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幽霊塔
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【この小説が収録されている参考書籍】
幽霊塔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 21~40 2/3ページ
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この話は初めて読む推理小説だったが、例によって明智小五郎の活躍で解決を見る。話に少し無理がある気がするが、それが江戸川乱歩のいいところかもしれない。筋は書かないが、この値段なら買って損はない。 | ||||
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2015〜16年の間に三鷹の森ジブリ美術館で表題の企画展示が行われました。巻頭には当時の展示パネルにあった漫画が収録されています。これが映画になったらと思うとワクワクすると同時に、カリオストロの城の元ネタの一部と思うと感動的です。 そして本題のサスペンス小説も古典でありながらなかなか奇想天外でハラハラします。先が気になってどうしようもなくなるので、寝不足注意です。 装丁が豪華で頁数もあり重いので、仰向けになって読むことはおススメしません。 | ||||
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江戸川乱歩を全て読んだ訳ではありませんが、自分の中では、面白さは上位です。 | ||||
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江戸川乱歩の作品ではあるが、実をいうともう100年以上前に黒岩涙光という作家が英国の小説を翻訳したものに乱歩が筆を加えた作品。大型のからくり時計の仕掛けを持つ屋敷で起こる殺人に、過去に同じように起こっていた殺人事件の謎がからみ、暗い過去を感じさせる美女が登場し、その彼女に興味を惹かれる主人公の青年が、彼女の正体を知りたくて謎に挑むものの、まるで迷路のようなからくり時計の屋敷に阻まれ彼女ともども危機に陥ってしまう等、時計塔という狭い空間を舞台としながらどこかのお城での冒険小説を読んでいるかのように、知的好奇心を煽られ、とてもわくわくする作品でした。宮崎監督がこの作品のファンというのもさもありなんというべき作品で、宮崎監督が表紙を書き下ろしてくださったのは出版物として宝物のような本で、未読の方は一見の価値がありますし、ファンは永久保存版としてぜひ押さえておきたい作品です。 | ||||
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江戸川乱歩×宮崎駿という最強のコラボはお見事! ただ、もう少し本文中に宮崎さんの挿絵が欲しかったのが残念・・・ | ||||
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子供の頃、紙芝居が楽しかった。あの語り口がなんとも懐かしい。 幽霊塔を読んでいてこれはまさしくあの紙芝居の世界だと思った。 あのたいそうな物言い、分かり易いストーリー、 登場人物全てが怪しく物語に関わっている。 乱歩の作品の多くがドラマ化されているが 確かに映像で観る面白さに満ち溢れている。 現代の推理小説は謎解きが緻密で複雑、読み解くのに苦労する。 そこが楽しみでもあるが、 本作品は日本の推理小説の原点としての価値を保っていると思うのである。 | ||||
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かなり安く購入できたので文句を言うつもりはありまんが、巻末に解説のようなものがあるともっと良かったですね。読みやすくて面白かったです。 | ||||
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宮崎駿監督の思いとか少年時代の想像力とかすごいと思いました。 | ||||
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妄想を膨らまして丹念に楽しめる一冊です。実写できる監督が現在の日本にはいないのでやはり宮崎駿監督のアニメで実現してほしい。映画化しませんといってもしたくなってくるんじゃないかなあ。 | ||||
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乱歩の一愛読者として、この作品には一夜を通して通読するほどの純粋な面白さがある。白髪鬼同様の黒岩涙香翻案小説のリライトである同作品は、さほどの乱歩の傾斜しがちな妖艶な残酷性が薄く、むしろワクワクするような冒険心溢れる作品である。 | ||||
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ジブリの展覧会に行ってから興味が湧き購入しました。正直、こんなに不気味で恐ろしい物語だとは思いませんでした。私はホラーが大の苦手で、読んだ後はトイレに行けないこともありました…。 現代のようなただのホラーではなく、人間の怖さ醜さも描かれており読み応えもあります。 | ||||
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宮崎駿が本作を元に本を書いたらしいので、読んでみました。 あんまりミステリって感じではないですね。 ミステリアスなヒロインを救うべく右往左往してたら結果的に真相が向こうから勝手にやってきたみたいなちょっと腑に落ちない感じです。 ちょっと宮崎作品のホームズに印象が似てますね。 ヒロインとの恋の行方や時計塔の謎や怪しい人物たちにドキドキハラハラしながら楽しめる一冊です。 | ||||
