展していく事件を警察のコンビが解決していくトリックというよりプロット優先のサスペンスミステリーとなっており、デビュー作とは思えないほどの職人的な面白さの光る作品である。 真犯人や事件の真相は古い作品ということもあり、途中で分かってしまう人もいると思うが、ユーモアのある会話やスピーディな展開で飽きさせない。 | ||||
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黒川博行の84年のデビュー作。銀行強盗にはじまる脅迫事件を大阪府警の黒田と亀田のコンビが追いかける。今でこそあまり耳にしなくなった銀行強盗だが、79年の梅川事件はまだ人々の記憶に残っていただろうし、警察を手玉に取る犯人の行動も、84年のグリコ・森永事件を予告しているかのようだ。ただし、それだけにすぎないなら、発表から30年経ったいま、本作を改めて読む理由はない。時間をおいて改めて感服させられるのは、のちの黒川作品にも共通する、洒脱な大阪弁のやり取りを愉しんでいるうちに、物語の展開に巻き込まれてしまう職人芸だ。巧妙なプロットと生彩ある会話を両輪として、あたかも脚本のように物語が進んでいく。作者のあとがきによれば、本作は第1回サントリーミステリー大賞を惜しくも逃したが、選考委員の評は「刑事コンビに華がない」。でもそれは、会話以外の描写を極力そぎ落とし、セリフもそれだけでだれが話しているか分かるまでに刈り込んで、テンポの良い物語を構築した代償なのだ。 | ||||
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黒川さんの本を読み漁っていますが、これはここのレビューが1つしかなくしかも星3つだったので読まず嫌いで避けてました。でもデビュー作だし、ファンとしては一応、みたいな感じで取り寄せて読んだらこれが止まりません^^ 確かに黒川さんの作品は僕のような関西人には親しみやすいのですが、特に黒マメコンビは地味で、東京中心の文学賞受賞の為には、同じ大阪出身の某売れっ子N賞作家のような東京に根を張り、東京に題材を求めた方が受けが良いのでしょう。主人公の肩書きも警視庁所属の警視!とか少なくとも関東以東の県警所属にして。 しかし読後に感じたのは内容は負けてへんでーって事です。阪神は巨人に勝る!みたいな^^事実、前出の大阪出身N賞作家が黒川氏と親しい事を考えると、この小説の犠牲者選びのトリックなど、N賞受賞作執筆の参考にされてしまったのでは??と勘ぐりたくもなったほどです。僕自身某N賞作家も大好きなんですが、彼の立ち位置が関西から段々遠のいて行くほど黒川さんにどんどん引き込まれるこの頃です。 | ||||
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軽妙な関西弁で展開される貧乏神シリーズが人気の著者のデビュー作。銀行強盗をした犯人が銀行内で人質をとって逃亡し、人質の家族に身代金を要求するというミステリ。まだ携帯電話がない1980年代に出版されたということもあり、犯人と人質の家族のやり取りは公衆電話と手紙を使っていたのだが、警察に真意を読ませない行動や、身代金の受渡方法などよく考えられていたと思う。ただ、身代金の受渡まではよかったのだが、その後の展開があっさりしていて物足りなかった。 | ||||
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