悪魔が来りて笛を吹く

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

悪魔が来りて笛を吹くの評価:

4.38/5点 レビュー 80件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.38pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全184件 161〜180 9/10ページ
No.24
(5pt)

装丁のイラストが怖すぎる

月並みですが、金田一シリーズの中では一番好きです。
館に響く妖しげなフルートの音、常に先手を打ってくる姿を出さない悪魔。
妖しげでスリリングな展開に、一気に読んでしまいました。
そして、悪魔が最後に笛を吹くときに起こること!
ミステリに興味がある人にはぜひ読んでほしいと思います。
表紙のイラストが怖いです。
横溝正史全集〈第7〉悪魔が来りて笛を吹く (1970年) Amazon書評・レビュー: 横溝正史全集〈第7〉悪魔が来りて笛を吹く (1970年)より
B000J984QO
No.23
(5pt)

装丁のイラストが怖すぎる

月並みですが、金田一シリーズの中では一番好きです。
館に響く妖しげなフルートの音、常に先手を打ってくる姿を出さない悪魔。
妖しげでスリリングな展開に、一気に読んでしまいました。
そして、悪魔が最後に笛を吹くときに起こること!
ミステリに興味がある人にはぜひ読んでほしいと思います。
表紙のイラストが怖いです。
悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304040
No.22
(5pt)

なぜ悪魔になったのか

個人的に横溝正史の最高傑作だと思っています。

横溝氏はトリックで勝負する作家というよりも、不気味な

仕掛けで読者をゾクゾクさせるのが上手い人だと思います

が、この作品ではそのテクニックが存分に発揮され、最初

から最後まで、こちらをゾクゾクさせてくれます。

この作品にはリアリティーがないという批判がありますが、

この手の作品にリアリティーを求めることはナンセンスだと

思います。

映画「スターウォーズ」が徹底的に非現実的でも面白いのと

一緒で、現実には実現不可能なトリックでも、その世界の

中で納得できれば、私はいいと思います。

この作品はタイトル通り、笛(フルート)がキーワードで、

作中で本当に悪魔が笛を吹くわけですが、はたしてその悪魔とは

誰のことなんだ?というのが最大の謎になっています。

そしてその謎が解けたとき、私は戦慄を覚えました。

その悪魔の正体にではなく、その人物がなぜ悪魔になったのか、

その理由にです。

映像化された作品もいくつか見ましたが、はっきり言って原作の

足元にも及ばないと感じました。

この作品を知らない人はぜひ原作を先に読んで、金田一探偵と一緒に

悪魔の足跡を辿ってみてください。
新版横溝正史全集〈12〉悪魔が来りて笛を吹く (1975年) Amazon書評・レビュー: 新版横溝正史全集〈12〉悪魔が来りて笛を吹く (1975年)より
B000J976J0
No.21
(5pt)

なぜ悪魔になったのか

個人的に横溝正史の最高傑作だと思っています。

横溝氏はトリックで勝負する作家というよりも、不気味な

仕掛けで読者をゾクゾクさせるのが上手い人だと思います

が、この作品ではそのテクニックが存分に発揮され、最初

から最後まで、こちらをゾクゾクさせてくれます。

この作品にはリアリティーがないという批判がありますが、

この手の作品にリアリティーを求めることはナンセンスだと

思います。

映画「スターウォーズ」が徹底的に非現実的でも面白いのと

一緒で、現実には実現不可能なトリックでも、その世界の

中で納得できれば、私はいいと思います。

この作品はタイトル通り、笛(フルート)がキーワードで、

作中で本当に悪魔が笛を吹くわけですが、はたしてその悪魔とは

誰のことなんだ?というのが最大の謎になっています。

そしてその謎が解けたとき、私は戦慄を覚えました。

その悪魔の正体にではなく、その人物がなぜ悪魔になったのか、

その理由にです。

映像化された作品もいくつか見ましたが、はっきり言って原作の

足元にも及ばないと感じました。

この作品を知らない人はぜひ原作を先に読んで、金田一探偵と一緒に

悪魔の足跡を辿ってみてください。
横溝正史全集〈第7〉悪魔が来りて笛を吹く (1970年) Amazon書評・レビュー: 横溝正史全集〈第7〉悪魔が来りて笛を吹く (1970年)より
B000J984QO
No.20
(5pt)

