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孤島の鬼
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【この小説が収録されている参考書籍】
孤島の鬼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全176件 81~100 5/9ページ
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子供にゆずったので購入しました。むかしはハラハラして読んだものです。仕事がら遠出できないので、家での楽しみ用です。 | ||||
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面白かったです。序盤では密室トリックを使ったミステリーかと思いきや、終盤では怪奇ものになっています。その流れにまとまりがあり、違和感を感じさせません。 | ||||
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東京創元社のkindle版の話ですが、アップデートが来てて挿絵が大きくなったようです まったく気がつきませんでしたが、いよいよ来年(2016)の著作権切れでいろいろ見ていて気がつきました ここの乱歩シリーズはもともとリーズナブルで挿絵も入っていることが多いので好きです 著作権が切れて無料で読めるようになったとしても、このように挿絵付きで読めるのは出版社さんから出ている本ならではと思いますし、ちゃんとアップデートしてくれる姿勢に大変好感が持てました (アップデートはコンテンツと端末の管理から探して自分でやる必要があるようです) | ||||
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何かの小説(新本格系)で、作中に引き合いにしてたので、ちょっと気になってたタイトル。 「獄門島」買うついでに、これも行ってみるかーと購入。 筋肉少女帯の楽曲で、馴染みになっていたワードでもありますし。 (”パノラマ島”絡みもありますが) 思えば、乱歩賞の作品は読むくせに、乱歩自身の作品は大人になってからは読んでおりません。 小学生の時は、ポプラ社の少年探偵団モノのシリーズを、図書館から借りて読みまくったというのに。 確か46巻あって、全巻読破したのではなかったかと思います。 そんなミステリー初めを経ていたというのに、不思議なものです。 という話はおいといて、本作ですが・・・。 何とも怪奇趣味に溢れた作品ですなぁ~。 親友がホモォーな人で、自分の”処女”も危ういと、別の危機感もあり 洞窟ではどうなってしまうんだろうと、ハラハラしました。 まぁ普通、あの状況では、カニ食っても無駄だと思います(苦笑)。 流石に作風が古く、この時代のはもういいや、とも思ったのですが、 ま、「獄門島」よりはちょっと好きかな・・・というのが結論です。 | ||||
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前半は密室トリックものの本格ミステリーだが、後半は瀬戸内海に浮かぶ孤島での冒険劇となっていて、エンターテインメントとしてとても良くバランスがとれていると思った。 物語の舞台も丸の内、池袋、鎌倉、孤島と移動してなかなか面白かった。 | ||||
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昔、飛び飛びではあったが、『なかよし』に連載されていた高階良子の『ドクターGの島』という漫画を読んでいました。原作は江戸川乱歩で、当時子供だった私は、少年少女向けの江戸川乱歩シリーズを読んでいたこともあり、『孤島の鬼』という作品が印象に残っていて大人になってから、角川書店版で本を購入して原作である『孤島の鬼』を読みました。原作は、漫画の内容とは若干設定が違っていましたが(高階良子版のは少女漫画ということもあり、主人公が女性になっていたこと、奇形双生児の片方が美少年で、もう片方は醜い女だということ、など)原作も内容が意外ではありましたがとてもよかったし、乱歩の最高傑作の呼び名が高いのも納得です。特に、高階良子版でもちゃんとはいっていた奇形双生児の片方が書いた「人外境だより」とよばれた日記の内容や書きっぷりは秀逸すぎます!(高階良子版のは内容がマイルドではあったけど、それでもわりと原作のディテールにそっていたのは凄いし、子供だった私でも印象に残っていたぐらい) ただ、ラストで奇形双生児だった秀ちゃんと吉ちゃんは切り離されたけど、切り離された吉ちゃんはどうなったのかが書かれていなかった。高階良子版では、切り離された醜女は、術後にドクターGを助けようと無理をして動いてしまい、出血多量で死んでしまうという結末が描かれていましたが、吉ちゃんも死んでしまったんだろうか。それとも、切り離されてからもしばらくは未練たらしく、箕浦と結婚した秀ちゃんにつきまとったりしていたのだろうか などとモヤモヤ考えてしまい、諸戸道雄の片想い同性愛よりそっちのほうが気になってしまいましたが。しかし、最後に登場する、諸戸道雄が他界した時の様子を書いた手紙の内容はちょっと切なくなりました。 | ||||
