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幽霊塔
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【この小説が収録されている参考書籍】
幽霊塔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全77件 21~40 2/4ページ
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長編2作品(幽霊塔、悪魔の紋章)と随筆8作品が書かれています。 最近、江戸川乱歩さんの小説のパターンがだんだん見えてくるようになり、悪魔の紋章では前半で犯人がわかってしまいました。 幽霊塔は、時計台のある古い幽霊が出て財宝が隠されているという噂もある洋館を主人公の育ての親の叔父さんが購入します。その洋館で出会った美しい娘の周辺で事件がおきますが、主人公は馬鹿がつくぐらいこの娘に恋をし、娘の過去にも迫ります。 悪魔の紋章は、父親の恨みを40年も引き継ぎ続けた犯人が復讐相手の父親と娘2人を殺す話です。 明智小五郎が最終盤に登場して父親だけは殺されずに済み、犯人もあっさりとわかってしまいます。 | ||||
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以前図書館から借りた創元推理文庫でこの作品を読み、次に黒岩涙香の同名作品を読みました。 原作は海外ですが、改めて二つの翻案(翻訳ではない)作品(乱歩は涙香作品に感化されて執筆した)を比較してみたくてKindle版で安く購入しました。 別途購入した99円の江戸川乱歩作品集107作品にはこれが収載されていなかったので。 Kindle版は安いしFire7でいつでもどこでも読めるし老眼には楽だしでとても助かっています。 さて作品は読みごたえのある長編で、物語の展開が実にドラマチックですからグイグイ引っ張られます。 名作だと思いますが改めて比較すると、明治時代の重々しい文体と難読漢字で少々疲れますが涙香作品の方が雰囲気が出ていて私は好きです。 | ||||
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I bought this book for Miyazaki’s intro manga, the book is in Japanese, it’s a great for anyone of is a Miyazaki fan. | ||||
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宮崎駿先生の絵がもっとあるのかと期待したのですが、最初の数ページでした。 江戸川乱歩の本は初めて読みましたが、 文章の表現が古くて読みづらかったです。 | ||||
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最初の作品解説が、どんな解説より、作品の雰囲気を盛り上げます。そして、さすが映像作家と感じます。作品ともども、ひきこまれます。 | ||||
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たしかこのバージョンかな?挿し絵がオリジナル復刻版で入っているのだが、いかんせん時代が時代で、ヒロインの顔が原節子なのだ!! どうせ絵入りなら、駿版で読みたかったなぁ!! 内容はいつも通りの乱歩。 | ||||
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丸尾末広が何冊か乱歩を漫画化していますが、てっきりそれらのように宮崎駿が全編漫画化したと思って買ってしまいました。なんと漫画は冒頭16頁だけそれもストーリーの一部というわけでもなく。文章だけなら文庫で1000円以下で買えますよ。この本はその漫画を少しつけただけで2160円。 岩波ともあろうものが。岩波と言えば昭和の時代には思想関係で超一流だったんでしょ。なんでこんな本を出すのか?分らないです。 | ||||
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この話は初めて読む推理小説だったが、例によって明智小五郎の活躍で解決を見る。話に少し無理がある気がするが、それが江戸川乱歩のいいところかもしれない。筋は書かないが、この値段なら買って損はない。 | ||||
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2015〜16年の間に三鷹の森ジブリ美術館で表題の企画展示が行われました。巻頭には当時の展示パネルにあった漫画が収録されています。これが映画になったらと思うとワクワクすると同時に、カリオストロの城の元ネタの一部と思うと感動的です。 そして本題のサスペンス小説も古典でありながらなかなか奇想天外でハラハラします。先が気になってどうしようもなくなるので、寝不足注意です。 装丁が豪華で頁数もあり重いので、仰向けになって読むことはおススメしません。 | ||||