なぜ悪魔になったのか

個人的に横溝正史の最高傑作だと思っています。
横溝氏はトリックで勝負する作家というよりも、不気味な
仕掛けで読者をゾクゾクさせるのが上手い人だと思います
が、この作品ではそのテクニックが存分に発揮され、最初
から最後まで、こちらをゾクゾクさせてくれます。
この作品にはリアリティーがないという批判がありますが、
この手の作品にリアリティーを求めることはナンセンスだと
思います。
映画「スターウォーズ」が徹底的に非現実的でも面白いのと
一緒で、現実には実現不可能なトリックでも、その世界の
中で納得できれば、私はいいと思います。
この作品はタイトル通り、笛(フルート)がキーワードで、
作中で本当に悪魔が笛を吹くわけですが、はたしてその悪魔とは
誰のことなんだ?というのが最大の謎になっています。
そしてその謎が解けたとき、私は戦慄を覚えました。
その悪魔の正体にではなく、その人物がなぜ悪魔になったのか、
その理由にです。
映像化された作品もいくつか見ましたが、はっきり言って原作の
足元にも及ばないと感じました。
この作品を知らない人はぜひ原作を先に読んで、金田一探偵と一緒に
悪魔の足跡を辿ってみてください。
悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304040
No.19
(4pt)

悲しい物語です

2007年正月のドラマの原作だそうで、稲垣吾郎が演じる金田一がこの作品に挑戦するらしいです。

この作品の感想は、やはり悲しい!ということ。

没落貴族の行く末、出生の秘密、フル−トのメロディ―の秘密。

どれをとっても、悲しく救いようのない事件です。

昭和の転換期に社会に翻弄される、特権階級の無軌道な行動が数々の悲劇を生む。

視点を変えて読めば、日本戦後の不の遺産を表面化した作品とも読めると思います。

ドラマが楽しみです
新版横溝正史全集〈12〉悪魔が来りて笛を吹く (1975年) Amazon書評・レビュー: 新版横溝正史全集〈12〉悪魔が来りて笛を吹く (1975年)より
B000J976J0
No.18
(4pt)

悲しい物語です

2007年正月のドラマの原作だそうで、稲垣吾郎が演じる金田一がこの作品に挑戦するらしいです。

この作品の感想は、やはり悲しい!ということ。

没落貴族の行く末、出生の秘密、フル−トのメロディ―の秘密。

どれをとっても、悲しく救いようのない事件です。

昭和の転換期に社会に翻弄される、特権階級の無軌道な行動が数々の悲劇を生む。

視点を変えて読めば、日本戦後の不の遺産を表面化した作品とも読めると思います。

ドラマが楽しみです
横溝正史全集〈第7〉悪魔が来りて笛を吹く (1970年) Amazon書評・レビュー: 横溝正史全集〈第7〉悪魔が来りて笛を吹く (1970年)より
B000J984QO
No.17
(4pt)

悲しい物語です

2007年正月のドラマの原作だそうで、稲垣吾郎が演じる金田一がこの作品に挑戦するらしいです。
この作品の感想は、やはり悲しい!ということ。
没落貴族の行く末、出生の秘密、フル−トのメロディ―の秘密。
どれをとっても、悲しく救いようのない事件です。
昭和の転換期に社会に翻弄される、特権階級の無軌道な行動が数々の悲劇を生む。
視点を変えて読めば、日本戦後の不の遺産を表面化した作品とも読めると思います。
ドラマが楽しみです
悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304040
No.16
(4pt)