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昔、飛び飛びではあったが、『なかよし』に連載されていた高階良子の『ドクターGの島』という漫画を読んでいました。原作は江戸川乱歩で、当時子供だった私は、少年少女向けの江戸川乱歩シリーズを読んでいたこともあり、『孤島の鬼』という作品が印象に残っていて大人になってから、角川書店版で本を購入して原作である『孤島の鬼』を読みました。原作は、漫画の内容とは若干設定が違っていましたが(高階良子版のは少女漫画ということもあり、主人公が女性になっていたこと、奇形双生児の片方が美少年で、もう片方は醜い女だということ、など)原作も内容が意外ではありましたがとてもよかったし、乱歩の最高傑作の呼び名が高いのも納得です。特に、高階良子版でもちゃんとはいっていた奇形双生児の片方が書いた「人外境だより」とよばれた日記の内容や書きっぷりは秀逸すぎます!(高階良子版のは内容がマイルドではあったけど、それでもわりと原作のディテールにそっていたのは凄いし、子供だった私でも印象に残っていたぐらい) ただ、ラストで奇形双生児だった秀ちゃんと吉ちゃんは切り離されたけど、切り離された吉ちゃんはどうなったのかが書かれていなかった。高階良子版では、切り離された醜女は、術後にドクターGを助けようと無理をして動いてしまい、出血多量で死んでしまうという結末が描かれていましたが、吉ちゃんも死んでしまったんだろうか。それとも、切り離されてからもしばらくは未練たらしく、箕浦と結婚した秀ちゃんにつきまとったりしていたのだろうか などとモヤモヤ考えてしまい、諸戸道雄の片想い同性愛よりそっちのほうが気になってしまいましたが。 | ||||
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創元推理文庫の乱歩シリーズで、この「孤島の鬼」だけ極端に押絵が小さい。 挿絵目当てに買ったのでとても残念。 が、探偵小説であり、冒険小説であり、究極の恋愛小説であり、あきさせない。 最後の一説には涙を禁じえない。 | ||||
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古典文学というかんじですね。だいぶ時代が違うので、情景をイメージするのは難しいです。 | ||||
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以前友人に借りて読んだことがあり、久しぶりに読みたくなり本書を購入したのですが、物語としても箕浦と諸戸の関係としてもクライマックスを迎えるシーンが丸々削除されてしまっていました。 他にも少しずつ削除されている場面があるようで、そこだけが残念でなりません。 物語としては素晴らしいと思いますが、これから初めて読む方には本書ではない、他の編集されていないものをオススメします。 読後の印象がまったく違います。 | ||||
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大好きな作品で、装丁違いで買い揃えています。(これで4?冊目) とても綺麗で人に貸しやすいので良かったです。 | ||||
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個人的に、古今東西で最強の恋愛ものだと思います。道雄の 純愛に泣きました。相当昔に書かれた作品なのに、現代の 感覚でも共感できるというのがすごいです。むしろ、現代だからこそ 理解できる面もあるのかもしれませんが。ミステリの要素や「孤島」での 恐ろしい企み、宝探しなどの要素ももちろん面白いのですが、恋愛 小説という読み方をしても十分強い印象を受ける作品です。多角的で 素晴らしい。 | ||||
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江戸川乱歩の小説は今まで読んだことが無かったが、とても面白かったので他の本も読みたくなった。 お薦めです。 | ||||
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こんなに物語に引き込まれたのは久しぶりでした。テンポよく、最初は想像もしなかった話の連続でした。 | ||||
