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(短編集)
幻獣遁走曲
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幻獣遁走曲の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 99年の単行本から04年の文庫化を経て,新版での再文庫化(19年05月)となりましたが, MDウォークマンやブラウン管のテレビが登場するあたりに,いわゆる隔世の感を覚えます. とはいえ,謎に関わる部分ではないため,それで作品が陳腐化するようなことはありません. また,やや動機や解決の手順に強引な点は見られますが,謎解き自体はおおよそ納得で, 始まりは外野だったはずの猫丸先輩が,いつの間にか中心へとしゃしゃり出てくる様子や, 迷惑そうな周りを巻き込みながら,ふわっと解決してしまう流れには心地の良さを覚えます. 一方,何事にも興味を持ち,その場を楽しまないという猫丸先輩の振る舞いが魅力的で, だいたいがはた迷惑なのですが,このあたりでキャラクタが固まったようにも映りました. このほか,『新版刊行によせて』で触れられる,著者の『日常の謎』への見解が興味深く, 「なるほどそれは確かに」とまとめられる,この作品,ジャンルへの捉え方が印象的でした. | ||||
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猫丸先輩がアルバイト先で出くわすミステリー(?)の短篇集です。 好奇心旺盛な猫丸先輩は、あっちこっち気の向くままに、アルバイトに出向きます。 キャットショーのイベント案内係、新薬の人体実験、未確認生物探索、ヒーローショウでの悪役、松茸の山の案内係。 そう、殺人などの泥泥したミステリーではなく、日常に起こりうる、ちょっとした謎を解き明かす、ほっこりできる内容ですv もちろん死体なんて出てきませんよv ほのぼのと読めるミステリーで、おすすめですv 今回も巻末に解説が寄せてあるのですが、今までで一番素敵な解説でした。 これが解説なんですよっ!一作目に解説書いてた人!と、軽く興奮w 本文を読み終えたら、ぜひ解説もご堪能くださいv | ||||
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猫丸先輩がアルバイト先で出くわすミステリー(?)の短篇集です。 好奇心旺盛な猫丸先輩は、あっちこっち気の向くままに、アルバイトに出向きます。 キャットショーのイベント案内係、新薬の人体実験、未確認生物探索、ヒーローショウでの悪役、松茸の山の案内係。 そう、殺人などの泥泥したミステリーではなく、日常に起こりうる、ちょっとした謎を解き明かす、ほっこりできる内容ですv もちろん死体なんて出てきませんよv ほのぼのと読めるミステリーで、おすすめですv 今回も巻末に解説が寄せてあるのですが、今までで一番素敵な解説でした。 これが解説なんですよっ!一作目に解説書いてた人!と、軽く興奮w 本文を読み終えたら、ぜひ解説もご堪能くださいv | ||||
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1999年に出た単行本の文庫化。 猫丸先輩シリーズの第三作。かなり安定してきた。5編の短篇が収められているが、どれも面白く読める。 謎そのものは実に些細。本当にどうでもいいようなものばかりだが、その使い方が上手い。トリックが明らかになると「犯人はどうしてこんなことをしたのか」がわかり、なるほど、とうなづかされる。 後から考えると、手掛かりもあちこちに散りばめられており、再読の楽しみもある。 | ||||
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1999年に出た単行本の文庫化。 猫丸先輩シリーズの第三作。かなり安定してきた。5編の短篇が収められているが、どれも面白く読める。 謎そのものは実に些細。本当にどうでもいいようなものばかりだが、その使い方が上手い。トリックが明らかになると「犯人はどうしてこんなことをしたのか」がわかり、なるほど、とうなづかされる。 後から考えると、手掛かりもあちこちに散りばめられており、再読の楽しみもある。 | ||||
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