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ジブリの絵が描かれている表紙に魅かれて読んでみました。 中身はほぼ江戸川乱歩の小説で、少し宮崎駿の漫画が解説の代わりについてるかなといった感じです。 叔父の購入した幽霊塔に住むことになった主人公はそこで美しい女性と出会い、その女性に一目ぼれしたことをきっかけに事件に巻き込まれていくというお話。 次々に事件が起こり、謎が分かるまではとてもワクワクします。 でも、謎が分かってからは「あ、なんだそんなことだったんだ・・。」とちょっとガッカリするかも? 時代が百年前に書かれた小説ということもあり、今とはまったく価値観が違うし、今はそんなに驚かないことも昔はビックリするようなことかもしれません。 あと、まったく読みづらいわけではないのですが、文章を現在でも読みやすいように書き直してあるといっても、なんだかちょっと堅いような、かしこまった感じのする文章で、なかなかページが進まなかったのもあって、星3で。 | ||||
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kindle版を購入しましたが、「二つの顔型」の冒頭の原稿が抜け落ちています。 また、kindle版に宮崎駿の絵は一切ありません。kindle版の商品内容の説明文にはあたかも口絵があるかのように表記されていますが、ありませんのでご注意ください。 | ||||
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江戸川乱歩を全て読んだ訳ではありませんが、自分の中では、面白さは上位です。 | ||||
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キンドル版は格安ですが書籍版と違って宮崎駿の扉絵がありません全くの別物です。 純粋に江戸川乱歩の作品オンリーとなっています。 アマゾンさんも別物ということをもっと明記してくれないと私みたいに値段の安さに つられて間違って購入してしまう方がいるかもしれません。 結局、書籍版を買い直しました。 江戸川乱歩+宮崎駿のコラボは作品をぐっと魅力的にしてくれます。書籍版での 購入を強くお勧めします。 | ||||
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江戸川乱歩の作品ではあるが、実をいうともう100年以上前に黒岩涙光という作家が英国の小説を翻訳したものに乱歩が筆を加えた作品。大型のからくり時計の仕掛けを持つ屋敷で起こる殺人に、過去に同じように起こっていた殺人事件の謎がからみ、暗い過去を感じさせる美女が登場し、その彼女に興味を惹かれる主人公の青年が、彼女の正体を知りたくて謎に挑むものの、まるで迷路のようなからくり時計の屋敷に阻まれ彼女ともども危機に陥ってしまう等、時計塔という狭い空間を舞台としながらどこかのお城での冒険小説を読んでいるかのように、知的好奇心を煽られ、とてもわくわくする作品でした。宮崎監督がこの作品のファンというのもさもありなんというべき作品で、宮崎監督が表紙を書き下ろしてくださったのは出版物として宝物のような本で、未読の方は一見の価値がありますし、ファンは永久保存版としてぜひ押さえておきたい作品です。 | ||||
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江戸川乱歩×宮崎駿という最強のコラボはお見事! ただ、もう少し本文中に宮崎さんの挿絵が欲しかったのが残念・・・ | ||||
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子供の頃、紙芝居が楽しかった。あの語り口がなんとも懐かしい。 幽霊塔を読んでいてこれはまさしくあの紙芝居の世界だと思った。 あのたいそうな物言い、分かり易いストーリー、 登場人物全てが怪しく物語に関わっている。 乱歩の作品の多くがドラマ化されているが 確かに映像で観る面白さに満ち溢れている。 現代の推理小説は謎解きが緻密で複雑、読み解くのに苦労する。 そこが楽しみでもあるが、 本作品は日本の推理小説の原点としての価値を保っていると思うのである。 | ||||
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かなり安く購入できたので文句を言うつもりはありまんが、巻末に解説のようなものがあるともっと良かったですね。読みやすくて面白かったです。 | ||||
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宮崎駿監督の思いとか少年時代の想像力とかすごいと思いました。 | ||||
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妄想を膨らまして丹念に楽しめる一冊です。実写できる監督が現在の日本にはいないのでやはり宮崎駿監督のアニメで実現してほしい。映画化しませんといってもしたくなってくるんじゃないかなあ。 | ||||
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乱歩の一愛読者として、この作品には一夜を通して通読するほどの純粋な面白さがある。白髪鬼同様の黒岩涙香翻案小説のリライトである同作品は、さほどの乱歩の傾斜しがちな妖艶な残酷性が薄く、むしろワクワクするような冒険心溢れる作品である。 | ||||
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