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記号を喰う魔女 FOOD CHAIN



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【この小説が収録されている参考書籍】
記号を喰う魔女 (講談社ノベルス)

記号を喰う魔女 FOOD CHAINの評価: 3.43/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

カニバリズムのお話。読み応え十分。

安藤シリーズの第5弾目。
このシリーズには、SFだったり、普通の殺人事件だったりと、いろんなバリエーションがあって、とても面白いです。
今回は、安藤直樹の母親の同級生・小林が主人公で、彼らが中学生の時のお話。孤島でのサバイバルです。
そして、カニバリズムが話の中心となっています。
安藤母の思考回路は共感し難いものがありましたが、考えのひとつとしては興味深いですし、カニバリズムの雑学がところどころに出てきて、読み応え十分でした。
記号を喰う魔女 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:記号を喰う魔女 (講談社ノベルス)より
4061821288
No.3:
(4pt)

まさに人を喰った話だ

メフィスト賞作家の浦賀氏の初期作長編。
今回は孤島を舞台に訪れた中学生達が謎の連続殺人に巻き込まれるという本格ミステリーっぽい設定になっており、一応事件の真相や犯人などのミステリー要素があるが、読後は全くミステリーを読んだという感じがしない。
著者が本書でメインに据えたのが、カニバリズム、つまり人喰いである。
作者の作品はカニバリズムを描いたものが多いが、その中でもこのテーマに真正面から挑んだ異色人喰物語である。
好き嫌いがはっきり出る話だが、個人的には人喰いの世界的歴史的な薀蓄は楽しめた。
浦賀作品の中ではその題材、殺伐さで極北とも言える作品だが、読めば最後まで惹きつけるパワーがある。
記号を喰う魔女 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:記号を喰う魔女 (講談社ノベルス)より
4061821288
No.2:
(5pt)

久々の秀作。

記憶の果て以来、なんとなく微妙だった浦賀作品だったが、とうとうやってくれた。
 前編にみなぎるサスペンス性。登場人物はのきなみ狂っている。ついに本性を見せたか、という感じ。
 テーマはカニバリズム。世界各国、小説から風習にいたるまでのカニバリズムをバックグラウンドに、孤島で起こる狂気の復讐を描く。誰が味方で誰が敵だかわからない。主人公はヒロインの安藤を守るころだけを考えるが、安藤は……
記号を喰う魔女 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:記号を喰う魔女 (講談社ノベルス)より
4061821288
No.1:
(5pt)

カニバリズムはタブーなのか???

浦賀作品は全て読んでますが、一番好きな作品がこれです。他の作品とは少し離れたところにあると思います。孤島に出かけていくってとこがありきたりだけどそこからありきたりではない濃いストーリーに発展するところが作者の手腕だと思う。カニバリズムについてのこともいろいろ学べるよ。
記号を喰う魔女 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:記号を喰う魔女 (講談社ノベルス)より
4061821288

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