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江戸川乱歩がこの小説をどういうきっかけで書き、その後どういう感想を持ったか知りません。 しかし、この小説ほど恐ろしいものはありません。 映像化も不可能でしょうし、障害のある方々を描いているということもあり、今後脚光を浴びることはないでしょうが、とても優れた(たぶん世界的にも類を見ないほど優れた)小説であると思います。 | ||||
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タイトルのように記した理由として、読んでいる間に漠然と感じていた、 以下の疑問点を挙げておくことにします。 (以下ネタバレ注意) 1.作中でも指摘があるように、最初から警察に任せておけば済んだ話では、 という気がしないでもない。(身も蓋もない指摘のようですが・・) 諸戸があえてそうしなかった理由として、丈五郎を実父と思い込んでいたから、 ということが挙げられているが、それだけでは若干弱いというか、諸戸ほどの 頭脳があれば、それ以外の可能性も十分考えられたはず、と思ってしまった。 2.暗号の最後の文「六道の辻に迷うなよ」は、単に「道に迷うな」と言っている だけで、積極的に財宝の在処を示してはおらず、作中で結果的に財宝を発見 する人物が、どのようにして見つけたのかが具体的には示されていない点に、 やや不満が残る。(そこはどうしても考え付かなかったので、諸戸と箕浦が迷って いる間に上記の人物に発見させたことにして、やむなく処理したようにも思える。) 3.秀ちゃんと吉ちゃんが、シャム双生児にも似た境遇に陥ったのは、本来的な 畸形ではなく、生後に丈五郎が施した手術によるものということだが、嫌なのに どうしても離れられないほど密に結合していたのだとすれば、分離後の秀ちゃん の身体に、禍々しい痣が残るぐらいでは済まなかったのでは?と感覚的には思う。 どれも些末なようでいて、とくに1と2は、プロットの練り込み具合にも関わって くるような、けっこう本質的な点なのかなという気もしています。 | ||||
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こちらの創元推理文庫では、竹中英太郎氏のさし絵が全部入って、当時連載された昭和4年「朝日」にて 1年余り連載されたそのものを本にしているそうです。江戸川乱歩の選集は多くありますが、 中には不適切な部分などがあり削除されたりしています。しかし、この文庫は当時のまま、 乱歩の作品を堪能できます。 やはり長編なので、ところどころに違うカットのさし絵があったりすると飽きないですし、 何より探偵小説だと絵からヒントを得やすいと自分は思うので、 初めて乱歩作品を読んでみたい方にも良いかなと思います。 とは言っても、当時のままの文章で内容も内容ですので、 事前にストーリーなどは知っている前提で、 『「孤島の鬼」を買いたいが、どれがいいかわからない』という方に一番おすすめします。 | ||||
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江戸川乱歩の作品の数々のぞっ〜とする人間椅子、屋根裏の散歩者などに比べると、まとわりつくような気持ちの悪さはなかったが、どんどん引き込まれて読み進みました。 | ||||
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乱歩の最高傑作です。夏になると毎年読み返していました。 前半の探偵小説が、後半の冒険小説へと続くのですが、その流れが素晴らしい。 波乱万丈の巻き込まれ形冒険譚です。 同性愛の部分が昔は気にならなかったのですが、最近読み返してみてその部分の濃厚さに今更ながら驚いています。 完全な映像作品が見てみたいですが、日本では無理でしょうからハリウッドに期待します。 | ||||
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初めて乱歩を読みました。 昔の独特な文章が苦手で中々手がだせなかったのですがあらすじが気になって読んでみました。 私にはちょっと難しい所がありましたが面白かったです! 不可解な殺人事件が徐々にもっと恐ろしいことに繋がっていく様がドキドキしましたがミステリーというよりラブストーリーな感じがしました。 諸戸道雄の深い愛が素晴らしかったです! 他の乱歩の作品も読みたくなりました♪ | ||||
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