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小学生以来30年ぶりに読んだので 懐かしいとしての思い入れが強く つい★5にしてしまいました。 初見の人は 宮崎駿さんの巻頭漫画の意味は解りがたいと思いますので さらっと流し見をして 読み終えてからもう一度 巻頭漫画を読んでみたほうが面白く感じます。 残念ながら 本編の小説は 100年以上前の 黒岩涙香さんの改編翻訳で 江戸川乱歩の作品ではない為 今となってしまいえば トリックや謎は安易に想像できてしまい どんでん返しもなく ドキドキや驚きはない といえます。 その点を期待するとがっかりすることはまちがいなく 本編注釈にも書かれていますが あくまでも子供達に読んでもらう用 言語も改編されているらしく 読みやすいので 漫画好きな子に 小説の入り口としてすすめるのに良い本ではないかと思います。 ★アマゾンの性質上 類似の文庫版が同時に表示されていますが こちらには宮崎駿さんの巻頭漫画は付いていませんので お間違えない様にしてください | ||||
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子供にゆずったので購入しました。むかしはハラハラして読んだものです。仕事がら遠出できないので、家での楽しみ用です。 | ||||
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おもしろかった! 謎めいた洋館、聖書の暗号、幽霊に首なし死体に人間創造(!)、クライマックスは時計仕掛けの迷路と、雰囲気たっぷりな道具立ての楽しさで立派なエンタメになっている。雑誌連載作品なので、短く切られた一章ごとに事件が起きて、さくさくとテンポよく話が進む。謎も仕掛けも今読むと単純だし、読み始めてすぐにだいたいの筋も読めてしまうのだが、それでも本書がミステリとして成立しているのは、主人公であり語り手の北川さんのウカツさとボンクラぶりによるところが大きい。ドキドキ光る日本刀にドキドキ♡ | ||||
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誕生日プレゼントとして(笑)で購入しました。 中古感は否めませんが なかなか売っていなかったので 喜んでくれました!到着も早かったです。 | ||||
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【内容(ネタバレ禁止!)】 江戸川乱歩の隠れた名作を、宮崎駿の挿絵で読める、という何とも豪華な本! 【ささった言葉】 だが、天国の隣にはいつも地獄が待ちかまえている。 【感想と教訓】 何とも美しい宮崎駿の挿し絵に、乱歩の読みやすい文体、期待通りのハラハラドキドキのストーリー展開、そして何より登場人物たちのキャラが立ち、「幽霊塔」という魅力極まる抜群の舞台装置。 しかも最後に「大団円」の章で終わる(どんな大団円かはナイショ!)のが少々子供向けではあるが、これはこれで何ともイイ味を出しており、ほっとする。 さすが江戸川乱歩の、期待を裏切らぬさすがの逸品。 宮崎駿はまた引退宣言してしまったが、また復帰して、ぜひこれアニメにしてほしいなあ(^_^) | ||||
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ジブリ美術館の企画展で初めて存在を知って興味を持って購入しました…が!面白すぎて止まりません!まだ半分までしか来ていませんが、久々に寝不足の毎日…。 乱歩と言えば人間椅子のようなある種異様な、あまり後味の良くない怪奇ストーリーのイメージで、エンターテイメント性を感じたことがなく、なんとなく敬遠していましたが、これは面白い!最後まで読んでいないので後味までは分かりませんが、次から次へと畳み掛けるような謎の連続で息をもつかせぬ展開です。 宮崎さんの絵コンテも楽しいです。 映画化して欲しいなぁ…。 | ||||
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宮崎駿の頭の中を少し覗いたような感覚です。 幽霊塔は読んだことがある作品でしたが、買って損はありませんでした。 | ||||
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江戸川乱歩の「幽霊塔」好きな人、ハードカバーになったのは幸い。まず無い機会なので買いましょう。 怪奇大ロマンなのに表紙がまったく怖くない!と怒るかもしれませんが、 宮崎監督は作中で、原作の「灰色の女のほうが好きなんだ!」と力説してたり 「すみません、大先輩方のようにこわくかけません」と土下座しているので、気にしないことにしましょう。 宮崎アニメのファンの人、自画の宮崎監督やら作風やら小説の内容が宮崎アニメとかなり違うので戸惑うかもしれません。 よく考えて買いましょう。 アニメ雑誌のインタビューやら「雑想ノート」を読んだ人、監督はあいかわらずの豚の雑な人でノリは同じです。 口絵16ページで、監督と江戸川乱歩のこの作品との出会いの漫画化、 「幽霊塔」の翻案の変遷、時代背景、考証とイメージの違い、文化論、絵コンテなどなど、 雑想ノートのようなノリの漫画エッセイで、皮肉や自虐たっぷりに詳細に描いてます。 これがまたえらい楽しい。 この内容の濃さと好き勝手さで、単品での商品でなくジブリ美術館の一展示物でしかないというんだから恐れ入ります。 これだけで2000円の価値はあるんじゃないだろうか。 | ||||
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