黄金のフルート

黄金のフルートから奏でられる悪魔が来たりて笛を吹くのメロディ。そこには悪魔を暗示する秘密が……
没落貴族ものとしては太宰治の斜陽より面白かった。ただ近親相姦ものなので全体的には暗い。そこがまたいいのだか……
新版横溝正史全集〈12〉悪魔が来りて笛を吹く (1975年) Amazon書評・レビュー: 新版横溝正史全集〈12〉悪魔が来りて笛を吹く (1975年)より
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No.15
(4pt)

黄金のフルート

黄金のフルートから奏でられる悪魔が来たりて笛を吹くのメロディ。そこには悪魔を暗示する秘密が……
没落貴族ものとしては太宰治の斜陽より面白かった。ただ近親相姦ものなので全体的には暗い。そこがまたいいのだか……
横溝正史全集〈第7〉悪魔が来りて笛を吹く (1970年) Amazon書評・レビュー: 横溝正史全集〈第7〉悪魔が来りて笛を吹く (1970年)より
B000J984QO
No.14
(4pt)

黄金のフルート

黄金のフルートから奏でられる悪魔が来たりて笛を吹くのメロディ。そこには悪魔を暗示する秘密が…… 没落貴族ものとしては太宰治の斜陽より面白かった。ただ近親相姦ものなので全体的には暗い。そこがまたいいのだか……
悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304040
No.13
(5pt)

何度読んでも飽きない。傑作!!

個人的には「獄門島」と並ぶ著者の最高傑作である。最初に読んでから25年以上経っているのだが何度読んでも飽きない。

著者の“推理”小説で扱われる題材は、古い因習が色濃く残る農村(岡山・長野)、戦後の没落貴族の血の因縁を描いたもの、そして東京を舞台にした一般人?を扱ったものの3つに分類されるが、中でも最も陰惨なのが没落貴族を描いた作品である。その代表的な作品が「仮面舞踏会」とこの「悪魔が来りて笛を吹く」であろう。前者もいい作品なのであるが、やはり推理小説としての出来が素晴らしいのは本作である。数多く張り巡らされた伏線が良く練ってある。言葉のイントネーション、登場人物の発する一言、小物の使い方、どれも素晴らしい。そして何より最後に明かされる「悪魔が来りて笛を吹く」の“意味”…。

著者の作品の特長の一つはセリフを読んだだけで誰が話しているのかがすぐにわかり、その人となりまでも表現してしまう“会話体の上手さ“である。これが作品を魅力的なものとしているのだが、この作品ではその特長が際立っている。この事件の捜査は東京と関西(神戸・淡路島など)をまたにかけて行われるのだが、東京からきた刑事(あるいは金田一)と関西弁を話す旅館の女将の会話などは素晴らしい。

金田一耕助は名探偵ではないという意見は結構ある。否定できない部分も確かにあるが、これ程数多くの人に愛された探偵はいないのではないか。

すでに古典とされる作品であり、粗探しをすればないこともないが、日本的な設定やトリックを描き続けた作家横溝正史が生んだ傑作の一つである。
新版横溝正史全集〈12〉悪魔が来りて笛を吹く (1975年) Amazon書評・レビュー: 新版横溝正史全集〈12〉悪魔が来りて笛を吹く (1975年)より
B000J976J0
No.12
(5pt)

何度読んでも飽きない。傑作!!

個人的には「獄門島」と並ぶ著者の最高傑作である。最初に読んでから25年以上経っているのだが何度読んでも飽きない。

著者の“推理”小説で扱われる題材は、古い因習が色濃く残る農村(岡山・長野)、戦後の没落貴族の血の因縁を描いたもの、そして東京を舞台にした一般人?を扱ったものの3つに分類されるが、中でも最も陰惨なのが没落貴族を描いた作品である。その代表的な作品が「仮面舞踏会」とこの「悪魔が来りて笛を吹く」であろう。前者もいい作品なのであるが、やはり推理小説としての出来が素晴らしいのは本作である。数多く張り巡らされた伏線が良く練ってある。言葉のイントネーション、登場人物の発する一言、小物の使い方、どれも素晴らしい。そして何より最後に明かされる「悪魔が来りて笛を吹く」の“意味”…。

