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幽霊塔
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【この小説が収録されている参考書籍】
幽霊塔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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私が無知であることも大きいのですが、独特の漢字の表記だったり、読めない表記があったり、訳してみるとなるほどとはなるけれどその度に中断するので、これは面白いのか?と思って読んでいた。 後半になってなんとなくスムーズに読める様になり面白みが増した気がします。時折読者に語りかける斬新さも興味深かった。 | ||||
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塔の仕掛けや謎の美女、おどろおどろしい雰囲気は魅力的で、様々な人が推すのも納得です。当時の娯楽通俗小説として傑作だったんだろうなあというスタンスで面白く読めました。 驚いたのは一人称で語る主人公の価値観です。巻末に「差別的表現もそのままにしている」旨の断り書きはありますが、それにしても女性蔑視、障害者蔑視、職業や身分差別的な記述がこれでもかというほど繰り返し出てきます。また、これは主人公の性格設定かもしれませんが、極端なルッキズムはいっそ爽快なほどです。正直ストーリーよりも、すごい感覚の時代だったのだなという印象が強いです。 「今の子どもたちにも面白いのではないか、読んでほしい」というレビューもありますが、その点を分けて考えられる年齢かどうか、相当注意が必要だと思います。昔を懐かしんでドキドキして読んだというシニアの方は、違和感は持たれないのでしょうか…いろいろと余計なことが気になりました。 | ||||
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50年ぶりに再読しました。後半がイマイチの作品ですね。舞台設定はとても好みなのでが。 | ||||
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最後まで読みました。面白かったです。栄子の役割が一昔の悪役女だったのが気になりました。 | ||||
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長編2作品(幽霊塔、悪魔の紋章)と随筆8作品が書かれています。 最近、江戸川乱歩さんの小説のパターンがだんだん見えてくるようになり、悪魔の紋章では前半で犯人がわかってしまいました。 幽霊塔は、時計台のある古い幽霊が出て財宝が隠されているという噂もある洋館を主人公の育ての親の叔父さんが購入します。その洋館で出会った美しい娘の周辺で事件がおきますが、主人公は馬鹿がつくぐらいこの娘に恋をし、娘の過去にも迫ります。 悪魔の紋章は、父親の恨みを40年も引き継ぎ続けた犯人が復讐相手の父親と娘2人を殺す話です。 明智小五郎が最終盤に登場して父親だけは殺されずに済み、犯人もあっさりとわかってしまいます。 | ||||
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宮崎駿先生の絵がもっとあるのかと期待したのですが、最初の数ページでした。 江戸川乱歩の本は初めて読みましたが、 文章の表現が古くて読みづらかったです。 | ||||
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ジブリの絵が描かれている表紙に魅かれて読んでみました。 中身はほぼ江戸川乱歩の小説で、少し宮崎駿の漫画が解説の代わりについてるかなといった感じです。 叔父の購入した幽霊塔に住むことになった主人公はそこで美しい女性と出会い、その女性に一目ぼれしたことをきっかけに事件に巻き込まれていくというお話。 次々に事件が起こり、謎が分かるまではとてもワクワクします。 でも、謎が分かってからは「あ、なんだそんなことだったんだ・・。」とちょっとガッカリするかも? 時代が百年前に書かれた小説ということもあり、今とはまったく価値観が違うし、今はそんなに驚かないことも昔はビックリするようなことかもしれません。 あと、まったく読みづらいわけではないのですが、文章を現在でも読みやすいように書き直してあるといっても、なんだかちょっと堅いような、かしこまった感じのする文章で、なかなかページが進まなかったのもあって、星3で。 | ||||
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キンドル版は格安ですが書籍版と違って宮崎駿の扉絵がありません全くの別物です。 純粋に江戸川乱歩の作品オンリーとなっています。 アマゾンさんも別物ということをもっと明記してくれないと私みたいに値段の安さに つられて間違って購入してしまう方がいるかもしれません。 結局、書籍版を買い直しました。 江戸川乱歩+宮崎駿のコラボは作品をぐっと魅力的にしてくれます。書籍版での 購入を強くお勧めします。 | ||||
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乱歩先生の「幽霊塔」は文句無しの傑作ですが、春陽文庫(ここも長らく 乱歩先生の作品を出版されていてありがたい版元なのですが)の所に 宮崎駿氏の「設定書」付きの岩波書店の単行本の レビューを載せてはいかんでしょう。 春陽文庫のおどろおどろしい表紙イラストを見て「宮崎駿・設定書」付き本と思うファンはいないと思いますが、「文庫も出てる。 安いから。 」と春陽文庫を発注してがっかりするファンが出ないとも限りません。 アマゾンさんの信用問題にもなりますので、(商品の説明の所に小さく注意書きはありますが)一刻も早く改善される事を望みます。 | ||||
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漫画の幽麗塔が面白かったので買ってみた・・・・ 文章の古さは気にならないし、それなりに面白かった。 | ||||
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面白さはあります。 ですが、話の展開がまだるっこしく、主人公が凡庸過ぎると感じました。 簡単にわかる謎にも、罠にも気づかず、すぐひっかかって後悔する始末。 【以下、ややネタバレかも?】 でも、偶然が幸いして、悪人の方が自滅して、事件は解決します。主人公は、自分ではほとんど何も解決しません。 伏線も、謎も極めて素直で、想像通りの結果となり、あまり驚きはありません。 そのわりには噛んで含めるような描写で、くどい気がします。 が、子供向けのお話と考えれば、それでいいのかもしれません。 こう感じてしまうのは、現代の小説やドラマ、映画などの、スピーディーな展開に慣れ親しんでいるせいかな、とも思います。 良くも悪くも、昔の小説という印象です。 面白さのレベルでは☆2つですが、宮崎駿氏の書き下ろしエッセイ風マンガは楽しいので、☆3つにしました。 | ||||
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黒岩涙香版を先に読んだが、乱歩版のほうが簡潔かつ読みやすいものになっている。 しかし涙香版からカットされた部分が多く、ラストもあっさりしている。 これだと謎の美女が散々口にする『使命』(涙香版では密旨)が今ひとつ物足りない。 | ||||
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