著者の作品の特長の一つはセリフを読んだだけで誰が話しているのかがすぐにわかり、その人となりまでも表現してしまう“会話体の上手さ“である。これが作品を魅力的なものとしているのだが、この作品ではその特長が際立っている。この事件の捜査は東京と関西(神戸・淡路島など)をまたにかけて行われるのだが、東京からきた刑事(あるいは金田一)と関西弁を話す旅館の女将の会話などは素晴らしい。

金田一耕助は名探偵ではないという意見は結構ある。否定できない部分も確かにあるが、これ程数多くの人に愛された探偵はいないのではないか。

すでに古典とされる作品であり、粗探しをすればないこともないが、日本的な設定やトリックを描き続けた作家横溝正史が生んだ傑作の一つである。
横溝正史全集〈第7〉悪魔が来りて笛を吹く (1970年) Amazon書評・レビュー: 横溝正史全集〈第7〉悪魔が来りて笛を吹く (1970年)より
B000J984QO
No.11
(5pt)

何度読んでも飽きない。傑作!!

個人的には「獄門島」と並ぶ著者の最高傑作である。最初に読んでから25年以上経っているのだが何度読んでも飽きない。
著者の“推理”小説で扱われる題材は、古い因習が色濃く残る農村(岡山・長野)、戦後の没落貴族の血の因縁を描いたもの、そして東京を舞台にした一般人?を扱ったものの3つに分類されるが、中でも最も陰惨なのが没落貴族を描いた作品である。その代表的な作品が「仮面舞踏会」とこの「悪魔が来りて笛を吹く」であろう。前者もいい作品なのであるが、やはり推理小説としての出来が素晴らしいのは本作である。数多く張り巡らされた伏線が良く練ってある。言葉のイントネーション、登場人物の発する一言、小物の使い方、どれも素晴らしい。そして何より最後に明かされる「悪魔が来りて笛を吹く」の“意味”…。
著者の作品の特長の一つはセリフを読んだだけで誰が話しているのかがすぐにわかり、その人となりまでも表現してしまう“会話体の上手さ“である。これが作品を魅力的なものとしているのだが、この作品ではその特長が際立っている。この事件の捜査は東京と関西(神戸・淡路島など)をまたにかけて行われるのだが、東京からきた刑事(あるいは金田一)と関西弁を話す旅館の女将の会話などは素晴らしい。
金田一耕助は名探偵ではないという意見は結構ある。否定できない部分も確かにあるが、これ程数多くの人に愛された探偵はいないのではないか。
すでに古典とされる作品であり、粗探しをすればないこともないが、日本的な設定やトリックを描き続けた作家横溝正史が生んだ傑作の一つである。
悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304040
No.10
(5pt)

見事に騙されました

こういったミステリーは読み進めながら犯人や隠された秘密を推測してゆくものなのですが、横溝正史の小説だけは犯人が最後の瞬間まで分かりません。
 そして必ずぞっとするような真相が事件の闇深くに用意されているのです。
 あいつが怪しい、こういう可能性はないか、などなどあらかじめ考えうる可能性は全て金田一耕介も考えるのですよね。彼によって読者が考えそうな推測は全て語りつくされ、考えつくされ、この上どう足掻こうとも真相が掴めない、という迷宮の中に巧みに誘われてしまうのです。
 
 悪魔が来りて笛を吹く
 これ程この物語を集約し、かつ犯人を指し示しているものはありません。
 この物語を終始占め続ける陰鬱な空気と、知らない方が良い真実でも知りたい、と思わずにはいられない悪魔的な誘惑。
 金田一耕介と共に考え、迷宮を彷徨って、途方に暮れていたはずが、この天才探偵はその間に思いも寄らない可能性や推測に当たっているのです。読者は金田一と共に考えているつもりが、実は常に一歩先を見据えていた鋭い視点に終盤になる程に驚かされます。
 一昔前の探偵小説だと思いきや、これは現代でも充分に通じる最強のミステリーです。
新版横溝正史全集〈12〉悪魔が来りて笛を吹く (1975年) Amazon書評・レビュー: 新版横溝正史全集〈12〉悪魔が来りて笛を吹く (1975年)より
B000J976J0
No.9
(5pt)

見事に騙されました

こういったミステリーは読み進めながら犯人や隠された秘密を推測してゆくものなのですが、横溝正史の小説だけは犯人が最後の瞬間まで分かりません。
 そして必ずぞっとするような真相が事件の闇深くに用意されているのです。
 あいつが怪しい、こういう可能性はないか、などなどあらかじめ考えうる可能性は全て金田一耕介も考えるのですよね。彼によって読者が考えそうな推測は全て語りつくされ、考えつくされ、この上どう足掻こうとも真相が掴めない、という迷宮の中に巧みに誘われてしまうのです。
 
 悪魔が来りて笛を吹く
 これ程この物語を集約し、かつ犯人を指し示しているものはありません。
 この物語を終始占め続ける陰鬱な空気と、知らない方が良い真実でも知りたい、と思わずにはいられない悪魔的な誘惑。
 金田一耕介と共に考え、迷宮を彷徨って、途方に暮れていたはずが、この天才探偵はその間に思いも寄らない可能性や推測に当たっているのです。読者は金田一と共に考えているつもりが、実は常に一歩先を見据えていた鋭い視点に終盤になる程に驚かされます。
 一昔前の探偵小説だと思いきや、これは現代でも充分に通じる最強のミステリーです。
横溝正史全集〈第7〉悪魔が来りて笛を吹く (1970年) Amazon書評・レビュー: 横溝正史全集〈第7〉悪魔が来りて笛を吹く (1970年)より
B000J984QO
No.8
(5pt)

見事に騙されました

 こういったミステリーは読み進めながら犯人や隠された秘密を推測してゆくものなのですが、横溝正史の小説だけは犯人が最後の瞬間まで分かりません。 そして必ずぞっとするような真相が事件の闇深くに用意されているのです。 あいつが怪しい、こういう可能性はないか、などなどあらかじめ考えうる可能性は全て金田一耕介も考えるのですよね。彼によって読者が考えそうな推測は全て語りつくされ、考えつくされ、この上どう足掻こうとも真相が掴めない、という迷宮の中に巧みに誘われてしまうのです。  悪魔が来りて笛を吹く これ程この物語を集約し、かつ犯人を指し示しているものはありません。 この物語を終始占め続ける陰鬱な空気と、知らない方が良い真実でも知りたい、と思わずにはいられない悪魔的な誘惑。 金田一耕介と共に考え、迷宮を彷徨って、途方に暮れていたはずが、この天才探偵はその間に思いも寄らない可能性や推測に当たっているのです。読者は金田一と共に考えているつもりが、実は常に一歩先を見据えていた鋭い視点に終盤になる程に驚かされます。 一昔前の探偵小説だと思いきや、これは現代でも充分に通じる最強のミステリーです。
悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304040
No.7
(5pt)

やべっちお勧め

ナイナイのやべっちお勧めです。映画も是非。
新版横溝正史全集〈12〉悪魔が来りて笛を吹く (1975年) Amazon書評・レビュー: 新版横溝正史全集〈12〉悪魔が来りて笛を吹く (1975年)より
B000J976J0
No.6
(5pt)

やべっちお勧め

ナイナイのやべっちお勧めです。映画も是非。
横溝正史全集〈第7〉悪魔が来りて笛を吹く (1970年) Amazon書評・レビュー: 横溝正史全集〈第7〉悪魔が来りて笛を吹く (1970年)より
B000J984QO
No.5
(5pt)

やべっちお勧め

ナイナイのやべっちお勧めです。映画も是非。
悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304040